くま朗のブログ一覧

今の車は重い。
スポーツハッチと言っても1200kg。

年配の車好きは今の車はとにかく重くてスポーツじゃないと言う。
昔の車は軽くてよかったとも・・・

しかしさ。
乗ってみたことあんのかな。所有するくらいの濃さで。

「綺麗なことだけ残ってる遠い思い出」の中のクルマたちって、クラッシュしたら気持よく死ねるような紙のようなボディだったんじゃないの？
よっく壊れてたはずだし。
不思議だよね〜？思い出はいつも美しい？

今の車には、今の車なりの良さだってある。

例えばだけど・・・
ウチのルーテRS、いいよ〜。
ちょっと重いがゆえに、交差点とかでどん詰まりになってからの弾けるような加速が、すごく気持ちいい。NAゆえのムリのない感覚が、感性に合う。

わたくしくま朗は、もともと体もでかくて、ガリガリだった歴史がない。
競技スキーやってた当時、ベスト体重が178cm77kgだった。
その、学生当時もっとも動けてた頃のパワー感にそっくりなの。
重い。
けど、筋肉の塊。いつも走っているから持久力もがんがんある。
どんな場面でも全力ダッシュが可能だった。
なんか、そう言う感覚がある。
胸のすくってのはこういうことじゃないかな、と思う。

失ってしまった弾ける元気とかが鮮明に思い出される。「こうだよねえ〜！」と。

もちろん、軽いに越したことはないことは理解してます。
どんなに軽く作ったところで市販車じゃ、Cセグなら1トンは切れないだろうけど、それは素晴らしい未来。

しかし、自動車は文化。
あえて重くしか出来ない中で頑張り抜いて悩み抜いてルノースポールの人たちが創りだしたセッティングを、味わいながら振り回し、未来のクルマに思いを馳せるのもいいじゃない。
長い車文化で、安全と居住性に重きが置かれた時代、合ったね〜とか後で語れる。

あとは、頑張って働き、次の世代が気に入ればまた購入すればいいのです。

買い支えなければ日本導入が継続される保証もないのだし・・・

ビートみたいな軽量車ですいすい〜と速いのがなんとなく分からなかった。銀さんのビートに乗せてもらって、すごくいいものだと理解できたんだけど、なんとなく肌に合わなかった。
多分、もともと自分がしっかり抜重してがっちり加重する乗り方が染み込んでいるから。
ドカンとブレーキングしなきゃならない重さが、嫌いじゃないんだろうな〜。

ってわけで、今日もルーテRSを愛しているのです(笑)

朝7時から、借りてるゲストルームが停電になると聞いて、6時前に起きてシャワー浴びてたら、6時過ぎにいきなり真っ暗になった。ちょうどシャンプーで頭が泡だらけ。さあ、どーする？

廊下だけで、部屋は大丈夫！と聞いて居たが、部屋も真っ暗（笑）
iPhoneを頼りに、まずは頭をすすぎ、部屋に戻るとKawoがヘッドランプで行動中。
災害、アクシデント対策に常にヘッドランプを携帯する我が家。くま朗は仕事でも使うペツルを持ってきているので、付けちゃえば「いつも通り」。
そそくさと、荷物をまとめて渡り廊下へ。
あれ？暗くなると聞いてたエリアが暗くならず、暗くならないと聞いてたところが暗い。
まあ、いいか！

義妹の部屋に移動し、朝食をいただきつつみんなとお別れ。
みんな悲しそう。
こちらも悲しく、Kawoは涙を浮かべている。
出会いあれば別れあり。
仕方ないんだけど、別れは惜しい。
また！


さて、迎えに来たのはVW caddy ディーゼル+DSG。

このクルマが、想像以上にいいクルマだった。
まあなんと言うか、さらりと毎日使いたくなるフレキシビリティと終わらない必要十分な加速！
運ちゃんも、高速で前が空くと普通に160位まで上げるが、周りも同じ速度、へっちゃら！

改めて、欧州のスピードレンジの高さを痛感する。
いやコレ、日本では並行でしか手に入らないのが惜しい！
いい加減、変な規制やめませんかねー？



んで、やはり北欧だけにサーブとボルボはやたらに見ます。
ボルボ、つい欲しくなっちゃう。

そうそう、ストックホルム二日目の朝に追突事故を見ましたが、ちょうどそこを通りました！
確かに、ここって高速がホテル下を通り、しかも地下で分岐し、その分岐がすぐに信号、と言う悪条件。
この時も結構なブレーキングでした。
こりゃ、事故起こりますな〜


