Labocosmetica SIDERO 動き出したメロディ、La-la-la-la-la-Labocos  

足まわり編を記したいと思います。鉄粉量が多い車のため、やや濃いめで1:3（3倍希釈）を調製しました。局所での滞留性に優れているとの事前情報に基づき、ながら洗車の「スノーメン」を使用しています。原液120mLから総量360mLの洗浄液を用意したのですが、タイヤハウス内にも使用したため、ホイール4本をカバーするのには少し足りませんでした。次回は、1:4で480mLを用意したいと思います。
鉄粉除去能力に関しては、じわじわ効いてくる感じで、5分後には、反応が飽和しました。単剤で、液性が異なる3種類の鉄粉除去剤を併用したときと同等以上の効果があったのは、衝撃的でした。
本法は、狭所に入り込む力が発揮されやすく、従前の施工法を凌駕していた可能性もあります。液性が酸性に設定されている点も有利に作用したとみています。軽いスケール除去をしながら鉄粉除去作用を発現させるのは、化学での反応速度論的にも理に適っています。スケールによってシールドされた状態になっている鉄粉（実際には、酸化鉄の状態）を酸によってあらわにすることができるからです。
スケールと反応すると、その部分がライム色に変色するそうなのですが、鉄粉反応がすごすぎて、それを確認することは不可能でした。
Labocosmetica社が誇るもう一つの重要な性能が、夏場の乾きに強い点です。施工部位を故意に乾燥させるつもりはありませんが、6月以降は、重宝するかもしれません。
総じて、5回に1回くらいは、本剤による酸性洗浄をする価値がある、と感じました。近年まれにみる革新的な製品であると確信できました。

▼関連情報
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