ハヤシレーシングのアルミフィンドラムを付ける③
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
2
ドラム取り付けの正しい手順は、ホイールを外す→ドラムを外す→オートアジャスターを緩める→交換用のドラムをはめる→ホイールを戻す→完了!(整備手帳②参照)
なのですが、このアジャスターの位置がわからず、四苦八苦している時の事です。
実家での作業中だったので、全農ぐんまの父が、一体何をやっているのかと様子を見に来ました。
TARO(以下T)「ブレーキドラムを社外のアルミ製のやつに交換してるんだけど、なかなか入らなくって…」
全農ぐんま(以下G)「どれ、見せてみろ。これを入れればいいんか?(グッ)←無理矢理押し込む音」
T「被せるだけで良いと思うんだけど、明らかにドラムの内側よりブレーキシューの広がってる幅のほうが広いんだよね…」
G「入らんな(グッ)向きはこっちでいいんか?(グッ)固いな(グッ、グッ)」
T「これを緩める為のアジャスターがどこかにあるはずなんだけど、どこにあるのがわからなくて…」
G(ドラムをはめるのに夢中)
「(グッ)やっぱり固いな(グッ)こりゃ無理だな、これ…もしかして、幅がこっちの方が大きいんじゃねぇか?測ってみるか?」
T(だから、さっきそう言ったのに…)
3
G(メジャーを手にしながら)
「これやっぱりこっちの方が幅が大きいな、これは…無理だぞ…諦めろ。」
T「いや、だから、これを狭めるためのアジャスターがあるはずなんだけど、それがどこにあるかわからないんだよね」
G「それは………知らんな。やっぱ無理なんじゃねえか?諦めろ。」
やたらと諦めさせたがる父。
T「いやいやいやwちゃんと適合品だし、アジャスターを緩めろって取説にも書いてあるから絶対どこかにあるはずなんだけど、せめて仕組みがわかればなぁ…純正に戻すにしてもこれじゃ固くて大変だし…」
ガチャガチャ
T「ここがこうなって…こうだから…」
ガチャガチャガチャ
T「うーん…ブレーキ、少し動かしてみたらわかるのかな」
G「踏んでみるか?」
T「……そうだね、軽くね、」
G「やってみるわ!(ググググッ)」
T「ちょちょちょちょ、軽く軽く!」
ボタボタボタァ!
シリンダーから液体が滴り落ちましたw
4
液漏れが起きたのはシリンダーの赤矢印のところです。
ブレーキを踏みこんだ瞬間、ゴムとシリンダーの隙間から、これでもかと言うくらい液がタレてきました。
ブレーキシューが通常だと開いてはいけないところまで開いてしまい元に戻らなくなりました。
コペンくんが自走不能になりました。
G「…こりゃあ修理に出すしかねぇなw」
…
5
その後、アジャスターの緩め方はなんとか突き止めたのですが、ドラムの取り付けができたとしてもブレーキオイルが漏れている為、このまま走行はできません。(危険!)
結局、コペンくんは近所の車屋さんに出張工賃で診に来てもらう事になりました。
通常だとレッカー移動だと思うので、これは非常に有り難かったです!
感謝してもしきれません😭本当にありがとうございました!
しかも作業を近くで見せてもらえたのですが、あっっという間にブレーキを解体して、あっっっと言う間に原因を特定して、あっっと言う間に元通りにしていく様は、これぞプロの技!と、見ていて感動を覚えました。
(しかも素手です←これについては良いのかどうかわかりませんw)
動画もOKをもらったので載せたいと思いますが、貼り方がわからないので後日、できたらにします。
6
オイル漏れの原因は、シリンダーが限界を超えて押し出された為に、内部に線キズが入ってしまった事のようでした。
シリンダーごと取り替え+オイル交換(空気抜き)の作業が必要になりました。
交換用のシリンダーは思ったより安くて、5000円前後でした。(プラス諸々の工賃)
部品は納品が翌々日、その後に交換作業を行う為、4-5日の間コペンくんは自宅謹慎になりました。
G「お前、今日は俺の車に乗って帰れ。しばらく貸してやるから。」
急に男前になる父。
どうやら少し責任を感じているようですw
ブレーキを踏むよう言ったのは自分なので、全く責めていないですし、むしろ勉強になったなと思っています。
“ドラムの交換中にブレーキを踏んではいけない”
今考えたら、当たり前なんですけどね😂笑
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TAROはグレイスをてにいれた。
(数日間は借り物の車で過ごしました。父は最近、軽トラがメインカーなので全く問題なかったようです。)
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