GANBASSスクラッチレスクロスVer.5 魔滑りドリーム Chu Chu Lu Chu Chu。  

洗車クロスに関して、滑沢性と洗浄力は、相反するイメージがあります。よく滑るセッティングでは、よく洗えなくなるという論理です。
私見としては、物理的にそれほどの影響はなく、むしろ気持ちの問題のほうが大きいのではないかと考えています。メンタルが指先に与える影響は大きく、軽微なファクターであるとは思いません。ただ単に、よく滑り、かつよく洗えるセッティングは作れるという意見です。
何故なら、競技ボウリングの経験を通じて、動摩擦係数がほぼ0になる世界を体験しているからです。60フィート（約18.3m）あるレーンの手前1/2くらいまでのゾーンは、ヘビーオイリーの状態になっており、この区間の動摩擦係数は、0に近くなっています。初速が永遠に維持される等速直前運動のエリアです。世界最高峰の米国PBAリーグで活躍する怪力ボウラーでも、この物理の法則には勝てません。分厚いオイルの上では、球の回転力を発現させることは不可能なのです。バックエンドと呼ばれるピンの直前は、完全なドライコンディションになっており、このゾーンで摩擦が発生することで、眠っていた斜めの回転が爆発的に発揮され、強烈なフック（カーブ）がかかるようになります。
では、洗車中の表面で、等速直線運動が生じているのかといえば、否です。滑沢性が最高レベルにあるSam’s Detailing SHAMPOOを使っても、摩擦を感じます。また、摩擦が減った感触になるほどの高濃度セッティングにした場合には、洗浄成分も濃くなっていますので、より少ない力で汚れを落とせるようになっています。
とはいえ、上述のとおり、手に伝わってくる感触は、非常に重要であると思います。いいイメージを抱きながら洗うことは、成果に直結する要素の一つになることでしょう。GANBASSの洗車クロスは、どのバージョンも基本性能は間違いないと思います。他製品とは、次元の違いを感じるほどです。
洗車においては、野球でのバットと同じくらい重要なアイテムですので、野球選手と同じように、大いに拘泥し、自分のイメージに合う最高のシリーズを選定するのが楽しいと思います。

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