オートエクゼ スポーツインダクションボックス(フィルター無し)  

オートエクゼのスポーツインダクションボックス。

以下レビューは、オートエクゼのエアクリーナーと併用での使用感である。

見た目は純正のエアフィルターボックスの蓋を使用するためエンジンルーム内ではほとんど目立たない。

音に関しては音量はややアップ、音質はスカイアクティブディーゼル特有の低音がやや高い音に変化、１～３速時に聞こえるガラガラ音もややスポーティーな音になる。ただし、音量はアップしてもオーディオを大きめにしているとオーディオの方が圧倒的に強いので、ＡＶ機能重視の場合でも音楽を邪魔することはないレベル。

走行性能については、アイドリング付近の回転域でのエコドライブ走行では特性の変化はわずか。やや回りやすくなったかなと感じる程度。そこからほんのわずか踏みたすと（アクセル開度にして1割増し程度）明らかにレスポンスの変化が感じ取れる。特に自分の使い方においては3速、5速に明らかな変化がみられた。6速での加速にも純正時より余裕が出た。

燃費は、スカイアクティブディーゼルそのものが少しのアクセル開度変化くらいでは悪化しないため、装着後、純正時プラスアルファ程度の運転をしている分には全く影響はない。運転の仕方により純正より良くも悪くもなるといったところ。自分の場合はこのスポーツインダクションボックスを１００％楽しんでいるとまではいえないが、それなりに変化も感じていて、従来よりも快適な加速度を得てはいるが燃費の悪化は全くない。

コストパフォーマンスに関しては決して安いものではないので、良いとはいえないが、同メーカーのサクションキットやタワーバーよりも変化の度合いは強いので、価格を気にしない車好きにはオススメできるパーツ、逆に嗜好性の強いパーツであるため、そこまでコダワリのない人や、にわか車好きには高い買い物になる可能性大。あくまでカスタムパーツなので純正プラスアルファを目指すものである。