こんばんは、さとなる@本日出勤 です。
ユーザ車検を受けると決めた後、検査場について調査していたのですが陸運局(陸運支局)と思っていたものが運輸支局に名称が変わっていることに気が付きました。いつ変わったのか調べましたので読んでみてください。また検査場の敷地内に少なくとも3組織(団体)が存在することが分かりましたので後述します。
陸運局や下部組織の陸運支局は、昭和期に地方陸運局、陸運事務所、陸運支局の名称で存在していました。ところが2001年の中央省庁の再編によって、運輸省、建設省、国土庁、北海道開発庁の4省庁が国土交通省となり、翌年の2002年にその下部組織である陸運支局と海運支局が統合して運輸支局が誕生します。その名称変更にともない陸運局の名称が消滅しました。なお自動車検査登録事務所は運輸支局の出先機関の一つです。余談ですが私と同世代のWebライターさんが書いたと思われる記事で陸運局という名称の使用がまれに見受けられます。大手自動車用品店のサイトとかです。
次に自動車検査場における3組織(団体)についてですが
自動車検査登録事務所が道路運送車両法に基づき国土交通省の機関として設置されています。そして検査場は、独立行政法人 自動車技術総合機構によって運営されています。1999年に自動車検査場における検査は個別法により「自動車検査独立行政法人法」が成立し2002年から自動車検査独立行政法人が検査業務を行うことになりました。その後変遷を経て2016年に現在の形となりました。身近では自動車検査インターネット予約システムの運営も行っています。最後に印紙の販売、自賠責保険契約業務およびナンバープレートの発行などの業務は以下のいずれかの団体が行っています。
・一般社団法人または一般財団法人 〇〇自動車会議所(21都府県)
・一般社団法人 関東陸運振興センター(6都県)
・一般社団法人 北海道陸運協会(1道)
・一般社団法人 近畿陸運協会(6府県)
・一般社団法人 九州陸運協会(7県?HomePageリンク切れで不明)
・一般社団法人 ◇〇自動車整備振興会(岡山、広島、山口は確実、鳥取、島根も?)
※栃木、新潟、長野、沖縄(時間切れで未調査)
一部時間切れで調べきれませんでした。自動車振興会をはじめ各地で重複があり地域それぞれの事情があるようです。一般社団法人 日本自動車会議所のホームページに記載の「あゆみ」から推測すると、戦後復興期から印紙販売業務などおこなっていたようです。組織運営と財務の透明化の必要もあって後に法人化されて現在に至ったようです。
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Posted at
2022/08/15 22:24:56