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何日かさぼってました(^o^;)

今日は、整備振興会にて新技術についての講習会がありました。
題材は日産ディーゼル(通称ＵＤ)の電子制御エアブレーキです。トラックのブレーキなんざ大したコトなかんべ？？とお気楽に行ったところ、こいつは優れたシステムで驚きでした。確実にインプの上行ってます。



まず、エアブレーキというのが、皆さん馴染みがないと思うのですが、フルードの替わりにエア圧を使います。大型車はまずコレですね。これをＥＣＵを使い、電子制御しているのが、今回のＥＥブレーキシステムです。
舵角センサー、Ｇセンサー、ヨーレートセンサー、車速センサーなど、一部乗用車で聞いたコトある名称です。これらのセンサーからの信号をＥＣＵで処理して、ブレーキとエンジン出力を制御します。その制御のすごいこと！

まず発進時のアクセル踏み込み量と加速度から積荷の重さを演算し、空車時と積載時のフィーリングが違わないよう、ブレーキペダルの踏み込み量と効きを調整してくれます。普通、空荷と満載ではブレーキ踏み込み量はまったく違うのですが、コイツの制御だと同じ感覚で踏めます。まさに経験いらず・・。
また、アンダーステアと判断したら、『内輪のみブレーキをかけ、出力を落として曲げる』オーバーステアと判断したら、『前輪に軽く、後輪を強めにブレーキをかけ、出力を落として曲がりすぎないようにする』など。


これってすごくないですか？内輪のみブレーキをかけるって、スポーツカーでもないですよ。
てなわけで、ナメて講習行ったのに、非常に勉強になりました。


＊写真は教材の車速センサーとそれを読むオシロスコープ。回転させるとモニターで波形が読み取れます。車速センサーは、ＡＢＳのセンサーもかねてます。この教材は、レコードプレーヤーに車速センサーを取りつけ、回転させられるようにしたＵＤさん自作の教材です。やるなＵＤ(笑)