インナーバッフル交換 【後編】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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前編に引き続き後編です。
ドアの内張を剥がしました。
状態としては4年前の車両購入直後、下記を施工しました。
デットニング施工:STP Aero制振シート
スピーカー交換:パイオニアTS-C1736S
インナーバッフル取付:UD-K521
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スピーカー本体は問題ありませんが…
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接続端子のコード側が白くガビガビになり、先日まで接触不良を起こしていました。定期的なメンテナンスが必要かもしれません。
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用意したのはKURE接点復活スプレー。
製品説明には【接点部に付着したカーボンや汚れなどを除去し、接点を復活させます。
接点表面に形成された被膜は接点部の摩耗を防ぎ、腐食から保護することで接点不良や迷走電流を防ぎます。】と記載されています。
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前回異音時もこのスプレーで良くなりました。あれから2か月しかたっていませんが外したついでにスプレーしておきます。(写真はインナーバッフル交換後の写真です)
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今回交換する木製インナーバッフルの状態ですが、湿気による劣化で変形やネジ穴部の陥没が目立ちます。
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特に下側のボルト取り付け部はリブが変形しネジ穴部の陥没によりナットが効いていない状態でした。他の方の整備手帳にも変形の報告が散見されますが、家庭用ホームオーディオと違い、夏場の高温や雨水の湿気に対してMDF(いわゆる木製)には限界があるかもしれません。
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今回取り付けるパイオニア製メタルダイキャストインナーバッフルUD-K621 です。インナーバッフルの他、スペーサーや取り付けネジ、遮音スポンジまで付属してきます。オーディオテクニカあたりの遮音スポンジでも同形状で2000円弱するので、価格はお高めですが内容は満足です。
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最初にネジマウント部に赤いプラスチック製のスペーサーを貼りつけます。車両側の穴周辺が一段下がっているため、このスペーサーを噛ますことでインナーバッフルにかかる面圧を均一にしボルト締め付けによる変形を防ぐ効果があると思います。木製のインナーバッフルもこのスペーサーがあれば変形や穴陥没はある程度防げたかもしれません。
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次にインナーバッフル本体を取り付けます。ナット側はロックワッシャ―形状のフランジナットになっており、スパナでナットを固定する必要なく、ドライバーだけで締め付けられます。
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最後に遮音スポンジを貼りつけて完了です。このスポンジ、よく見ると右と左で波の大きさが違いますが取説にはどっちが内側か記載がありません。取説の絵でおそらく大きな波が内側に見えるのでそのように貼りつけました。
あとは内張を戻して完了です。
右だけ取り付けた段階で左右を視聴しましたが、低音域が明らかに出にくくなりました。このあたりは切れが良くなった分、イコライザーでもっと上げられるかもしれませんので、日数をかけてセッティングを行い、後日リヤ取付編でフロントのレビューも行いたいと思います。
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