桂馬スロットルのブログ一覧

じゃじゃ～ん！
憧れのFCRキャブレターです♪
でもそのままポン付けとはいきません。
つか今回のターボ化は、ポン付パーツがゼロ(笑
安いもん買うからだろうけど、全部「要加工」ばっかし。
でもね、いい時代だと思うわ～
20年前にこれをやろうと思ったら何百万って掛かっただろう。
TIG溶接機だけで50万以上だし、その他道具・工具揃えるだけでもかなりの費用が必要だから、その時点で諦めるだろうね。
アルゴンガスだって個人で所有するなんて出来たのかなぁ。
材料だって足で探すしかなかった。
金物屋とかネジ屋に走り、敷いては町工場に行って少し分けてもらったり。
今ならAmazon、モノタロウあたりで検索してポチ、3日後には届く、しかも超安い。
円と元のレートを活かし、中華物は日本の1/10で買える。
しかもAliexpressで直接注文できる。
どんな田舎でも都会と同じように材料や道具が手に入る。
素晴らしい！

さて
高そうなキャブレターに見えるけど、実は17,500円。
Made in 台湾のFCR28です。
強制開閉式の加速ポンプ付き。
本家本物との遜色？そんなの知りません(笑

LIFAN150に付いてきたインマニを加工。
ゴムのインシュレータ使うのでフランジ作って溶接。
角度や高さ、長さも収まるように溶接。
まだまだ下手くそだけど、アルミ物を溶接加工できるって素晴らしい♪


ガッシャん！付きました。
主役にピントが合ってねぇな。
かなりギリギリだけど、あまり車体からはみ出させたくないし、サージタンクの容量の事もあるから、なるべく後ろのスペースは空けて置きたい。


空気の吸い口はエアクリーナー付けます。
という事でまたもアルミのフランジ溶接。
パイプは元々インタークーラーに付いていたパイプを再利用。
内径がピッタリだた♪


んで、こうなる。
そしてやっぱりターボ車は青！


こちらブローオフバルブ。
32mmのパイプをサージタンクまで繋ぐ途中に付けるためチーズフランジ作ってみたけど、昨日思い立って32mm→38mmに変更しようと決定。
また作り直しさ～
でもいいんだ、楽しいから♪


次はサージタンクの制作です。
狭くて小さな車体に付くよう上手く作れるのか！？

もともとオイルクーラーが付いていた場所は、インタークーラーに置き換わったので、どこかに移設しなきゃならない。
さんざん悩んだ挙句、シリンダーヘッド下に決定。
割とスタンダードな位置だが、当然この中華エンジン用の取付ブラケットは存在せず、ワンオフ制作です。
手持ちのアルミ板2mmを曲げて切ってそれっぽく作りました。
位置的にはあまり好きじゃない位置だけど、まぁ仕方ない。
理由は前タイヤで巻き上げる小石などが直撃するから。
そして汚れやすい位置でもある。
でも良く冷える位置でもある。
バイクが小さくて普通のバイクより色々納まりが難しい。
後のメンテナンス性まで考えると益々難しい(汗
さあて、そろそろオイルラインとか燃料ラインを考えないとなぁ。
タービン位置が低いので、オイルリターンがちょっと心配。
途中にキャッチタンク必要かも。
燃料は超難しい！
まずフューエルポンプが中々決まらない。
んでレギュレーターのバネ定数がたぶん硬すぎるので柔くしたいが、どれくらいのレートなのか想像もつかない。
う～ん、先はまだ長い（笑

あんまし見えない所なのでこんなもんで勘弁して～
これの寸法取るのにフロントフォークまで外した（汗
ちなみにタービンまでのマフラー短いでしょ。
これが今回期待してる部分でもあります。
これにバンテージ巻いて更に効率上げようと思います。


納まりはこんな感じ。
もうミッチミチだね。
タンクもタッチアップしましたよ。
遠目には判らない程度になりました。
吸気は良くファンネル付けてる人多いけど、わたしゃエアークリーナー付けます。
突然の雨、虫、農村地帯特有の砂ぼこり、田舎特有の怨念や霊気などを吸い込まない様に♪

