すごいCDIが届きました。
中華製です。
点火時期を任意でセッティングできます。
もちろん巷のデジタルCDIとか言う予測進角のインチキ物とは違います。
予測進角は制度がバラつきます。
なぜなら予測だから、回転ムラには付いていけません。
ひどいと10度以上バラツクこともあるそうです。
もうそんなのゴミですね。
届いたコイツは予測ではありません。
その代わり、トリガーオフセットを変更してやる必要が有ります。
私はノーマルのフライホイール&ベースプレートなので、ウッドラフキーを外して角度をノーマルの27°→40°に変更しました。
もっと60°位にしても良かったかな?
でも高圧縮なので、あまり進角すると壊れそう。
なのでMAX40°で考えます。
アイドリングは22°、そこから7000rpmまでは緩やかに進角。
7000rpm以降は36.5°にしてみました。
結果良好!
ケッチンは皆無です。アイドリング安定しています。
始動性も良好。
まるでモーターの様に12000rpmまで吹け上がります♪
何より街乗りでのスタートが格段に楽になりました。
ラフなクラッチミートではエンストしがちだったロングなレシオ設定でしたが、1000rpm以下でも粘りのある押し出しをしてくれます。
ノッキングも感じず、もっと進角しても良いのかな?
あとは長持ちしますように・・・
ちなみにアマゾンや楽天では売っていません。
アリババ運営のAliexpressで売ってます。
日本からでも買いやすいサイトが有ります。
https://ja.aliexpress.com/
CDIで検索すると最初に出てきますよ。
$79.0で送料無料!超激安です♪
▼では詳細です。
元々CDIに入っていたマップ。
とりあえずエンジンが始動する程度のマップです。
ソフトはネットからダウンロードします。
セーラーにメールを送ってURLを教えてもらうカタチ。
チップセットの対応はWin7までですが、Win10でも動くドライバーがネットに転がっています。
説明書が何もないので、セーラーとチャットで質問。
配線が判明しました。
トリガーのグランドは内部で結線されているそうです。
まずノーマルを測ります。
マニュアル通り27°でした。
これを40°まで広げます。
カムの上死点を確認しながらフライホイールのTDCをずらすわけです。
Tマークはノーマル上死点。
Fマークは着火点。
マジックで書いた汚い40°が今回の上死点。
つまりFとマジックの線が40°になるという事です。
カムの上死点をピッタリ合わせながら、マジックの線を上の切り欠きに合わせて締め込みます。
そしてPCとCDIを繋ぎ、トリガーオフセット40°をCDIに書き込みます。
これでエンジンが掛かって普通にふけ上がればBTDCずらしは成功したと言えます。
これだけずらすと、ノーマルCDIならエンジンが掛からないか、超不安定になるはずです。
具体的には進角し過ぎると物凄くカブったような、燃調が濃すぎる感じの現象に似ています。
Advanceで各回転数の進角数を設定します。
Trigger Offsetは今回40.0。
予測CDIじゃないからそれ以上の進角は出来ません。
Cranking Advanceはキックを踏んで始動する時のサポート角です。
6.0~8.0位が始動しやすかった。
もちろん設定ファイルもPCに保存できます。
エンジンが始動中にリアルモニターも出来ます。
その他、ピックアップのエッジの前後設定(調整に近い)も出来るし、その電圧値を何ボルトで認識するかの設定も出来ます。
これでUS $79.0です!激安!
次回はタイミングライトで、実際の角度を測定してみたいと思います。
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Posted at
2022/03/07 04:14:08