キャブレター バルブシャフトシール交換 ②
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ネジが緩んで取れると燃焼室に入ってエンジンお陀仏なので、ネジ山をリュータで削り緩みどめの保険をかけておきます。
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4個分とりあえず終わりました。
端のボディーはパッキンの数が1個なので、必要数は6個になります。
シャフトをサイドから締めてるナットは外す前にマーキングして、締め付けの際も同じ位置にするようにします。
ナットを外す際にシャフトのナットをそのまま緩めるとバタフライが回ってボディーに食い込むので、マイナス等で固定が必要です。
わかりづらい説明ですが、やればわかります。
自分はシャフトのナット組み付け時に、マイナスでの固定を締める方の反対側で行ったため、シャフトがねじれて曲がりました。
どうにか真っ直ぐに戻し組み付けましたが、走行に悪影響が出るかドキドキです。
ナットを緩めたり締めたりする際に固定する回りどめは必ず回す箇所で固定しましょう。
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キャブの連結部のゴム(転倒時のガソリン逃す部分)がカチカチのためガソリンホースで代用します。
穴径が小さいので棒に差し込んで広げてるところです。
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廃盤になりそうなチョークバルブのゴムもも変えます。
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アリエクキットに入ってる連結部のブッシュがなぜか4個しかないため、純正で2個購入しました。
右が純正ですが、やはりアリエク製は作りが雑いです。
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パイロットスクリューはヤフオクキットで交換。
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ジェットブロックの下側パッキンはアリエクキット。
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角パッキンはお湯で温めて再利用します。
前回の時は新品で買えましたが、重要性の高い部品ではなさそうなため、大きな破損がなければ再利用で良さそうです。
たしか新品だと一個800円前後です。
ジェットホルダーとニードルジェット、メインジェットはヤフオクキットで買えました。
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フロートはアリエクキットで交換。
油面出るかな?
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チャンバーパッキン交換。
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全て組み付けました。
大きくミスったのはバタフライシャフトを組み付ける際に曲げたところです。
細かなミスだと、ケガキ線を入れたバタフライとシャフトがケガキ線通りに組めなかったり、組み付け後のシャフトの動きが重くなったりです。
緩めたり締めたりする際にシャフトが歪み、ボディーに引きずるせいで重くなってしまったと思われます。
とりあえず反発のバネで開く閉じるの動作は問題はないです。
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組み付け前に漏れの確認と油面調整をしました。
漏れはなかったですが、油面が高かった為フロートのピンを曲げたりしましたが、全く変わらない為フロートを純正に戻しまし。
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フロートを純正に変えても油面は変わらなかったため、アリエク製が悪いわけではありませんでした。
1時間以上頑張りましたが、変化がない為諦めました。
オーバーフローしてないのでokってことにします。
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ついてるキャブと交換する為タンクを取りました。
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外したキャブです。
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あきらかにシャフトシールから吹き返してます。
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交換します。
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前ボンド修理したインシュレーターは問題なさそうです。
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取り付けました。
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バキュームゲージをつけていざセルを回しますが、全くエンジンがかかりません。
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バッテリーが上がったので車用のバッテリーを使いますが、一向にエンジンがかかりません。
オーバーホール後の始動にバイクのバッテリーを使うと上がるので、車のバッテリー必須です。
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キャブにパーツクリーナーを直接吹きかけ、無理やり初爆させては止まるを何回も繰り返したらかかりました。
パーツクリーナーはやりすぎると油分が飛ぶのでやり方としてはあんまし良くないかも?
本来ならスターティングフルードという専用品を使うらしいです。
一度アイドリングしたら2回目はすぐかかるようになったのでプラグが被ったのかな?
最初は回転数がかなり高く心配になりましたが、ある程度暖気したら落ち着きました。
最初にずれまくった同調を合わせました。
パイロットスクリューは3回転戻し(前キャブは2.5回転戻し)にしました。
本来は1.5回転とか言われますが、それだと濃すぎてレスポンスが悪くなります。
自分の車両の場合パイロットスクリューが濃いと(言い方合ってる?)吹かしたさいの回転数がワンテンポ遅れ、回転数の戻りも遅くなります。
乗り味としては0〜20km加速でボフボフするようになります。
前回のキャブオーバーホール時に学びました。
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とりあえず山道を100kmほど走りましたが、途中で止まったり、アイドリングで回転数が上下することなかったです。
心配していた低速トルクの落ち込みもなく、0〜の加速もパワーが落ちた感じありませんでした。
ただ高回転時にもたつく感じがするのと、燃調の濃い排気音がしてる気がするなと思いながらも1回目の試運転は終了。
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2回目の試運転は自動車専用道路でスピードレンジを上げ、前回もたつきを感じた80〜ぬうわkmでの走行です。
ついでに燃調が濃く感じたので燃費も計算します。
やはり下道ではあまり出せないぬわわ〜ぬふわkmあたりで5速、6速フルスロットルをするとボフボフいって全く加速しないです。
燃調が濃いのでニードルジェットのクリップ位置を真ん中から1番上に変えると、次は6速でぬふわkmから全く加速しなくなりました。
多少は良くなりましたが、これ以上薄くする手段がなくなります。
バタフライシャフトシール交換時のミスかと思いましたが、アクセル全開時に影響する場所じゃないです。
発進時やアイドリング時の不調ならわかりますが。
燃費は前回山で90km走って5.46L。
自動車専用道路で42km走って2.64L。
山がリッター16.5km、自動車道が15.9kmというくそ燃費に。
前のキャブなら18〜19kmは出ていたと思います。
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フルスロットル時の燃調はメインジェットかジェットホルダーしか考えれませんが、ヤフオクの社外品とはいえ新品だし加速しないほど燃調が濃くなるとは思いません。
ただ思い当たる節がひとつだけありまして、実はこのキャブはジェットブロックとジェットホルダーの取り付け部をやすりで削ってあります。
というのもジェットブロックとジェットホルダーの隙間が狭く、取り付け時に破壊しないように数年前の自分がやすりで削りました。爆
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