風～・・・昔話

むか～し昔、東京の下町に野家汁男という青年がおったそうな。

野家汁男は自動車の整備の仕事をしておったが、実はクルマはそんなに好きではなくバイクに夢中だったそうな。乗っていたバイクはカワサキZ1100Rという大きなバイクだったそうじゃ。(ここで、シートによっかっかってGパンがお股に食い込み気味なのはツッコんではいかんのじゃ)





その頃は史上最大のバイクブームと言われてる頃でな、ネコも杓子もバイクバイクと騒いでおった。

そんなバイクブームの前からバイクに乗っていた野家はブームに便乗しているにわかライダーを気取っている連中が好きではなくてな。
とはいえ、出入りしていたバイク屋さんのツーリングクラブでは面倒見の良いお兄さん役をしていたそうじゃ。

言っておくが、決して若いオナゴライダーが目当てだったわけではないのじゃぞ。(←ここ重要)

ある日、いつものようにバイク屋でたむろっていると、あるオナゴライダーが『私は風を感じられるからバイクが好き』と言いおってな。

その娘がチョット気に入っていた野家は『ふ、俺は風は感じない。風を起こして走るんだ』とカッコつけて言ってみたそうじゃ。

俺、今カッコイイ事言っちゃった？と内心ほくそ笑んでいると・・・









その娘は全然聞いてねーしｗｗ






聞いていたのは今も親友のK君だけで、しかもK君は感心してほぉ～～っと・・・

おい違うよｗ君に言ったのではなくてな・・・ま、いっか(笑)



うん甘酸っぱい思い出じゃ（＾＾）　メデタシメデタシ♪






今はバイクに乗らなくなって久しいですが、ルーフベンチにこだわるのもこんな記憶があって風を欲しているからかな？実はエアコンの冷風が一番好きだったりもするけど(笑)


というワケで、『風』という言葉に反応してしまうワタクシでしたとさ。








○○○さん、新しい風は吹いてますか？涼しい風が気持ち良く感じられるようになった頃、何かイベントしましょうかね！