【Arduino】LinkECUへのCANデータ送信テスト

Arduinoを使ったCANデータの送受信テストです。

前回はLink→Arduinoへの受信でしたが、今回はArduino→Linkへの送信です。

入力に繋ぐセンサーやデジタル信号を仮想する為、タクトスイッチとボリューム抵抗を用意。

まずはアナログ入力値からテスト。

ボリューム抵抗を接続。4連です。

スケッチをさくっと。

嘘です大分苦労しました…

Arduino純正のIDEではなく、Visual Studio Codeを使っています。

アナログピンに入れた電圧が、Arduinoで認識されました。

CAN経由でLink側にも出ました。

簡単に見えますが、試行錯誤の上に成功です。コレほんと感動物ですよ。

おそらく繋ぐであろう温度センサーや圧力センサーをイメージして仮のキャリブレーションテーブルにて実値に変換まで。

続いてデジタル入力値もテスト。

タクトスイッチを繋いでいきます。

机の上がカオスです（汗

出ちゃいました♪

CAN Key Padみたいな物の自作に成功ですね。まだプロトタイプではありますが。

「Latch」の設定が地味ですが便利です。一回押したらマップが切り替わって、もう一回押したら元に戻るみたいな？押し込み式のボタンを用意しなくてもOKです。トグルスイッチとか、それはそれでロマンはありますけど。

Linkのマニュアルによりますと、「物理ピンは貴重だからCANで入出力して工夫してね♪」と書かれています。

実際にPC Linkで確認しますと、CAN DI、CAN AN、 CAN AUX、それぞれ16ch指定できる様子です。

物理端子数の少ないエントリーモデルのMonsoonXでも夢が広がりますね。エンジン制御とは直接関係の無い箇所から順に移行&活用しようと思います。