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ひねもすのたりのたりかなと詠んだ蕪村さんも年金生活者だったんだろうか。







この日の肴。

鯛兜、焼きイカ、茎わかめとカニカマ、炙り切り落とし。
炙り切り落としはてっきり鰹と思いこんで買ってきたが、びんちょう鮪だった。
用意していたニンニクをワサビに変えた。
鯛の兜煮はこの後骨湯になった。





本は村上 龍さんの「69sixty nine」。

学生運動の嵐が吹き荒れた１９６９年の、背伸びをしている高校三年生どもの物語。
大した思想は持たずノリで楽しんじゃうという、高校生の学生運動ってこんなもんだった。
小難しい本の題名と作者名を声高に話し、だけど中身はあまり読んでないことは隠してる。
いたいた、こんなヤツ。
「ゴリラの鼻くそ」という遊びを初めて知った。
好物は？　大事にしてるものは？　反戦運動は君にとって？　
何をかれても「ゴリラの鼻くそ」と答えなければいけない、先に笑ってしまった方が負けというルール。
アホである。
作者も「楽しんで書いた」とあとがきに書いてある。
これも電車の中じゃ読めない本だ。

この日が期限の本を図書館に返し、その足でヤオコーにてお買い物。

妻さんからの頼まれものを籠に入れ、食べたいものを購入した。





ダイレックスの「鮮の市」で仕入れておいた大きな鯛の頭は塩と温湯と冷水で掃除し

熱湯じゃなく温湯を使ってもウロコはとりやすくなり、皮は剥がれないから綺麗に仕上がる。
多くのレシピには熱湯をかけてと書いてあるが、あれは間違いだ。

薄味兜煮にした。

とても旨い。
鯛のアラ、特に頭がいい。
料理に使うように日本酒の3ℓパックを買っておいたが、この頃海鮮系の肴が多いので呑んでしまい残り少なくなった。
「酒のカクヤス」さんに届けてもらおう。

酢の物。

茎わかめとカニカマを黒酢と醤油に浸けて冷蔵庫で2時間冷やした。
カニカマは一正蒲鉾の「オホーツク「」で、スギヨの「かにちゃいまっせ」の次に好きだ。
ヤオコーには切った茎わかめが置いてあり、塩抜きする必要もないから便利だ。
蕪も酢漬けにしようと思っていたが、いつもの面倒くさい病が出て止めた。

焼きいか。

トレイから出すだけでつまみになる優れもの。

縞ホッケ開きの残り。

冷蔵庫のスぺースをとらないように小さく切ったらから見た目が悪い。


路駐は良くない。
爆撃機4機で日本列島を周回した露中はもっと良くない。

ヤオコーの一日限りの「大豊洲祭り」に対抗して、ダイレックスが
三日間の「鮮の市」をぶつけていることが分った。

いいぞいいぞ、こういう戦争は派手にやってくれ。
ロシアはいい加減に大人しくしろ。



この日の肴。

巨大な縞ホッケの開きは半分しか食べられなかった。
ビビゴの水餃子は黒酢、四川風辣油、フライドガーリックまみれで食べた。
一日経った砕胡瓜塩昆布和えは味が染みてより美味くなっていた。
左上のサーモス保冷缶ホルダーに入ってるDRY9％は、肴を用意しながらチュウチュウやってたのでもう空。
ホッケの開き用に日本酒を用意した。

〆は即席麺シリーズ、エースコックのワンタンメン。

製造元の推奨時間は３分だが２分弱で火を止めた。

できあがり。

麺がまだところどころ引っ付いているが、ほぐしながらら喰えばモーマンタイ。



ロシアの現役外交官がプーチン政権を批判し、辞任した。
ロシア軍軍曹（２１）が戦争犯罪裁判で非武装の民間人を殺害したことを認めた。
プーチンは浮腫んだ顔をして居座っている。

ハクビシンは完全に何処かへ行った。

近くには空き家があるし、うちと同年代の古い家もある。
名前を付けてもらい仲良くしているのかもしれない。




本日のアテ。

ホタルイカ、スモークレバー、胡瓜の塩昆布和え、ちょこもの。

ホタルイカ。

富山湾での漁期は３月から６月頃までなのでもうすぐ終わる。
数年前まではこれと入れ替わるようにスルメイカが登場していたが、今年は期待できるのだろうか。
イカもサンマも高級品になってしまった。

スモークレバー。

近くの土曜日にしか営業していないアレマンニャのスモークレバー。
店主さんが腕を怪我されて暫く休んでいたが復活してくれた。
ジンを用意しとかなくちゃ。

胡瓜。

久し振りに胡瓜を瓶の底で叩き、塩昆布、ニンニク、ごま油漬けにした。
四葉胡瓜（すうようきゅうり）というもので皮が薄く漬物に向いているそうだ。
大きさも一般的な胡瓜の１．５倍ほどある。

妻さんからのちょこもの。

洋風茶わん蒸し。
よく冷やして食べるのが好きだ。




本は有川 浩さんの「キケン」。

理系大学のとあるサークルの笑劇的物語り。
部長のあだ名がユナ・ボマーで、教授に「また、お前か～～！」と追い回されてる。
副部長の恋物語、学祭での奇跡の味、ロボットによる相撲、そして感動のラスト。
充分に笑って、またあの時代に戻りたいと思わされた。

この日はヤオコーの月一回の大豊洲祭り。

対抗してダイレックスの魚耕が何かやるんじゃないかと思い行ってきた。





特に幟も立ててはいなかったが、気合は入っていた。
普段ないものが出ていたり、鯛の頭もいつものより格段に大きかった。

この日の肴。

貝汁、鯛の卵炊き、ホタルイカ。
海鮮系だからお酒は日本酒にした。

貝汁。

味付けには塩の代わりに昆布茶を使った。
ホンビノス貝が沢山用意してあった。
タイラギもあったが中を覗いたらそんなに貝柱が大きくなかったので止した。
ナガラミとかマテ貝などの珍しい貝があれば嬉しいのに。

鯛の卵炊き。

大阪流に言うと鯛の卵の炊いたん。
出汁醤油と日本酒で炊いた。
鯛のアラのところに一つだけあった。

ホタルイカ。

近頃は兵庫県産だったが富山湾産のがあった。
しっかり大きくなってた。



ハクビシンを閉めだしてから丸二日経った。
物音が聞こえない。
成功したみたいだが古い家なので出入り口が一か所とは限らない。
まだ安心できない。