サイドシルスポイラー、エアロスプラッシュ(前後)、サイドストレーキ取付①(パーツ修復編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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今まで、DIYでG4を少しずつグレードアップしてきましたが、今回は、見た目が大きく変わる、Sグレード用のサイドシルスポイラーを、取り付けてみることにしました。
我家のG4 1.6iにこの純正サイドシルスポイラーは不適合ですが、みんカラ先輩諸氏は、うまく工夫して取りつけをされているようなので、自分もあやかってみることにしました。
そして、せっかくなので、サイドシルスポイラーがないと装着できないエアロスプラッシュ(フロント)とサイドストレーキも、さらに、どうせならと、エアロスプラッシュ(リア)も取り付けてみることにしました。
時間がとれた週末に、少しずつ作業を重ね、取り付けまでになんと1年以上もかかってしまいました。
それでは、作業開始。
新品は7万円ほどと高くて買えないので、自分の車と色違いで、かつ傷だらけの純正サイドシルスポイラー(写真)を、ネットオークションで17,200円(左右セット)で購入(品番は、96051FJ000##と96051FJ010##)し、修復と塗装を施すことにしました。
写真中央は、左側のサイドシルスポイラー。本来は、青い突起を、車体に空けられた穴にパチンパチンと はめ込んで取り付けるそうですが、我家のG4にはそんな穴は空いておりません。
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ということで、青いクリップを外し、ボディーへの取り付けは、このクリップがはまっていた箇所に両面テープを貼って行うことになります。
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サイドシルスポイラーのクリップがはまっていた箇所が、一箇所欠損しています。復元する必要があります。
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こんな擦り傷が、至る所に見られます。
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削れている箇所も、たくさんあります。
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エアロスプラッシュ(フロント)も中古パーツを購入(品番は、J1017FJ902とJ1017FJ903)。写真手前の黒いパーツが左サイドのパーツ(ネットフリマで2,700円)。写真奥の紺のパーツが右サイドのパーツ(ネットオークションで3,840円)。
我家のG4は、アイスシルバーメタリック(G1U)。
傷を修復後、同色に塗装します。
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エアロスプラッシュ(フロント)にも、このような亀裂があります。パテで、修復していきます。
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中性洗剤で洗浄後、拭き取り。
その後、シール剥がしスプレーを吹きかけながら、両面テープの剥がし残しを剥がしたり、こびりついたタールを拭き取るなど、中性洗剤では落ちない汚れを落としました。
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サイドシルスポイラーの欠損していたパーツを復元します。
右側のパーツの形を、左の欠損箇所に復元する作戦です。
まずは、欠損箇所を耐水ペーパー#180で足付け。
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復元パーツの型取りには、「プラリペア」を使用。お湯につけて、柔らかくします。
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柔らかくなった「プラリペア」をこねて丸くして、復元するパーツに押し付けて型をとります。
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復元するパーツに押し付けた「プラリペア」は、数分で冷めて固まります。
ペロリと剥がすと、型取りができました。
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粘土パテを用意して良く練り、型取りした「プラリペア」に押し付け、それを復元する箇所にぎゅっと押し付けます。
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1週間後、パテがしっかりと固まり、全く同じ形のパーツを復元することができました。
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実際にボディーに当ててみたら、高さが少し足りないようだったので、パテ盛りと耐水ペーパーによる研磨を繰り返して、このような形に整えました。
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その他の傷は、バンパーのキズ直しの手順と同じです。
傷が深い箇所は耐水ペーパー#100から研磨を開始。その後、その他の傷とともに耐水ペーパー#180で足付け→洗浄&拭取り→シリコンオフで脱脂→バンパープライマー吹付け→15分乾燥。
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次に、バンパーパテを傷の箇所に塗りたくります。傷だらけなので、パーツのほぼ半分がパテまみれ。パテは、1個半使いました。
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1週間以上乾燥後、耐水ペーパー#320で、段差を削り、指で触ってツルツルになるまで研磨します。
全体を塗装するので、パテ塗りをしていない部分も耐水ペーパー#320で隙間なく研磨し、足付けします
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研磨後、気泡等によるピンホールが出現しました。こうした箇所は、薄づけパテで埋めて1週間乾燥後、再度耐水ペーパー#320で研磨し、平滑にします。
この作業をしっかりしないと、ピンホールが残り、塗装後、穴が目立つので、目を皿のようにしてピンホールを探してはパテで埋めました。
施工箇所が広いために見落としもあり、4回もこの作業を繰り返しました。結果、この工程だけで、1ヶ月以上を要しました。
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サイドシルスポイラーのパテ塗り作業と足付け完了。
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エアロスプラッシュ(フロント)のパテ塗り作業と足付け完了。
次は、塗装の工程です。
サイドシルスポイラー、エアロスプラッシュ(前後)、サイドストレーキ取付②(塗装編)に続きます。
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