タービンの向き変えたので、マフラーは作り直しです。
前のマフラーぶった切って曲げの部分使いまわしながらの制作です。
排気の流速をUPさせる？造りにしたいとお祈りしながら溶接しましたが、結果はまだだいぶ後･･･

俺の溶接遮光面。
いいしょ、これ♪


まずはタービンと繋がる部分を作ってエンジン脇から下へ潜り込ませる部分を造ります。
このフランジから出ているパイプが排気タービンのポートに刺さる仕組み。
太→細→太の順で繋がるのでベンチュリー効果が期待できる？
つまりタービンのインペラを通過する時に流速が上がり、若干負圧気味になり、その分インペラがたくさん回るのではないか？という目論見です。
下の太いパイプはアークチェーター用です。
この隙間が溶接出来なくて、結局全部溶接棒で埋めてしまった。
上手く行かんくてイライラしながらやってたから、溶接が汚いわぁ(笑


空燃比センサーのボスを溶接し、サイレンサーまでのパイプを溶接していきます。
ここで貼ってあるマスキングテープは「シールド溶接」と言って、中をアルゴンガスで充満させて溶接時の急激な酸化を防ぎ、内径を排気効率に影響を与えない仕上げにするために、裏波ビードをキレイにする目的で行います。


入り口はこちらから。
オレンジのホースに3リッター位のアルゴンを流して大気を遮断します。
これをするとしないとでは仕上げが大違い！
でもガスが無くなるのが早いので、あまり長時間やりたくないのが本音。


シールド溶接してたら、やっぱりガスが亡くなりました。
まぁ1.5m3の瓶だから仕方ないよね。
最後の1本は点付けで決めて、頼んでるガスが来るまでお預け。
バックステップを避けるように取り廻してみました。
ちょっと低すぎたかな？まぁいいや。
なんかもう今にも走り出しそうだけど、まだまだ先は長い！


タンクの燃料計の溶接時に塗装が焦げちゃったんだ。まぁ仕方ない。
タッチアップして目立たなくしよう。
塗装にがてやな。上手く行くんかいな。

排気の入り口をポート拡大しました。
エンジン～タービン間のマフラー長を短くし、コニカルヘッダ式で径が太くなるので、入り口を拡大してタービンのA/R比を稼ごうという魂胆です。



さらに出口側でも一工夫して、なるべく排気の流速を稼ぎ出す計画ですが、果たして上手く行くのかどうか･･･
キーワードは「ベンチュリー効果」です。

小排気量な単気筒キャブターボ。
ちゃんと動くかどうかも解らないのにインタークーラーの制作です。
悪い友達が様子見に来て「インタークーラーは必要だ」と煽るんです。
そこでオークションでポチり、慣れないアルミ溶接に挑みます。
インタークーラーなんてポン付けしかやった事ないぞ～

ヤフオクで落札した値段なんと500円のインタークーラー。
ジムニー用のだそうです。
こいつをモンキーのフレームとシリンダーヘッドの隙間に入るようカットしていきます。


カットしてしまいました。
工具は丸鋸です(笑
エアの通路も1段減らしました。
コアの容量？たぶん余るだけ有ると思います。


フィンのロウ付けを除去しました。
全体的に溶接ではなくロウ付けで作らているようですね。
フランジ部分薄いなぁ、上手く溶接できるかな？


外径32mmの2mm厚アルミパイプ付けて、タンクみたいな取り出し部分（ここなんて言うの？）を作っていきます。


溶接完了。なんとか塞がったようです。
漏れませんように･･･


ターボのコンプレッサー側に付けるフランジパイプの制作です。
こんな感じの物を作ってシリコンホースで繋ぎます。


仮付けしてみました！
うっひょ～かっくいい♪
青いシリコンホースがターボ車らしさを醸し出しています。
それにしてもクリアランスがギリギリだなぁ。


これ、風当たるのかなぁ(笑
まぁ無いよりマシってことで。
反対側はサージタンク作る時にデザインしたいと思います。
フレームに固定する金具も考えないとなぁ。