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前回から続き〜

ウミネコに煎餅なんぞを遣ってたら5.6羽くらいが群がってきた（汗）のでヤバいと思いカーテン閉めて知らんぷりしてたのですが、辛抱強くいつまでももらえるのを待ってるのが一羽だけいまして・・・いやいや、ここは可哀そうだが我慢して無視するしかないなと。


次の日の朝カーテン開けたら・・・さすがにいませんでした(^_^;)

東京を発ってはや四日目、この日は前日に引き続き海岸線を南下して仙台へ向かいます。
前日からずっと国道45号を走っているのですが、いまだ寸断されていて迂回させられる部分もあり、はたまたやたらと新しくてきれいなバイパスが出来ている部分もありと、変化に富んだみちのく路でした。街並みの風景も、新しい団地を建設していたり仮店舗ばかりの商店街など、まだまだ思ったより復興は進んでいないなという印象でした。かねてから思っていますが、オリンピックの自国開催なんぞで浮かれている場合なのかなと。

気仙沼で建築中の住宅

その後石巻から三陸自動車道に入りペースを上げて仙台を通り過ぎ、山形方面へ。
実は今回の旅で嫁からさくらんぼ狩りに行きたいとの強い要望がありまして、さくらんぼといえば山形ということで、寒河江市のさくらんぼ園へお邪魔しました。



一時間食べ放題なんですけど、イチゴ以上にキツイっすねこれ(^_^;)


佐藤錦と高砂の木があったのですが、品種というよりは木によって味が違うような印象でした。甘いすっぱいだけでなく硬い柔らかいなど、同じ品種でも結構木毎に個性があるものですね。親戚に贈ろうと思い何箱か買ったら、さくらんぼ園のおばちゃんが「これオマケだから持って行きな」と一箱くれました。いや〜マイッタな…こちとら食べ過ぎてもう見るのもヤなんですけど(^_^;)
もちろんせっかくの親切を断るわけもなく、ありがたく頂きましたよ。

その後ランチを食べに山形市街へ。
この辺では有名なんでしょうか、庄司屋という老舗の蕎麦屋さんへ。


街のなかに突然あらわれる、レトロでオサレな建物。七日町御殿堰というそうです。

私は天ざるの更科そば。


嫁はとろろの田舎そば。


つゆは関東のものより少し薄めな感じでしたが、蕎麦は間違いなく美味かったです。あとこの日は雨が上がって気温が高く蒸し暑かったのですが、食前に出されたそば茶が身体に染み入るようでうまかった〜。

さて今宵は仙台の街中のホテルに泊まるため、山形道で引き返します。仙台市から山形市まで一時間かからず、意外と近いんですね。山形県も宮城県も結構広いですが、県庁所在地がこんなに近いとは知りませんでした。ということであっという間に到着、この日の走行距離は275.99kmでした。

市街地なので夕飯は外でとることにしたのですが、さすがに東北最大の都市、飲み食いする処はいくらでもありますね。
ド定番ですが、やっぱり仙台と言えばコレですかね。


さすがに本場、肉質も味付けも舌妙…いや絶妙でした。

あ〜あ、ついに明日は東京に帰らなくちゃ…ということで続く〜。

旅慣れないもので、ホテル暮らしも三日目にもなるとさすがに（書くのも）疲れてきますが、この日は長い一日になる予定。
晴れていれば日の出が見られるのですが、起きられませんでした(´・_・`)　
まあいずれにしても雨が降っていて見られなかったみたい。

朝起きてホテルをチェックアウトしたら、まずは浄土ヶ浜ビジターセンターへ。ここで遊覧船のチケットを買って、桟橋へと歩いて向かいます。なかなかの悪天候なので欠航するかと心配しましたが、予定どおり出航しました。


港から出るないなや、無数のウミネコが船に群がってきます。


ん？最近似たようなことがあったような…















あ、やっぱりねσ(^_^;)
前日の猊鼻渓の魚と同じパターンか～い！

さすがにプロ（彼らも生活かかってますから）ですね。パンを一切れ放ると、うまいこと嘴でキャッチします。こちらが多少外しても、首を伸ばしたり飛び方を変えたりしてほぼ全て受け止めますよ。
なかには大胆というか図々しいというか、手摺に下りてきてもらえるのを待つヤツまで。