ストックホルムからヘルシンキは飛行機でわずか40分。
予定より早く飛び立つし、ホントにバスのノリ。
千歳～女満別の感覚なんだろうなあ。


眼下の雲がまさにひつじ雲。


そして、最後の罠がヘルシンキであった。
罠その一：輪行袋は特別扱いなので、どの空港でもspecial baggage 扱いなんだけど…指示されて向かったところに、待てど暮らせど誰も来ない！
20分以上待って、あんまり誰も来ないから、もう一度窓口に戻ったら、見兼ねた窓口のおばちゃんがエレベーターに載せてくれたが…これは少し危険フラグの予感。

罠その二：Duty freeの申請窓口が小さすぎる！これぞまさに長蛇の行列。
こら中国人、横入りするな！
ダメだあいつら、列は守る、と言う風習がそもそも無いから、勝手に前に割り込んで係官に交渉しようとしている。
しかし、係官の姉ちゃん強い！分かりやすい程のガン無視。「列を作りなさい！」と指示。
同じアジアンと見られてるのかな。これはまともに嫌だな。

今回の旅、日本人で良かった、思う点が多数。
どこの場面でも、日本と分かると笑顔をもらえた。
やはり、先人の積み上げた信頼ってのは大きい。困った隣国には決して同調せず、我が道を行き、信頼を積み上げ、次の世代に渡したい。
笑顔でマナーを守り、ルールに従う。そう言うの守れない人間は、やはり海外出るべきじゃ無いよねー？


長いフライトののち、成田でトランジット4時間待ち。

「銀」さん、「魔女やん」さんご一家、「さいど」さんが駆けつけてくれ、欧州仕様、「タウリン入り」赤牛オフとなりました。


苫小牧に戻ると綺麗な夕日！

長い旅、疲れた〜！
よい、結婚10周年記念旅となりました。

ささ、また仕事に励み、次の遊びができるように体と経済力←これ重要
を鍛えねば・・・当分は慎ましやかに生活です。



お読みいただいた方、長いお付き合いありがとうございました！

昨夜の疲れも抜けぬまま、今度は買い物と美術館見学。


旧市街を歩く。

割と開放的思ってたストックホルムも、旧市街はさすがの狭さ。
空の青さが、冬の近いことを否応なしに実感させてくれる。
風見鶏は寒いんだろうなー！

さて、私個人的には、北欧と言うと、カクカクしたボルボにでかいHellaのフォグを付けて、薄暗い中を走る、みたいなイメージがあって、それがものすごく通っぽく感じていたので、本場でどーなっているのかすごく期待していた。

すると、期待にたがわず、居るわ居るわ…
こーやってナンバーフレームにつけるタイプのマウントいいな！

三連が基本みたい。





バンパー下半分に並べるのも多いみたい。

トラックはもっと本気。
巨大なヘラジカとかいるからな…

正直言って、北海道も、杓子定規でフォグの規定を全国統一するんじゃなく、より明るいランプ増設を認めて欲しい。
鹿や熊、マジで出るんだから！

夜は、義弟がビジネスでいい事があったのでお祝い！

いよいよ、譲ってもらったスツールを各所で展示しなきゃな！
いよいよ、明日は帰国。
まだ居たいなー。

晴れた！

義弟が午前は大事な会議があるから、午後からライド！と決まり、午前は車を見ながらぶらぶら。

おお！
北欧に来て初めてのClioRS！！


・・・結局一週間いてコレ一台だけでした。


さ、いざ、ライド開始！


前述のように、自転車先進国の当地は、自転車レーンが完全に歩道とも車道とも別れており、信号も別。
このおかげで、現地の方々は平気で片道40km位は通勤してしまう。



しかも、見た目ママチャリちっくなシティサイクルに子供キャリアを付け、普段着にメット、の装いで平地を30km/h以上のペースでかけてゆく。
普通の人でそうなのだから、本気の人は、もう驚くほど速い。今シーズンは結構乗ってると思い上がっていたが、実はそうでもなかったと思い知らされた…


