12月11日(火) 雨
天気予報によると台北は一日中雨。
南のほうはどうにか降っていないようなので、台北の南西70kmのところにある新竹市に行く事にした。
行き方は新幹線、鉄道、バスとあるが途中街並みを見学できそうなバスにしてみた。
私たちを含め乗客は4人。
渋滞にあいながら1時間半ほど揺られて市内に入る。
一人が降りた後、少し走ってから運転手さんが何やら聞きに来た。
何を聞かれているのか全くわからないが、身振りからすると何処で降りるのかを聞いているようだ。
駅前近くが終点だろうと思っていたので、「站」と書いてみたがどうもそれでは満足しないみたい。
試しに降りてから歩いていく積りでいた「新竹城皇廟」の名称と住所を書いてみたら走り出した。
少し走ってバスを停めた運転手さんがここで降りろと身振りで示すので、こんな街中で降ろされても駅が分からなきゃどっちへ向かって歩きゃいいんだか・・・と思っていたら運転手さんも一緒に降りてきた。
こっちこっちと手招きしながら歩き、前方の交差点を指差し左に曲がれと教えてくれている。
そっちに行きゃ駅があるのかと思い、唯一通じる中国語(しぇ~しぇ~)でお礼を言い手を振ってお別れした。
曲がって少しく歩くと正面に見えてきたのは

新竹城皇廟。
どうやら分かりやすいところまでバスで連れてきてくれたようだ。
振り返ってももう見えないバスに向かい感謝の最敬礼。
この廟は周りや中に市場、食堂があることで有名。
台湾鶏のシンクロナイズ
新竹名産のビーフン(米粉)料理

山羊肉は美味しかった
写真は撮らなかったけれど、ワンタンがとても美味しかった。
市内をブラブラして鉄道の新竹站へ

台湾の駅舎は古くからのものが綺麗に保たれているものが多い。
ここから自強号(特急)のチケットを買いながら、呂光号(急行)に乗ってしまうというマヌケなことをしながらも台北に戻り、台湾料理レストランで夕食をとり三日目を終了。
12月12日(水) 曇り時々小雨
朝食は街中の「四海豆漿大王」で焼餅加蛋、温豆漿、小籠包

やっぱりホテルのバイキング朝食より美味しいし、楽しい。
店を出て中山北路二段からバスに乗り北上。
MRTの剣潭站を過ぎてから山道に入り、陽明山に向かう。
中腹では雨が降ったり、太陽が顔を出したりとめまぐるしく天候が変わり、頂上付近ではすっかり雲の中に入ってしまい、視界は約10mといったところ。
峠を越したあたりから晴れていれば東シナ海が見えるのだけれど、今日は全く見えません。
山を下りきって少し走ると、今日の第一目的地「金山」。
この路地の突き当りが廟
ここのお目当ては廟の軒下で豪快にぶった切って供している金山鴨肉

肉の右上は白苦瓜、その左上は筍をそれぞれ炒めたもの。
この鴨肉がとてつもなく美味いんです。
ここからはバスで淡水まで海岸線を西に走る
淡水は夕焼けの綺麗なところなのだけれども、今日は雨でそれも期待できないから海鮮を楽しむ事にする。
まずは淡水名物の孔雀蛤

ムール貝のこと。
台湾独特の小振りな牡蠣

ビールがすすむ、すすむ、止まらない(笑
この他、炒飯、アスパラガスサラダ等数品。
MRTを乗り継いでホテルまで。
流石に腹が苦しくて、早々に就寝。
12月13日(木) 晴れ
帰る日になって晴れた。
台湾名物、朝の通勤バイクの群れ
奥さんのお腹も昨日から元に戻り、楽しみにしていた胡椒餅を食べたいという事で、龍山寺の福州元祖胡椒餅へ
ちょうど焼きあがったところだった
全く観光をしないのもなんなので。
国父記念館(左端)とTAIPEI101(右端)を無理やり一緒に
4泊5日の駆け足旅行でひたすら食べてきた。
Posted at 2012/12/17 12:20:40 | |
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