幌インシュレーター(自家製)

断熱と防音効果を狙いエプトシーラをインシュレーター代わりに設置しました。

ロードスター幌と頭の距離は指2本分くらい。私のロードスターにはインシュレーターが標準装備されておらず、太陽光を吸収した幌からの猛熱が脳天直撃なサターン的苦行の姿三四郎。

とりあえずの処置として、百均のアルミレジャーシートを適当な大きさにカットして布と骨組みの間に挟んで断熱しておりました。

こんな代物でも断念効果はかなりのものですが、どうせだったら防音効果も狙っていきたいと、防音シートの定番エプトシーラにアップデートすることに。

エプトシーラを50×85センチくらいにカットして、布と骨組みの間に差し込みます。大きさはかなり適当です。

厚みがそこそこあるので、これだけだと幌の開け閉めを繰り返して行くうちにシートがズレてくるので、2つの対策をしました。

一つは、骨組みとシートを結束バンドで固定。

もう一つは幌の樹脂パーツ部分に挟み込み、シートと樹脂パーツをマジックテープで固定します。

効果の程ですが、まずは断熱性。これは当然問題なし。なにせ厚さ1.5cmの高密度スポンジですから、テスタメントを防いだ真空の大断層ばりの断熱性でしょう。(太陽熱でスポンジ溶けたりしないよね・・・)

肝心の防音性は・・・通常時はほぼ変化なし。残念。雨音も特に減衰は感じません。

変化を感じたのはトンネル走行時。これまでのトンネル走行時には幌を閉めてても上からの反響音が車内に響き渡り、助手席の奥様との会話が途切れてしまうこともしばしばありましたが、今回のアップデートによりトンネル走行時にちょっとうるさい程度、会話が充分可能なレベルに。


エプトシーラ式インシュレーターの難点は2つ。
一つは厚みがある分、幌の開け閉めが固くなりました。が、しばらくすると馴染んできて片手で開け閉めできるようになります。

もう一つは見た目。ライトで照らしてじっくり眺めると雑な内装にサガりそうですが、幌の内側を見る事は滅多に無いので気になりません。写真は肉眼の明度で幌内側を見た時のイメージ。


大したデメリットもなく、お安くお手軽に断熱防音効果を得ることができました。

以上、皆様のご参考になれば幸いです。