iZONE V3(駐車監視自動キャンセラー)の取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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以前、マルチバッテリー(ユピテル OP-MB4000)を取り付けて、ドラレコの駐車監視を可能にしましたが、3時間かけて満充電しても、8時間ほどでバッテリーが空になるという状況です(バッテリーが空になる時間は、使用状況により違うようです)。
http://minkara.carview.co.jp/userid/3374774/car/3138974/13243893/parts.aspx
私の車の使用環境は、平日は通勤で40分程度、週末に2〜3時間程度しか走らないので、充電が不十分なため、1日の駐車監視はせいぜい2〜3時間程度しかできません。
必要性の低い自宅での駐車監視をカットできれば、マルチバッテリーの消耗を減らし、必要な場所での駐車監視時間を延ばすことができるのではと考えました。
そこで、駐車監視が不要な場所をGPSで記憶することで、ドラレコへの電源を自動でカットして、駐車監視中のバッテリーの消耗を抑えることができるiZONE V3を取り付けることにしました。
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iZONE V3の本体は、とてもコンパクト。車内のどこに付けても邪魔になりにくいと思います。
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1年半ほど使用したという中古品を、フリマアプリで購入することができました。
内容物は、
①本体
②GPSアンテナ
③ACC電源に繋ぐ本体へのインプット配線
④ドラレコに繋ぐ本体からのアウトプット配線
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ACC電源からは、マルチバッテリーとiZONEへ二股配線する必要があったので、「エーモン電源分岐ハーネス 3350」を用意しました。
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さらに、GPSアンテナの下に敷く金属のGPSマットを購入。ネット通販で数百円でした。
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GPSマットは大きすぎてバランスが悪かったので、よく切れるハサミでカット。
ちょうどよいサイズになりました(下の写真)。
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本体へは、インプット、アウトプット、GPSアンテナの3つの配線を差し込みます。
インプットとアウトプットのコネクターは形状が違うため、間違えることはありません。
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GPSアンテナはダッシュボード上(上の写真の赤四角部分)、本体はキックパネル(下の写真の赤四角部分)に貼り付けることにしました。
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外す部分の拡大写真。
ギボシ端子を引っ張って外します。
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ギボシ端子を外した後、ヒューズボックス側の配線に、電源分岐ハーネスを接続しました。
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マルチバッテリーとiZONEに電源供給するため、それぞれに、配線を接続。
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写真は、ステップパネルを外した箇所。
フロア下から出てきている赤と黒の配線は、マルチバッテリーからの出力線(ドラレコへの電源供給線)で、ドラレコの赤黒配線にこの場所で繋がっています。
これを一旦外し、iZONEの入力端子に繋がる白と黒の配線に繋ぎなおします。
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外されたドラレコ側の赤と黒の配線を、iZONEの出力に繋がる黒と白の配線に繋ぎなおします。
黒と白の横に写る赤い配線は絶縁
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これで、配線作業は完了。ドラレコとマルチバッテリーの間に、iZONEを割り込ませた形になりました。
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配線の引回し処理をする前に、バッテリーを繋ぎなおして、動作確認。
GPS電波受信で緑ランプ点灯。
GPS登録で地点登録で青ランプ点灯。
青ランプ点灯で、ドラレコの電源が落ちました。
動作正常です。
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GPSアンテナの取り付け作業に移ります。
運転席側のツイーターカバー、Aピラーカバーを、内張り剥がしを使って外します。
Aピラーカバーは、内部で留まっているクリップを外さないと完全に取り外せませんが、長めのプライヤーでクリップの根元を捻れば簡単に外れます(写真は撮りませんでした)。
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GPSアンテナコードは、Aピラーとダッシュボードの間の隙間を通して運転席足元へ取り回します。
(左上写真)アンテナコードを取り付けたエーモン配線通しを隙間へ突っ込みます。
(右上写真)運転席足元に、配線通しが出てきました。
(下の写真)ダッシュボードに貼り付けたGPSアンテナから伸びるコードは、こんな感じになりました。
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アンテナコードが傷つかないように、内張り剥がしにクロスを巻いて、GPSアンテナコードをグイグイとフロントガラスとの間に押し込むと、うまく配線が隠れました。
Aピラーカバー、ツイーターカバーの順に元に戻して、ダッシュボード周辺の作業終了。
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余った配線は束ねて、足元にあった隙間に押し込みました。
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