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桂馬スロットルのブログ一覧

2022年02月28日 イイね!

クランクケースの内圧

タービンからのリターンオイル対策です。
左がオイルキャッチタンクmini。
右がタービン吸気口のエアフィルターを付けるフランジです。
これを ブローバイ ~ キャッチタンク ~ フランジ と繋ぎます。


常に負圧が発生しているのはこのフランジ部分だけです。
正常なクランクケース内圧は低回転だと負圧ですが、高回転だと正圧側になってきます。
するとドレンボルトに繋いでいるタービンのオイルが戻りにくくなり、行き場のないオイルはタービンの排気側へ漏れ出してしまいます。
これがターボ車で良くある白煙の原因です。
そこでブローバイを大気解放せず、タービン吸気口へ繋ぎ、常に負圧の状態を維持できるようにとの狙いで作ってみました。

青いエアフィルターとタービンコンプレッサーの間から出ているホースがキャッチタンクに繋がります。


見えにくいけどブローオフの左に付いているのがキャッチタンクです。

そしてここからブローバイへと繋がります。

キャッチタンクを付けたのは、ブローバイからのオイルをタービンに入れたくなかったから。
ナンボ何でもタンク内にオイルが満タンになってタービン側に流れるって事は無いでしょうという趣旨です。


エンジン回転が上がる程にホースの負圧も強くなりますので、ブローバイを引っ張ってクランクケース内圧を下げる事が出来れば、タービンからのオイルもスムーズに戻ってくれるのではないかと・・・
ツか、これが本当の配管だよね。大気解放とかしちゃいけないんだぁ。
上手く行って欲しいなぁ。 なかなか難しいね(汗
Posted at 2022/03/26 18:36:51 | コメント(0) | ターボ化計画2 | 日記
2022年02月27日 イイね!

タービンの冷却

エンジンが空冷なのにタービンを水冷化します。
つまりクーラントラインから増設しなくてはなりません。
タービン
 ↓
リザーブタンク
 ↓
ラジエーター
 ↓
ウォーターポンプ
 ↓
タービン
と言う感じでLLCを流す事にします。
それでは制作です。

まずアルミ素材でリザーブタンクとフランジを制作します。
超薄肉パイプで難しいです(汗
なんとか出来ましたのでタービンに着けます。


カメラが入らないので近接撮影。
こんな感じでLLC液が行って還ってきます。
パイプは内径8mm外径10mm。
パイプベンダでデザインして曲げます。


熱くなったLLC液が戻るのはアルミのリザーブタンクです。
上から入って下から出て行きます。
バンジョーが余ってたので、液面が解るようにホースを追加してみました。
LLCもここから注入します。


リザーブタンクからラジエーターに入ります。
固定用のステーは既存のボルトを活用し、純正フレームに穴を開けたりはしません。
この裏にFANが付いていて、内側から外側に風を送ります。
これ、パソコンのCPU水冷式クーラーのラジエーターなんです。
カタチはいっちょ前。
ポンプは魚の観賞用ですが、揚程が3mも有ります。ホントかな?ホントならちょっと強すぎかな?
ポンプは60℃まで耐えるそうですが、間に合わんかもな~


全体像です。
もうワヤ(笑


この後、LLC液を流し込んでエア抜きしてたんですが、赤いホースだと上手く回っているのか良くわからんので、透明の耐熱シリコンホースに取り換えました。

次回はクランクケースの内圧問題に迫ります。
Posted at 2022/03/26 10:08:35 | コメント(0) | ターボ化計画2 | 日記
2022年02月25日 イイね!

自作メタルガスケット

2mm厚の銅板を使ってメタルガスケットを造ります。
元のガスケットは1.2mm(新品は1.3mm)なので0.8mm分の圧縮ダウンになります。
計算したところ約9:1強位になるのかな。
ターボ車なのでこれくらいの方が安心です。
CNCフライス盤があればすぐ作れるんだけどね~
結局切り出すまで4~5時間かかりました。

まず自在錘で56パイの穴を開け、ノックピン2か所の位置を正確に出してピッタリ穴あけします。
この3者の寸法さえ合っていれば大丈夫。


と言う訳で切り出しました。
バリを丁寧にとって軽くヤスリ掛け。


最終チェックです。
まずまずです♪


ヘッド側もチェック。
大丈夫そうです。


ノーマルとの比較。
ちょっと形が違いますが、問題ないと思います。
この時点での銅板は割と硬いもので、切削加工が良好な素材ですが、それではガスケットにならないので「焼きなまし」をして柔らかくしていきます。


400~500℃が良いようで、薪ストーブの煙突側が良いのでは?と思い、火を焚いて載せてみました。
変化はすぐに現れましたよ。
この後20分位まで加熱してみたところ、更に真っ黒になりました。


