Speeduino:オープンソースECU(準備編6-3)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
番外編ですが、作業中にちょっとしたトラブルがありましたので記事化します。
Speeduinoに入力するパルス整形回路のテスト中にうっかり手が滑って逆接してしまいました。注意不足ですね・・・
一瞬匂ったのでマズイとおもって電源切りましたが少し煙も出てました・・・
その後動作確認したら矩形波はでていたのでシュミットトリガーは大丈夫そうでしたが、正負の反転などうまくいかなくなったので、チャージポンプかオペアンプあるいはその両方が燃えたと思われます。
逆接したところに直結してますからね・・・
保護回路いれておけばよかった・・・
2
後悔しても仕方ないので予備部品にはりかえます。
使ったチャージポンプ(12Vから-12Vを生成するもの)、オペアンプ(反転増幅するもの)、今回はSMD(表面実装)のものをDIP基板にのせてユニバーサル基板にのせてますので、むしろDIPでやりなおすよりも楽です。
急いでたので全部の工程の写真とってないのですが、
カプトンテープなど耐熱性のあるもので外さないところはマスキングし、ヒートガンで加熱するとぽろっととれます。
ヒートガンは普通に車用で使うもので大丈夫です。慎重になりすぎると加熱時間が増えるので大胆にいくほうがうまくいきます。
写真は2個外した後、チャージポンプのみ仮どめした状態です。
チップ外したあと、ハンダ吸い取り線で基板をきれいにして、チップをいい具合の位置において端だけハンダづけしてまずは仮止め。
後述しますが、はみだしなど気にしない。
3
次は豪快にハンダづけ。
はみだし気にしないどころか、思い切って盛ってしまいます。
4
次にハンダ吸い取り線で適当に吸い取ります。1.5mmのものは使いやすいです。
いい具合に吸い取ったら、小手先で少しなじませて完了。
5
年のため導通しているかテスターでチェックはしておきます。
見た目ついてそうでついてないことはよくあるので。
6
オペアンプ側も同様に仮止め。
7
同様にハンダを盛ります。
8
同様に吸い取り線で吸い取り。
最後に導通チェック。
9
あっという間にリカバリーできました。
動作もばっちり。
(実質30分程度だと思います)
10
どちらか生きている可能性はあります。
暇があったら生存確認できるようにとってありますが、そう高いものでもないのできっとやらないでしょう。
少々手荒なやり方なので、熱死した可能性もありますし。
プロはもっとスマートにやるんでしょうけれど、素人はこれで十分。
繰り返しですが、DIPでスルーホールになっているよりも交換が楽な気がします。
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