ここ数日涼しくて過ごしやすいですね。
お盆休みも終わり、仕事再開ですが、今のところ仕事の予定はさほど無い、ってことで今日の仕事終わってから作業開始です。
実はGGAの足回りに不満が出ましてね。
先日、実家の母の介護もあり帰省、タイヤ&ホイールを夏前に換えてから初めて高速を走ったのですが、ハンドルふわふわして直進性が良くない、フロントの接地感が皆無、コーナーでもタイヤの反力、グリップ感の手ごたえも無く、なんか違和感バリバリで怖い。一般道の速度なら特に何てことないんですが、100km/hは落ち着きなくて怖いな。山手トンネルの中とか外環から関越に入るときのグルっと270度ターンの後半、フロントの接地感無くてぶっ飛びそうでビビったw
コーナー中って少し開けるじゃないですか。登り勾配あればなおさら。そうするとフロントの接地感がさらに減る。リヤはアクセルでクンって素直に入るので、余計にフロント荷重減るんだろうな。
前の195/65-15サイズのヘナチョコタイヤではそもそも全てがプァ過ぎてそんなことも感じないレベルでしたのでwww思えばあれこそが「安全」だったのかもしれないwとても飛ばす気になれないタイヤだったぞww
GGAはGDBよりステアリングギアボックスのギア比も大きいのでハンドルも軽いです。ふわふわ感はそのせいもあるとは思いますが、ラック交換までは大変なのでこちらは課題として、今出来る事をやってみましょう。
現在の足回りはショックケースはGGA純正、ショックカートリッジのみGDBの中古品と入れ替え、スプリングも前後ともGDB。
GDBより軽い車重の関係でフロント上がり気味、これを水平か少し前下がりにしたら接地感上がるんじゃない?ってことでフロントをGGA純正スプリングに戻してみます。
チョイとリフト上げてタイヤ外してアッパー外してホース分離、ナックル切り離してサスASSY摘出~分解。
左GGA 右GDB GDB太い、GGA細いけどより荒巻きピッチ
左GGA 右GDB GGAのほうが自由長は長い。
サクっと組んだらローター下にウマかけてリフトの足が浮く寸前までリフト下ろしてサスを縮めて1G状態に近くする。車全体で見た目ほぼ水平くらい。
ハブにキャンバーキャスターゲージをセットして・・・(写真は以前の流用)
ゲージの「D」の目盛りの気泡をセンターに合わせる。
キャンバーはこれだけで見れます。キャンバーボルトをセンターに仮組みしといたらキャンバー0度ジャストでした
キャンバーボルトを回してキャンバーを寝かせていきます。純正キャンバーボルトは最大で-0.75~+0.75でした。1°くらいつかなかったっけ??まあいいや。
左右とも0.5°にしておきます。普段乗り車なのであまりキャンバー付けてもね。
この状態なら左右差はかなり詰められます。ちょー便利だよキャンバーゲージ♪
これ、いままで会社のを借りてきて使ってたんだけど、今後を考えて中古品を買いました。1.5万近くしたけどアライメント出すの考えたら1回で元取れるw
とりあえず帰路でハンドルセンターを確認、明日サイドスリップでトーを確認します。
乗ってみてほとんど変化感じられずwwwww
どのくらいの変化かというと・・・
A:車替えた?
B:いや。
A:車変えただろ?
B:いや。替えてないよ。
A:わかった!ガソリン替えたな!
AB:ダッシュレーサー100ぅ!!!wahahahahaha!!!
ってくらいの変化です~www
少し走ってサスが落ち着いたところで車高確認しますか。たぶん変わってないんだろうけどw
ほんの少しブレーキのときのノーズダイブが増えたかな?そのせいかブレーキはこれまでより効いてるような気がする。こりゃリヤも戻したほうが良いかなって気もする。
余談
サイドスリップの「トーイン」とアライメントの「トーイン」は同じ言葉でも意味が違います。
サイドスリップ(用語)のトーはタイヤの横滑り量で、1m進むとトー側に〇〇mmならトーイン、アウト側ならトーアウト。アライメントのトーやキャンバーの影響を受けます。アライメントのトーがゼロ、完全な並行でキャンバーもゼロなら横滑りは発生しないのでゼロにはなりますが、実際にはキャンバーゼロってことはあまり無いので、少しでもキャンバー付いてれば横滑りは発生します。
*サイドスリップは車検の検査項目です。(イン5~アウト5の範囲内、だいたい整備工場ではゼロ付近に調整することが多いと思われますが、3未満ならあえて触らないかも。ハンドル位置ずれると面倒だしw)
アライメント(用語)のトーは、タイヤの前端と後端の並行度。前が狭かったらトーイン〇〇mm、前が広かったらトーアウト〇〇mm(または角度)。これはキャンバーやキャスターの影響は受けません。静的に固定されているときのタイヤの並行度なので。
ではなぜ私がサイドスリップを重視しているのか。
だって一人じゃ1G状態でのタイヤの並行度の測定とか正確に出来ないじゃんwトースカンあれば出来るかもしれんけど、そこまで用意してられん。
基準になる数値は、キタモトさんでレーザー測定でアライメントやってもらったとき、すぐにサイドスリップテスター通して横滑り量を測定済みなんです。これを元に、サイドスリップとキャンバーからトーを逆算します。
GC,GDで純正車高付近で、キャンバー0.75~1°、トーゼロ、この時のサイドスリップはアウト0.5~1くらいだったので、キャンバー0.75あたりに合わせてサイドスリップがアウト0.5~1なら、ほぼトーはゼロ位って考え方です。
これがノイエ式粗い目ント調整だZE☆
どんなに正確に測って調整しても、走ってりゃ常に動いてる数値なのでそんなに細かくは気にしなくてもOKっしょ!って妥協もあるからね。
実際これで合わせてからキタモトさんに持っていったら、「全然狂ってませんでしたよ」となりまして、それから自身持ってやってます。
来年以降、サイドスリップテスターが使えなくなるって問題は有りますけど・・・。それはまた何か考えよう。
Posted at 2021/08/16 22:18:28 | |
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