この度、ご縁がありまして2011年モデルの958カイエンから2017年モデルのマカンターボに乗換えることになりました。
957カイエンから乗り換えて4年9ヶ月、思い出が沢山あり愛着のあった958カイエン、これに代わるクルマはこれから出て来ることはないだろうなぁと思って乗り潰す覚悟でいたんです。つい先日までは!
しかし出会いは突然やってくるもんなんですね^_^
近所のショップでマカンGTSとマカンターボが置かれていて、ふと立ち寄ったのが乗り換えのきっかけです。
ポルシェ謹製のV6、3600ccツインターボは400馬力を発生し、7速PDKを組み合わせスムーズかつジェントルに加速します。データでは、スタートから100km/hまで4.8秒と266km/hの最高速度を誇ります。この加速性能はケイマンSと遜色ない性能ですが、とても恐ろしくってアクセルをベタ踏みすることができません。でも、この余裕が大人のスポーツカーの味付けなのかも知れません。
ハンドリングはカイエンとは似て似つかぬものです。次はスポーツカーに乗りたかった私、心はマカンターボのエンジン音と走りに魅了され、突然気が変わってしまいました。乗っていてとにかく楽しいです。それでもノーマルモードではとても静かで、高速道路でもこの印象は同じです。100km/hではエンジン音、ロードノイズも何処か遠くから囁くだけの静かな室内で静粛性はとても高いです。高速走行中は路面に吸い付くような走行フィーリングで安心して運転が楽しめます。
剛性感あるボディはパワフルなエンジンを受け止めて、サスペンションやステアリングの応答性などなどが相まって身のこなしは正にポルシェそのものです。マカンが登場して時間が経ちますが古さなどみじんも感じさせません。
また、意外にも通常走行の燃費も素のマカンやSと遜色ないほど良くドライビングマシンとして最高のプレジャーを与えてくれます。
インテリアについてシフトレバー周りのスイッチなど、ポルシェの文法に倣ったデザインです。シートは18wayとなっており、サイドサポートなども調整できるスポーツシートが装備されています。長時間座っても疲労が少ない優れたシートだと思います。これまでのカイエンの室内と比べるとコンパクト ですが、大人4人が座っても足下を含め快適な空間が確保されています。電動のリアゲートを装備した荷室も必要充分な広さです。
家族みんなが納得するジャストなボディサイズ、高級ホテルでくつろぐ様な上質感、乗り心地、スポーツカーと遜色ないハンドリングなどとても良いクルマだと思います。
マカン乗りの皆様、まだまだ知らないことがたくさんあると思いますので、これから色々とご教授下さい。