来年1月に車検が終わってから実施しようと思っていたミニのヘッド載せ替えだが、寒くなってから時間がかかる作業をするのは嫌だなと思い、急遽決行することにした。
保管用に塗っていたオイルをパーツクリーナーで落とし、まずはステムシールを装着。
ステムシールは、結局、IN側にスバル純正流用品(強化品)、EX側にミニ1000のガスケットセットに入っていた純正標準品を装着した。
続いてバルブスプリングコンプレッサーを使ってバルブスプリング(新品)を装着。
コッターが磁石になっていなかったので、装着にかなり苦労した。。
次にやるときは、コッターを磁化したい。
その後、ロッカーアームのスタッドボルトを立てた後、側面を脱脂し、刷毛塗り耐熱塗料の「黒」で塗装した。
耐熱塗料の缶には「黒」と書いあるが、見た目は「艶消しダークグレー」。
最近のベンツの純正色のマッドブラックもこんな感じだったかな?
車の方は、キャブやらケーブル・ホース類やら、邪魔になる物を外していき、ヘッドナットも外して、後はスタッドボルトを抜けばヘッドが降ろせるというところまでは順調だったが、ヘッドボルトのスタッドボルトが10mmだったので、10mmのスタッドボルトリムーバーを持っておらず、急遽工具屋に買いに行くはめになった。。
フィットで家から一番近いストレートまで行き、10mmのスタッドボルトリムーバーを買おうとしたら10mmはセット物しかなく、結構高くついた。。
工具をゲットし、スタットボルトを外した後、固着してるかなと思いながらヘッドを持ち上げてみると、全く固着してなくて、あっさり降ろせた。
ガスケットの状態は、特に異常なし。
ヘッドの燃焼室も、カーボンはこびり付いているが、気筒間の差は特になし。
ヘッド+ガスケットの高さを計測すると70.9mmだった。
それに対し、内燃機屋で0.65mm面研してもらったヘッドと、新しいガスケットを合わせた高さを計測すると、70.1mmだった。
70.9mm-70.1mm=0.8mmとなり、実質的には0.8mm面研したのと同じになるため、想定より少し多めだった。
ヘッドを載せる前に、ピストンに付着したカーボンを除去。
こびり付いたカーボンが飛び散って他のシリンダーや水穴やネジ穴に入らないように、カーボンを削る部分以外は養生テープで保護しながら作業を実施。
腰下側のクリーニングを終えたところで、本日は作業終了。
明日朝、ヘッドを載せるところから再開予定。

Posted at 2022/11/05 21:42:08 | |
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