
雨戸を開けたらスッカーンと青空。
気温はスッキリと7度。
やりゃ出来るんじゃん、秋。
起き抜けで作った大根汁。

丸三のふりだしで柔らかくなるまで煮込んだ。
熱々を頂き、7度のなか芯から温まった。
小肌と数の子の酢漬け。

数の子じゃなく、とびっこかもしれない。
プチプチといい感じ。
あとは残りもんのイワシと氷下魚。
写真は食べかけのものだったので省略。
脂ののりきってないイワシはあまり旨くない。
一袋だけになっていたエースコックのワンタンメン。
怪しい探検隊の林(リン)さんが書かれていた。
即席麺は麺がほぐれればいい。

だから指定3分のところ、約1分半で完成。
本はその林 政明さんの「林さんチャーハンの秘密」。

山の雑誌の編集長である三島悟さんの取材同行に誘われ、椎名誠さんの怪しい探検隊に引き合わされた。
山好き、渓流釣りの好きな林さんは主要メンバーと意気投合し、メンバーは林さんのチャーハンの虜になった。
こうしてあの有名な卵と葱と塩胡椒だけの林さんチャーハンが誕生した。
野田さんに至っては朝飯は林さんチャーハン以外を認めない。
材料は現地調達、調理器具はデカ鍋と重たい中華鍋、熱源は焚火という本来の野外料理で
好きなこと言い放題のメンバー(特に沢野さん)の舌と胃袋を満足させた探検隊活動記。
いやもう楽しい。
林さん料理のレシピ集付きで、図書館本じゃなく90年頃に珍しく購入した永久保存本。
野田さんがこの本の扉に書いてる。
椎名さんが一同を集めてテストした。
「砂漠を歩いてきたあと次の四つのどれにとびつくか答えよ。冷たいビール、ハダカの女、林さん、カツ丼」。
全員が声を揃えて
「林さん、林さん、林さん‼」。