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前回の忌まわしい出来事を断ち切るため、思い切って新たなＪＥＴ（といっても中古）をＧＥＴしました。

今度は国産（YAMAHA）です。
これで度重なる故障や爆発の危険？とはサヨナラ出来そうです。

3年落ちの中古ですがエンジンは絶好調です。
排気量1,053㏄で160馬力を発生します。
レッドゾ-ンはなんと12,000回転からです。
さすが元々はYAMAHAのバイク用のエンジンだけあります。
DOHC 20VALVEエンジンはあっという間に10,000回転をオ－バ－しようとします。


船体には無数のすり傷がありましたが、磨きに磨いてなんとかここまでピカピカにしました。

エンジンオイル，オイルフィルタ－，それにプラグを交換したので、早速今週末に猪苗代湖へ出撃してきます。

これがその、爆発炎上後のエンジンル－ムです。


爆発と同時に私はシ－トと共に空中に放り出され、少し離れた場所へ着水しました。

フロントの荷物室もフ－ドも吹き飛んで近くの水面に散らばりました。携帯も一緒に吹き飛んでどこかに沈みました。

爆発してエンジンル－ムがむき出しになったＪＥＴからは火が出ています。

まずはこれを消化しなくてはなりません！

急いで手で水をすくい火元へかけ消化を試みましたが、全く消えません（冷滝汗！！）
エンジンル－ム内で２箇所、フロントストレ－ジの中で１箇所から火が出ています。

爆発音を聞きつけて、すぐ隣りでＪＥＴを楽しんでいたグル－プが駆けつけてくれました。
総勢6～7人で消化にあたりましたがなかなか火が消えません。


私の脳裏にある事が思い浮かびました。
ＪＥＴの燃料タンクにはまだハイオクガソリン60リットルは入っているはず。
これに引火したら．．．．．

そう思い更に必死に水をかけ続けました。
ヤバイ、ヤバイと念仏のように唱えながら．．．



やがてＪＥＴが水没するくらいに水をかけ続け、ようやく鎮火しました。

手伝って頂いたジェッタ－の皆さんにお礼を言って、マリ－ナの方に手伝って頂きタンク内のガソリンを全て抜いて帰ってきました。（ガソリンはＣＸ-7にも入れました）


次の日、友人に紹介してもらった解体屋へ持って行き、サヨナラしてきました。




ちょうどその日の朝、マリ－ナのおじさんから「このメ－カ－は燃料系（インジェクション）のトラブルが多いから気をつけた方がいいよ」と言われたばかりでした。
まさか本当にその通りになるなんて自分でもびっくりです。

しかし、船体の上下が引き剥がされるほどの爆発力だったにも拘わらず、体が無傷で良かったです。これだけが不幸中の幸いでした。

それに必死に消化を手伝ってくださった方達に感謝感謝です。ＪＥＴ乗りの絆みたいなものが感じられました。


まあ、でも死ななくて良かった．．．
今度は”国産のＪＥＴ”で復活しなくては。
（全然懲りてない？？）

午前中は爽快に水上を駆け巡り、お昼ご飯を食べる前にもう1本行ってみよう！
と意気込んで出発しました。

途中、メ－タ－に”ENGINE CHECK”の警告が出たので引き返す事にしました。
ただ、この警告はよく表示されるものなので、あまり気にせずゆっくり帰投することにしました。

桟橋まであと数メ－トル、速度はデッドスロ－、最後に軽くスピンを掛けてからエンジン停止　の手はずで接近してきました。


あとほんの少しで桟橋に接岸、ステアを軽く右にきりました。

その瞬間、驚くべき事が起きたのでした！！





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なんと、ＪＥＴが爆発！！！


続く

7/10（金）、今シ-ズン初のＪＥＴに行ってきました。

場所はいつもの山中湖、天気は曇りでしたが気温は26度で快適でした。


朝11：00にマリ－ナのおじさんに挨拶し、ＪＥＴを静かに入水させました。


昨年、ＭＹ ＪＥＴはあまり調子が良くなかったのですが、今回はプラグを
新品に換えたせいか、すこぶる好調！

こりゃあ、イイ！とばかりに全開でアタックを続けました。
標高1,000ｍの高地のせいか、タ-ボブ-ストは平地の80％程度しか掛からない
ためか、パワ－感はもう少しといった感じでした。

しかし、アイドルは1,500回転で安定しているしエンジンは快調快調！


湖の上からこんな写真まで撮れちゃいました。


富士山って、やっぱり美しい！！


そんなこんなで午前中は楽しく過ごすことが出来ました。



で、恐怖の後半へ続く．．．．．