前述のとおりこの日は雨が降っていて海も時化て少し荒れ気味だったようで、無茶苦茶揺れました。ガイドさんがいろいろ紹介してくれるのですが、ひどいときは立っていられないほどの揺れなのでうまく撮影できませ〜ん☂(>Д< ；)


ということで浄土ヶ浜を海から観た（といっても霧で見通し悪くあまり観られませんでしたが）ので、下船後は陸から。


ちなみに三陸海岸とは、陸奥・陸中・陸前にまたがる海岸という意味だそうなんですが、ここ宮古付近が境目らしく、ここより南側はリアス式海岸、北は隆起による海岸段丘だそうです（浄土ヶ浜はギリギリ北側）。同じ三陸海岸でも、松島などより岩のゴツゴツした感じが強いのはそのためだそうですね。→以上遊覧船のガイドさんの受け売りです(・ω・)ノ

昼前に浄土ヶ浜をあとにし、ここからは国道45号を南下、海岸沿いをひた走ります。
防潮堤というんでしょうか、海岸線は延々と工事してましたね。



直接被災していない部外者の私が言うのも憚られるかもしれませんが、これはどうなんですかね。巨額の費用でこれを造ったところで、それより大きい津波が来たら・・・もちろん被害を最小限に抑えるというのはわかるのですが、所詮人間が自然に勝てるわけではないですし。河川にしても護岸をコンクリートで固めてしまうでしょ？自然と共存できる方法が、もう少し違う形で無いものかなぁと・・・。そんなことを考えながら走り続けること3時間ほど、陸前高田までやってきました。


所謂奇跡の一本松です。あまりに有名なのでこれについての詳細は省きますが、正面に立って見上げたときに、なんかうまく表現できないのですがハッと打たれるものがありました。残念ながらもう枯れてしまって人工的な処理がなされているとのことですが、やはり残してほしい、いや残すべきものだと思いました。

さて昼飯抜きで走り続けてきたのでそろそろお腹が・・・大船渡あたりでランチをと考えていましたが、少し時間がずれてしまったために休憩時間になっている店が殆ど。さらに海産物はホテルの夕食で散々食べるので・・・ということで、気仙沼のカフェ、K-portへ。もう夕食に近い時刻だったこともあり、パンケーキをいただきました。

ここは俳優の渡辺謙さんがつくったお店。お店もパンケーキもなかなかオサレな感じ( ´ ▽ ` )ノ

結局この日は食事や休憩をのぞき正味5時間ほど下道を走って、漸くホテルへ到着。走行距離は191.72km。

部屋へ入って窓からの眺めを観ようとカーテン開けたら・・・



ウミネコ待機

またおまえか～！！

ということで続く～

一関に着いて二日目の朝は、部屋付きの半露天風呂で目を覚ましていざ出発！

午前中は猊鼻渓で舟下り。
ちょっとややこしいですが、前日訪れたのは厳美渓（げんびけい）、この日行くのは猊鼻渓（げいびけい）です。しかも結構近いところにある（車で30分くらい）というのがさらに間違えやすいですね。

あとの予定があるので舟の時間に遅れないように行かないと…ということでギリギリ間に合って乗船。
のちほどアルバムにもアップしますが、あれこれ書くより画像を見てもらったほうがよさそうですね。





景観ももちろん素晴らしいのですが、ここの良いところは静かなんです。ガイドをしてくれる船頭さんの声以外は時折棹をさばく際の水音が聴こえる程度で、車や人の生活音が聴こえず、ここだけゆったりとした時間が流れているかのよう。喧噪を離れるとはまさにこのことかと。

舟に乗ったときから魚（主にウグイ、時折鯉も）が舟の周りを泳いでいるのが見えます。

魚は比較的警戒心が強いはずなのに珍しいなと思ってたら…

あ、そういうことねσ(^_^;)

一緒に乗っていた方が餌を撒き始めると、終始舟について泳いでました。



さてこのあとは東北道へ戻り、盛岡へ向かいます。平泉前沢ICから一時間ほどでこちらに到着。


よくドラマやCMの撮影もされている有名な撮影スポットなのですが・・・桜は咲いていないのは当然わかっていましたが、芝は刈り取られて枯れているし、相変わらずの曇り空。さらに後ろの岩手山は全く見えず（泣）ただそのおかげか駐車場には誰一人おらず、自由に撮影できました。

