
前半が故障というネガティブな話だったので、後半は、ポジティブにC5に乗り続けた理由です。
【快適さは速さに繋がる】
シトロエンのHPで、現行のシトロエンC5エアクロスのキャッチコピーは「すべては快適さのために。シトロエンが100年の歴史の中で掲げてきた最も大切なテーマです・・・。」と書かれています。
私にとって、「快適さ=速さ」でした。
初代C5、とにかく高速道路で距離が延びれば延びるほど速かった。この場合の速さは、速度ではなく到着時間の速さです。
助手席や後部座席に乗るのなら、乗り心地が良くてシートも良くて遮音性も高いなら快適です。
ドライバーにとっては?この快適さが疲労の軽減につながります。運転しても疲労が少ない。つまり集中力が持続します。
だから高速道路で一定速度を保ったまま予測運転に集中し長時間運転できました。そして、疲労度が少ないため休憩回数が最低限となります。
結果、目的地に速く着きます。
初代C5は修理に1週間以上かかることがざらでした。で、代車は同カテゴリーの国産車でしたが、これが疲れる。高速道路を走るとC5に乗っているときよりも疲れるんです。
初代C5前期型で高速道路での疲労の少なさと速さが気に入ったため、前期型がダメになったとき、即座に後期型にしました。後期型がエンジントラブルになったとき、C5エアクロスに乗り換えました。
この「快適性=速さ」の虜になっていたんでしょうね。
【炎・縁】
シトロエン、シトロ炎、シトロ縁。
「シトロ炎」、一度このシトロ炎の火が付くとなかなか消えないためずっとシトロエンに乗るという。とくにハイドロ系ではよくあることだそうです。私もまだ燃えています。
「シトロ縁」、これは不思議だな~縁なのかな~と思う。
2012年、初代C5前期型がダメになる寸前。修理費は50万円オーバー+車検代。走行距離は13万キロ超え。部品も国内にはほぼ無くなってきている状態でした。当時は、シングルインカムでしたので私が自由に使える予算なんてたかが知れています。ローンを組んだとしても100万円までです。現金では30万円が限界でした。
マイナーな車でしたので、初代C5は販売台数も少なく中古車で認定中古車なんて1年に1~2台しか出ません。これは絶望的です。
国産にするか。プジョーの307SWなら認定中古車でなんとか買えるか。中古車情報を見て探していました。
で、期待せずシトロエンの認定中古車を見てみると、初代C5後期型の認定中古車。これが出た。2007年式の最終型で5年落ち。初代C5後期型の最後の認定中古車でした。しかも2台!正直、驚いた。というか固まっていました。ほぼ出ないと思っていたので。
速攻でメールを送り購入希望を熱く伝えました。で、現物を見ないで購入。予算通りでした。
初代C5後期型、2019年の10月にエンジンオイルのチェックランプが付いたのでディーラーにもっていきました。診断すると、メンドクサイ場所からエンジンオイル漏れがあるとメカニックが言う。エンジンを降ろす必要があり、修理費はかなりかかると。
車検まで半年くらいあり、修理して乗って、車検通して、この後通常販売となるベルランゴに乗ろうかと考えていました。走行距離が10万キロを超え、ATにも不調の兆しが見えていたので乗れたとしても残り3万キロ程度。ベルランゴ発売までは持つだろう。
ふと案内板に目が行く。偶然にも0%金利キャンペーン中でした。しかもこのキャンペーンが数日で終わるという。適応条件は当月中に登録するという条件でした。C5エアクロスの在庫確認したら今日明日くらいに頼べばギリギリ間に合うという。でも、もろもろで500万円くらいしますよね、これ。
で、奥さんが一言。
「長く乗るんでしょ。買えば?」
オイル漏れを見てもらうためにディーラーに行ったはずなのにC5エアクロス買っていました。
まさか、3台続けてC5に乗るとは。もうC5に乗れなくなる時期が来ると次のC5がやって来ます。これは縁でしょうね。いや、呪いとも言える。
シトロ怨?
Posted at 2021/07/27 05:13:44 | |
トラックバック(0) |
シトロエン | 日記