GGAクロスジョイント流用加工

GCのシフトレバーにGGAクロスジョイントを流用可能なのは確認済み。寸法的にはバッチリです。ジョイントのサイズアップでフィーリングがどうなるか？サイズアップしたことで、後々ブッシュを「無加工で」ニードルベアリングに変更できる可能性も秘めており、発展性のある流用と思われます。

標準TY754にはそのままイケますが、TY752,TY754でもRAクロスには外付けのスプリングが必要になります。これがないと1～2速側からニュートラルに戻りません。(TY754はケース内部に戻し機構が内蔵されています)
が、GGAにはクロスの設定が無いため、スプリングが取り付けできるようにはなっていません。
そこでGCのジョイントからスプリング取り付けの部分をカットしてＧＧＡジョイントに移植します。

ジョイント内側、どこにも干渉しない位置に溶接します。内側はベアリング化も考慮してスペース開けておきたいのでこんな感じの位置に。少し曲げて、ＧＧＡジョイントの内側にスプリングかかる基部がくるように、基部の反対側はジョイントに乗せるような感じにします。少し斜めにする感じです。

シフトレバー共々、ＭＩＧ半自動溶接機でバチバチっとな。

スパッタ除去して表面も少しきれいに磨いてシルバーで塗装。
ジョイントＣＯＭＰをレバーに組み込み。
縦のボルトはその辺にあったやつで暫定的に組んだだけですが。

シフトレバーの位置調整加工と合わせてレバーＡＳＳＹ完成。
とりあえずこのまま組んでフィーリングをチェックします。

クロスジョイントは採寸済みなのでニードルベアリングも適合を探して発注しなければ。それは来年になっちゃうかな？

使用部品　
ＧＧＡジョイントＣＯＭＰ
35046ＡＧ000

スペーサー
35044ＡＧ020

加工には急行さんから採寸用にお借りしたものを使わせていただき、急行さんには新品袋入りをお返しいたしますね！←こういうところは気が利くおっさんですｗｗｗ