こんばんは、さとなる@一日デスクワーク です。
昨日ですが、脚の筋トレをしました。バーベルスクワットです。重量と回数は普段と変わりのない内容でしたが、挙上速度だけをいつもより速くしたところ、今朝になって筋肉痛に見舞われました。“神の7秒メソッドで有名”な北島達也さんが動画【THE WORK OUT】で説いている内容を実践してみました。普段から心掛けてはいるもののよく忘れます。
重量を追い求めるとどうしても持ち上げる速度は遅くなりますが、実は理にかなっていないとのこと。というのは筋肉を太くするには「速筋」を鍛える必要があるためです。速筋繊維は速い動作で動員され、遅筋繊維は持久力が必要な動作で動員されます。
各種トレーニングの研究結果によって、筋断面の肥大率は遅筋繊維よりも速筋繊維のほうがはるかに大きいことが知られています。(注1)
先ほどの北島さんによると、本場アメリカのゴールドジムで日本の時と同じようにトレーニング(注2)をしていたら地元のムキムキのトレーニング仲間に「タツヤ、なんでそんなにゆっくりやっているんだい」と笑われたそうです。周りを見渡すと、たしかにアメリカ人は速い動作でトレーニングを行っていたとのこと。そこで仲間の真似をして数カ月間トレーニングを実践したところ見違えるように成長したそうです。重量を追い求めるよりも速度を重視することを推奨しています。
日本ではスポーツジムの会員になると初回無料の初心者トレーニング講習が受けられます。そこではマシーンの取扱い方や筋トレの仕方を教えてくれるのですが、確実に覚えてもらうために「ゆっくりと動かしましょう」と説明されます。それがそのままトレーニング習慣になってしまっているようです。正しい動きを覚えるためにゆっくり動かすことは効果的ですが、本番のトレーニングセットは爆発的挙上は意識したいものです。
注1:速筋繊維、遅筋繊維ともに繊維数は生まれてから増えたり減ったりすることはない
注2:アメリカでは筋トレのことはトレーニングとは言わず、ワークアウトという(北島氏談)
Posted at 2022/11/29 20:12:00 | |
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