ホイールの鉄粉除去研究 3剤併用戦略の検証から得た知見等

作用特性が異なる鉄粉除去剤3剤併用戦略の続編です。
走行距離500km（500→1,000km）到達時点で、ホイールが茶褐色にくすむほどになりました。前回の追試で再現性を確認するとともに、洗浄後の確認試験も実施したいと思います。

GBS-Rを診断薬的に使用しました。鉄粉の分布と濃淡が見える化されました。

アイアンバスター7の1回目です。半ゲルの性状によってさらに反応が加速しました。前工程で分布が把握できているため、狙いが定めやすいです。

アイアンバスター7の2回目です。
一掃したいのですが、まだ反応が続いている場所があります。

アイアンバスター7の3回目です。全体としては、落ちつきました。まだ気になる場所がありましたので、ゲル製剤の投入を決断しました。

Sam’s Detailing IRON REACTORを局所に投入しました。さらに反応が進み、ゲル製剤の威力を再認識させられました。

ブラシ洗浄等で全体の汚れを落としました。

ホイール洗浄は完了しましたが、鉄粉除去剤の検証を行いました。この確認プロセスを経ないことには、正確な評価ができません。

GBS-Rを再噴霧しました。

反応はネガティブになっていました。洗浄工程が奏効したことが確認できました。
ボルト表面が反応しているのは、いくら追噴霧をしても無駄ですので、次回から過剰に噴霧しないように留意したいと思います。
総じて、鉄粉量が多いときには、追噴霧を繰り返すよりも、滞留性のいいゲル等の使用が有効でした。
今後は、濃度依存性よりも時間依存性を重視したいと思います。最低有効濃度には達している前提で、接触時間の延長のほうが効果増強に有用とみています。

前工程の確認試験で使用した鉄粉除去剤を水洗後、Sam’s Detailing Ceramic Boost、ながら洗車「影」で仕上げました。

▼関連情報
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/7541420/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/12637022/parts.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/7542210/note.aspx
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