
米がなくなったので米をつきます。この精米機は20年くらい使ってますが、業務用なので一度に一俵の半分の30kg(この辺では半たらって言います)を精米できる。電源は三相200V。

矢印の方向に米が循環し、下の写真の網のとことで糠が削られて行きます。
玄米をホッパーに張り込みますが、よく失敗するのが排出口を開けっ放しで入れて米をばら撒いてしまいます。

確実に締めて張り込みます。

循環量調整レバーを最初小さい数字からはじめ、圧力メータの針がレッドゾーンに入らない程度で段々増やしていきます。タイマーは60分にセット。

循環量調整しながら60分後、かなりつけてきました。

まだ白い部分があるのであと20分くらいつきます。
溜まった糠をほじくってみると、かなり白くなってきたのが分かります。

20分後。

いい感じです。
糠の重さを量ると3.7kgありました。一般的に玄米の1割位の糠を取るみたいですが、親父にもっとつけと言われるので多めに取ります。
ついた米はすぐに冷まします。

広げて冷ました方が良いのですが、面倒くさいしスズメに食べられるので小分けにします。

こうしておくと、米が切れた時に袋ごと持っていけるので便利。
精米機を掃除します。温かい時期は、ちゃんとやらないと虫がわきます。
糠は、筍や角煮に使えますが今回は使わないので畑に撒きます。

玄米は家族一年分を保冷庫で保存してています。

以前、保冷庫は床に直置きだったのですが、2019年台風19号の水害でやられたので台を作り、その上に置いてます。

↑当時、買っばかりの米22袋が水に浸かり、廃棄しました。コンテナも浮き上り2mくらい動いてしまいました。この状況は、フジテレビの「めざましどようび」で放送されました。実際取材を一時間くらい受けましたが、使われたのは、30秒くらい。水没したクルマたちの悲惨な状況も撮影してましたが使われませんでしたね。残念。

精米機も水没。

米を買っていた親父の友人からお見舞いで玄米をもらったので使おうとしたら、異音と振動で使えなかった。その後、水害の片付けも済んだので分解した所、主軸の両端ベアリングが錆びてガタガタになっていた。モノタロウでベアリングを購入して交換した。それ以外の部分は清掃しただけで復活した。

他にも納屋にあった沢山の農機具が水没し修理する事になったが、今は台の上に置いてあるので大丈夫。
Posted at 2022/01/16 14:03:38 | |
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