それはともかく、欧州の街並みを楽しむのに、自転車以上のツールは無い。
ストックホルムの街並みの中を漕いで行くと不意に視野が開けて、こんな景色が開けたりする。
思わず声が出る！


いつも言っていることだが、自転車は最高のオーブンカー。
自分の前に遮るものは何もなく、また車道よりも建物よりを走るので、臨場感が半端で無い。
肌で欧州を感じたい方、チャリ旅、オススメですよー。

さて、カントリーロードに出ると、十勝地方を思い起こさせるような開放感あふれる景色が現れ、吸い込まれそうな空が待っている。
が…だんだんどんよりして来てない？


あら…

なんと！
土砂降りに！
しかも、シンクロする様に北海からの冷たい風が吹き付け、体温は一気にストンと落ちた。
ウインドストッパーのアンダーを来てシューカバーしてたって、冷たいものは冷たい。
笑えるほどの雨に打たれながら、こんな時期でも自転車レースやっている欧州の底知れぬ厳しさも実感。
堪らずビバークしたガソリンスタンド。
皮肉なほど青い空が遠くより開け


、視野一杯の虹が！

暖かいコーヒーが全身に染み渡る。ああ、生きてるなあ。



92kmのライド、心より楽しんだ。
義弟に心から感謝。



容赦無い北欧の自然に乾杯！

自転車もこんなんです。


二人でアパートの狭いエレベーターにチャリごとギュウギュウに入り込み、「なんかこんな狭いところに入り込んで、忍者みたいね」と言った時に英国人である彼が見せた笑顔が忘れられない(笑)

起きてみたら、なんと高速道路の真正面が部屋だったことに気づく。

夜明け頃。

これ、これ・・・
欧州車好きには、口開けていたらごちそうが飛び込んで来るような環境！！
あんなの、こんなの、キャーキャー言いながらずーっと眺める。









チューンドサーブとか、もう一生見ないぞｗｗ

そうして朝食にも行かず見ていたら、Kawoに強制連行。

旅はやっぱりヨーグルト。

ミックスナッツとドライフルーツが気軽でいい。


戻ってまた道路を眺めていたら、ああ！

追突事故だ！！

やはりどこの国でも朝の渋滞時間は魔物が潜むし、追突されたらとりあえず降りてみるのね・・・
って言うか、危ないから高速で車降りるのはやめましょう・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今日からは義妹のアパートのゲストルームへ移動。
IKEAのものだけで仕上げているのが明白なのに、この完成度！


流石です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

クリスのオフィスを表敬訪問。




義弟である彼は、家具デザイナーをやっており、以前から一回行って見たかったのだ。

おお…



ものを作り出せる人ってすごい。
今回、重要な目的の一つに、自転車を運び、届け終わったあと、あのでかい輪行袋を活用して北欧家具を「直輸入」する試みがあった。
採寸してみたら、なんとギリギリOK！
甥っ子の名前を冠したスツールを
譲ってもらうことになった。



どうやら、アジアで三つ目、シンガポールまで、らしい。
何度も「日本らしい風景と写真をプロモーションのために撮って欲しい」と念を押されたので、無事戻れたら、超日本的な風景の中で象徴的な写真を撮るべく、次の目標が出来ました。
羊蹄山とか北海道神宮とか、田んぼの中もいいな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、実はそのあと、ストックホルム周辺がいどがてらサイクリングに出る予定で、ペダルとメット、シューズにジャージ持参で準備万端！



だったけど、いざ準備してみたら外はいきなりの大雨…



さすがに、この雨じゃ仕方ない…

あえなく順延となりました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夜は、義妹夫婦とスウェーデン料理の店へ。
伝統的スウェーデン料理ってなんだろ？と思ってたら、さすがはもともと荒くれの国。
予想以上に豪快なもの。

鶏卵位あるミートボール、


大人の拳よりも大きな「ナックルサイズ」豚肉…
すごい男性的。いやむしろ野趣あふれる感じ！

これに、クリームソースがスウェーデン流。
必ず、ジャムが添えられるのもお約束。
英国人の義弟オススメのホブゴブリンと言う黒ビールがまたインパクトあったー！

……次の日の昼まで、まったく腹は減りませんでした。肉食文化のやつらのすごさを知った…orz

（※結局iPhoneから残りの画像を添付。いい時代になったものです)