
予報どおりの雨。
買い物を済ませておいてよかった。
春らしくメバルを煮付けた。
ご飯も食べたくなり急遽炊いた。
寒い日だったので土鍋でおじやにした。

味付けは丸三ふりだし。
卵は2個。
零汁一菜の質素な食事。

おじやは水分過多だったのでスプーンで食べた。
どうやら家の屋根裏にハクビシンが棲みついたようだ。
天井を走る音がしていて最初はネズミかなと思っていた。
そのうち音が大きくなりチーチーという鳴き声が聞こえてきた。
鳴き声を頼りに調べてみたらハクビシンのようだ。
夜行性なので夜中に騒ぐ。
捕獲するか追い出すしかないが、捕獲は自治体に申請して許可を貰わなくてはいけない。
審査に時間がかかるそうだ。
追い出したらよその家に潜り込んでしまうだろう。
昔は市で捕獲をしていたそうだが、現在は業者を紹介するだけらしい。
そのくせ生息域の調査に必要なので見かけたら情報をよこせと勝手なことを言っている。
本は池波 正太郎さんの「殺しの四人 仕掛け人・藤枝梅安」。

悪いこいつを殺ってくれと依頼主から香具師経由で持ち込まれた案件を高額報酬で叶える連作集。
本当に悪い奴かどうかは報酬の一部を使い自前で調べる。
調べが付いたらあとは相手の力量に応じて葬る手段、算段を決め実行するのみ。
小気味よい。
梅安は何かというと鰻を食べる。
大根を千六本に切り、それと剥き身の浅利を小鍋で煮て酒を呑む。
呑み終わったら飯にかけてさらさらと、なんて場面も出てくる。
出汁が好きなようで、そのせいか大阪、京都によく出かけている。
兎に角腹が空く小説だ。
Posted at 2022/03/19 03:14:53 | |
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