ちなみに最も見頃の季節だとこんな感じ。

エライ違いだ・・・（汗）

小岩井農場内にはまきば園という観光客向けの施設（入場料800円）があるので、こちらでランチ。


チンギスハンもとい、ジンギスカン

少し園内を歩いてまわりましたが、子供がいて時間があればなかなか楽しそうですね。
この日は少し肌寒い気候でしたが、最後にせっかくなので定番のやつを。


ここから再び盛岡へ戻り、市街地を通り抜けて太平洋岸の宮古市浄土ヶ浜まで行きます。下道を2時間ほど走らなければならないのでこれがなかなか大変なのですが、途中までバイパスが整備されており、これが完成すると最終的に一時間半程度で結ばれるそうです。

やがて潮の香りがしてきたところでホテルに到着。


明日はこの浄土ヶ浜へ下りて行って、遊覧船に乗りまっス。

この日の走行距離は252.8kmでした。ということでつづく～

私、実は2011年の震災時医療チームのボランティアドライバー募集に応募したのですが、自分の仕事の日程が合わずに断念。結局それ以来大したことも出来ずに五年も経ってしまいました。今回長期休暇が取れることと、やや込み入った予算の事情がありまして、嫁とふたり四泊五日で東北三県をまわることにしました。

まずは圏央道青梅ICを10時すぎに通過、その後東北道へ入り、ひたすら北上。
嫁と出かけるときは晴れることがほとんどなく、この日も曇り空。まあしかし梅雨の時期なので必ずしも嫁のせいとは言い切れないか・・・。


初日はいきなり岩手県一関まで行くので福島と宮城はほぼ素通りになりますが、何しろ長い距離を走るので、2時間ほど走って那須高原SAで最初の休憩。


2度目の休憩は福島と宮城の県境付近の国見SAで。


仙台には四日目に滞在する予定なのですが、ちと小腹がすいたので先走ってこんなものを。

ガマンできずにギュータンクシ

その後なおも北上、一時間半ほど走ってようやく一関ICに到着、この時点で16時前くらい。

この日は移動だけにして翌日平泉観光することも考えたのですが、時間的に厳しいので今回平泉はパスすることにして、その代わりインター下りて5分ほどの距離にある、厳美渓へ初日に行くことに。景勝地としても有名ですが、「空飛ぶだんご」が名物ですね。私もテレビで見たことあります。




空飛んでる？

1日目の宿泊施設は、小ぢんまりとした隠れ家的な温泉メインの宿。

温泉に入って美味しい料理に舌鼓をうって、う〜んもう満足…いやいや翌日からは本格的な岩手観光ですので、早めに寝ま〜す。

この日の走行距離は475.25kmでした。


余談ですが、こちらの宿はWi-fi環境も整っていまして、さらに部屋にはこんなものが。

全端末対応アダプター！

なんか今どきの宿泊施設って大変なんだな～とふと思ってしまいました。

ということで、続く～

先週の火曜日から、四泊五日で東北三県をまわってきました。よってみんカラ徘徊&更新が滞っておりました。

今画像の整理をしているところでくわしくはおいおい書こうとは思っているのですが、そうそう遠くて行けないと思うとあれもこれもと予定を詰めこんでしまいますね。もうちょっとゆっくりとしてもよかったかな。とにかく移動が大変で、五日間で約1,600キロほど走りました。さすがに疲れた･･･(；・ω・)

今回の旅行で燃料代と燃費を正確に出したかったので出発時と帰還時に給油、燃料が128.79Lで16,514円、高速道路･有料道路代が24,110円でした。

で、燃費は行程全体の平均が12.4km/L、一時的には驚くことにカタログ数値（13.0km/Lしかも10･15モード）を超えました。高速道路がほとんどとはいえ特に燃費を気にして走ったわけではなく、合流や追い越しで結構踏んだりもしたんですがね。満タン法で各々違うスタンドで入れたので多少の誤差はあるでしょうが、それにしても車齡13年にしてはかなりの数字かと思います。

軽量フライホイールのせいかなぁ。普段の街乗りではそれほど変わらないのですが･･。