そして急冷!
ジュッ!と言う音と共に収縮したのか表面の炭化した部分が剥がれます。
んで、これをトイレ洗剤サンポールで酸洗いしてきます。
と言っても30分位漬け込んでたわしで洗うだけなんですけどね。


洗ってきました。
画像では判りませんが、もうこの時点でふにゃふにゃ金属です。
表面に不安がある箇所に超耐高温液体ガスケットを塗布。


ほい、組みました。
カムチェーンがちょっと張り気味だけど許容範囲かな。
バルタイは0.8mm分遅くなるけど、ターボ車だしハイカムだし、無視してもいいかな。
当たり前だけどバルブのリセスも十分あるようだしね。


次回はタービンの冷却を考えます。
Posted at 2022/03/26 09:59:06 | コメント(0) | ターボ化計画2 | 日記
2022年02月24日 イイね!

モンキーの発電量アップ!

燃料ポンプだのA/Fセンサーのヒーターだの、電力を多く必要とする車両になってきました。
そこで発電機(ACジェネレータ)を改造して直流発電量をなんと2倍にしたいと思います。
と言っても割と多くの方がやっている実績のある方法なので、もしもやりたいと思う方のために詳しく解説します。
それではレッツらGO!

〇使ったもの
SOCOCO オートバイ用 レギュレータ 整流器 全波整流レギュレーター 過充電防止
エーモン(amon) カプラー4極 (ロック付) 250型 1124
黄色電線少し
ギボシ端子ちょっと
収縮チューブちょっと
半田ほんのチビっと

純正は全発電量の約半分を直流化、残りを交流のままヘッドライトやテールランプなどに使っています。
この交流部分を全て直流化してしまおうと言うのがこの改造です。

赤矢印と青矢印をカットして繋ぐだけです。


フライホイールに干渉しないよう、なるべく短く結線します。
太めの絶縁電線と収縮チューブでしっかり絶縁して納めます。
あとはエンジンに元の様に取り付ければACジェネレータは完成です。


レギュレートレクチファイア(整流器)を改造します。
純正では半分の整流しかしないので、容量の大きい整流器を使います。
エーモンの4Pコネクタに付け替えてみました。
ノッチを削ると純正ハーネスのコネクタに刺さります。
私は端子をコネクタから抜いてエーモンのに刺し直しました。


整流器側の配線です。
この赤矢印の黄色線が、次の画像の赤矢印の黄色線です。


エンジンから出ているACジェネレータへ繋ぐコネクターです。
純正ハーネスの黄色線を外して、もよりの黒の線を探して繋げばOK。
純正の黒線とはキーONでDC12V+が流れる電線です。
キーOFFでも流れる線は赤です。間違えて繋ぐとバッテリーが上がっちゃうよ。


これが全波整流の改造配線図です。
赤の線が今回の改造箇所です。


Posted at 2022/03/26 09:50:32 | コメント(0) | 点火系 | 日記
2022年02月23日 イイね!

タービンのオイル供給量

このタービンの必要オイル量ってどんなもん?
良くわからんけどHKSのWebサイトに書いてあった。
必ずオリフィスでオイル量を調整して下さいと。
その穴の大きさ範囲は 0.6~1.5mmなんですと。
ツう事は今ついてる自作バンジョーボルト1.5mm仕様は最大値?
と言う訳で1.0mm以下のオリフィスにしたいわけですが、そんな細いドリルハイス持ってねぇし、有ったとしてもすぐ折れるワナ。
んで考えた・・・
キャブのメインジェット使えねぇか?ぴき~ん☆
KEIHINのジェットは番手が穴寸法なので#80なら0.8mmで#150なら1.5mmと言うワケで、作りました。

赤矢印が自作のバンジョーボルト。
M8x1.25Pのバンジョーってなかなか売ってない。
んで自作だワナ。
このラインにオリフィス付けたいんだが、専用のパーツはビックらするほど高額!


低所得者は自作です!
旋盤もないので目検討で逝きます!
KEIHINの丸大はM5x0.75Pだそうです?
0.75?ほんとかな?0.8でもちゃんと回ります。
丸大ったってハムやハンバーグじゃないよ。
(突っ込まれる前に)


じゃじゃ~ん!
構造いたってシンプル♪
#75のジェットで組み上がったら試してみます。


ジェットはいっぱい余ってるので、微妙なオイル量を調整する事が出来るようになりましたとさ。
めでたしめでたし♪

次はメタルガスケットを造ります。
Posted at 2022/03/26 09:40:37 | コメント(0) | ターボ化計画2 | 日記

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ぼっちライダーです。 ほぼ群れません。 でもコミュ障ではありません。 基本はイヂって乗るのが好きです。 遠く、あまり行きません。 いつも何かしら不調な...
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