メカトロオイル交換の考察②
目的
修理・故障・メンテナンス
作業
DIY
難易度
初級
作業時間
1時間以内
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以前メカトロオイルの交換時、ネット情報でアクセスが簡単なブリーザーキャップからオイルを注入する方法で
交換したのですが、正攻法でなく、ブリーザーキャップの穴も小径なので注入に苦労したので、ワークマニュアルにある正規のメカトロのオイル用サービスホールにアクセスするためにスターターを外す検証をしました。
メカトロオイルの交換は自分的に5万キロか5年毎位でいいと思います。たぶんディーラーはあまりこころよく交換を受けないと思います。よくわかりませんがね。自分の場合5万キロは3年から4年で走行しますが、3.5万キロで中古で乗り出した時、DSGの乗り方をわきまえてないのとフルード関係も無交換だったのもあって、発進時にジャダーというかガガガガッとかいう感じのスムーズでないのがたまにあったので納車4か月後5000kmくらいで駆動系のフルードを自分で交換しましたね。
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DSGフルードの方は確実に3万キロで交換した方が良いでしょうね。自分は交換後、ジャダーのような発進は皆無で、アクセルワークもDSGに慣れてきたのも有るかもしれませんがオイルの交換が確実に功を奏してると思います。しかしそれはメカトロの方でなくDSGオイルのほうですけどね。
でも故障予防のためにメカトロの方も自分は3万キロくらいで交換実施しようと思ってますね。DSGオイルもメカトロのハイドロフルードも安いもんなんだし。
でバッテリーを外します。13mmソケットとエクステンションバーです。
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ターミナルの10mmのナットを外す前にメモリー対策でOBDⅡコネクタにメモリキーパーをつないでからバッテリーをおろし、上〇2か所のナット2個と真ん中のボルト1本を13mmソケットで外します。
写真一番下の〇は最初に外したバッテリーを固定するプレート用の穴です。
バッテリーホルダーは配線がクリップで4箇所位止まってますので外します。普通に外せます。
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でバッテリーのホルダーを外すとスターターが有りますが、それのフランジをギアボックス本体に固定する18mmのボルトを2箇所外します。これがなかなかのもので、非常にアクセスしにくい。エクステンションバーやら変換ソケットやユニバーサルジョイントを超駆使して外しました。アクセスしにくい手前の方はスターターの下側にあるので手探りでソケットをはめます。14mmのトリプルスクエア(フロントのショックとナックルを固定する箇所もそれ)の穴もあるのでそれでもできますが、18mmソケットでやりました。締め付けは80Nm
写真のボルトはアクセスしやすい上側のボルト
自分のは1.4LのCZEAエンジンなのでバッテリーホルダーまで外さないと無理だけど、1.2TSIなどはバッテリーは外さなくてもいけるのかな?わかりませんが、バッテリーのターミナルは感電防止で外さないと無理ですが。
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で、スターターの画像は必死だったので無いのですが、スターターは右の脇にどけてます。でギアボックスの上面が顔を出します。下の〇がブリーザーキャップで以前はこのキャップをパカッっと開けて5mm位の小さい穴からチマチマとオイルを圧送した訳です。なかなかゆっくりと圧送しないと吹きこぼれがあったりと苦労しましたが、スターターもバッテリー外さなくてもいいアクセスの良さが有ります。
上の〇が今回確認したオイル用のサービスホール。
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でここに漏斗を差すなりオイラーで圧送するなりやり易いようにメカトロフルードを6R、6Cの乾式7速はモデル問わず0.9L入れればいいのです。
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んで、ワークショップマニュアルで解せないのが、ドレン方法で、サービスホールとブリーザーキャップを開けてユニットを逆さまにしてドレンするようにしか書いてない。
When turning the mechatronic unit,
the oil will flow out of both the
oil drilling and the bleeder hole. Make sure to hold both openings
over the tray of the used oil collection and extraction unit - V.A.G
1782- .
– Turn over mechatronic unit, and drain oil completely.
ユニット下にドレンボルトがあるのに。
前回はアンダーパネルを外して同様の対辺5mmのHEXボルトを開けて抜いてるのに、ドレンボルトの記述は全くなし。なんでだろーね笑
まあブリーザーキャップを開けた穴とサービスホールからハイドロフルードが出てくるってことは場所や穴付近のフルードの流動性はともかくとして同様に注入できるってことだから、ブリーザーホールからの注入も間違ってはいないという事ですな。ただ入れにくいだけ。
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でこれが注入側のサービスホールのボルト、対辺5mmのHEX穴
締め付けは5Nm+90°です、手トルクで普通に締めました。
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これ見るとブリーザーの穴は小さいのが比べて判りますよね?
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ウエスにパーツクリーナ染み込ませて拭いてボルトを締めました。
まあ確認できましたのでめでたしめでたし、次はこれでメカトロオイル入れようと思います。
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低トルク用と高トルク用のトルクレンチとエクステンションバー250mm、150mm、75mm、ユニバーサルソケット、6.35,9.5,12.7の変換ソケット、ソケット18mm、13mm、10mm、対辺5mmの6角。
小さいラチェットレンチハンドル。
14mmのトリプルスクエア以外はすべて駆使しました。どれを除いても作業が進まないでしょう。13mmって、、使うかね普通?
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