※3カ月前なのであまり憶えていない。
晴れ。
TC1000についてはインストラクターに出してもらった43.518秒を目指しているが、5月に出した43.802秒が個人ベスト。
夏場は暑いので走らず、秋から走行を再開。インフィールドを中心に改善を試しているが、44.0秒台がやっと。
この日のベストは43.934秒。
・減衰
前5戻し
後5戻し
・内圧[bar]
走行前(冷間)F1.72 R2.00
1ヒート後 F2.00 R2.35
2ヒート後 F2.09 R2.45
3ヒート後 R2.35(おそらくリアの内圧が高いので落とした)
最初に意識した箇所は2か所。
①インフィールドのアプローチ
以前は、ヘアピンの立ち上がりはなるべく膨らませずに、インフィールド入り口までストレートを意識して、なるべくアクセル全開でまっすぐ加速、インフィールドの入り口はインベタでコーナリングする感じ。短距離でタイム削減にもなる。
今回は、前回別の走行会でアドバイスのあった、
ヘアピンの立ち上がりを適度にロールするくらい少し膨らませて、この左ロール(右にステアリング)を維持したまま、次のヘアピン~インフィールドの間の右コーナーの縁石の終端めがけて加速(アクセル全開は難しい)、この縁石の終端をアウトCPとしてインフィールドの入り口のインをつくようにライン取り(ここで左ステアリングになって右にロール姿勢になる)、直前ブレーキしながらインフィールドをインベタでコーナリング。
何が一番違うかと言えばインフィールドの入り口で右にかかっている荷重が強いか、弱いかのか差である。
右荷重が強いと、少し前から実施している「ブレーキで曲がる」が安定して行えるようになる。
あまりやりすぎると、(インフィールドの入り口に至るまでの)距離が伸びてしまうのでタイム的に悪化する。
インフィールドの入り口は(ステアリングを左に切った)強い右荷重のまま、ブレーキになるのでかなり難しい。
タイム的には0.1秒捨てて、0.2秒を得る感じ…か。このくらいだとタイヤのコンディションの変化によるタイムのバラツキに埋もれるので良し悪しの判断が難しい。
このアドバイスをもらったインストラクターによると、1周の中で(振り子みたいに)常にどっちかに荷重がかかっていることが重要とのこと。
なんでなのか、次回質問してみよう。
副産物として、ヘアピンの立ち上がりを膨らめる分、アクセル多め、舵角少な目で高い速度で立ち上がれる。
というか、距離が延びる分、ここで速度を上げないと、タイム的に損することになる。
以前、本庄の2ヘアでもらったアドバイスと似ている。その時はややアウトから入るくらいにしか受け取っていなかったが、ホントはこういうアドバイスだったのかも。今度本庄で実施してみよう。
②最終セクション
前回、最終コーナーでスピン。コース上に逆向きに停止してしまい、後続が立ち上がってくる中で、かなりヤバかった。
直後はアクセルに気を付ける感じで対策していた。
よくよく振り返ってみると、最終コーナーのCP直前でステアリング・アクセルコントロールする感じなので、直前の調整になってしまって、CPを外したり、スピンしたり、ミスりやすい。
ので、洗濯板を過ぎたところで、アウトクリップは気にせず、早めに最終コーナーのCPをみるようにした。そうすれば自然に、早い段階で最終コーナーへのステアリング・アクセル調整ができるのミスりにくい。
このベストタイムは、2ヒートで出た。
朝の方が冷めていて、タイムが出やすいと思って1ヒートからプッシュしたが、タイム出ず。
タイムアタック的には、クリアラップの取得、タイヤのコンディション管理が難しい。
〇個別レッスン
走行診断としては「上手になった。特に指摘することはない。いいと思う。ほぼ完ぺきではないか。」とのこと。
まあTC1000は上から見ているだけなので、診断にも限界がある。うまく見えてしまうのであろう。
それでもインストラクターの目は的確で、素人よりは高い認識力をもっているのではあるが。
同乗レッスン…
・インストラクターはインフィールドの入り口は少しCPを離す感じ(後述)。
・「最終コーナーはアクセルをハーフくらいにするとよく曲がる。」→すでに実施済
・「インフィールドは、(横の荷重はそれほどかけずに)まっすぐ入って、最初のCPは少し外して、少し奥で、アクセルをいっきに切ってまがれる(ややVの字式)ので、それで練習してみてもいいかもしれない」「その方がのりやすい感じ」
・「1コーナーはすごく短い間にブレーキして、アンダー気味にハンドリングによるグリップ負荷で減速させる方が、今日の車の感じだといいと思う」
・インフィールドをインベタで曲がると(曲がりすぎて)インフィールドの立ち上がりでイン側縁石にのりがち、加速でスピンしそうで怖いという、こちらからの話のなかで、「怖いのであれば安全をとった方がいい。LSDがあれば問題ない。このクルマの状態であればFRの様にマイルドで安全だと感じる。カウンターはあてやすい。」
・「Vの字っぽいorインベタで比較してみてください。」
というわけで、Vの字を試してみたが、回りそうで怖い。おそらくうまくカウンターをあてられる自信があればいいかもしれない。
少しカウンターあてながらになっても、タイム的にはそんな差はない。と思う(44.012秒)。
コンディションの変化によるタイム差に埋もれるほどのタイム差なので、少し時間をかけて検討すべきかも。
とにかく、インフィールドの出口でインカット気味になって、その修正のために、時間を失っているのは確かなので、インベタからラインで入り口だけCPを少しだけ外して大回りorブレーキとターンインを遅らせてVの字意識にする工夫を検討すべきか。
<0:10~ デイベストラップ(43.934秒)>
0:30 少し膨らんで(左荷重)
0:32 右側の縁石の終端をアウトCPにして左へステア(右荷重)
0:33 左へステア(右荷重)のまま、ブレーキ
0:35 インフィールドの入り口のCPは外さない
0:36 インフィールドの出口でステアリングを少し戻してしまう
0:47 この時点で最終コーナーのCPを見ている
<0:55~ 次の周でもっと攻めてみたが>
1:19 少しブレーキを遅らせたら、インフィールドの入り口のCPを外した上にテールが流れる
<1:39~ さらに続けて次の周でアタックしてデイセカンドラップ(44.002秒)>
2:05 インフィールドからの立ち上がりはスムーズだが、今度は大事に行き過ぎて、やや空走が長く、ボトムスピードが低い
<2:25~ インストラクターアドバイス>
2:34 インフィールドの入り口のCPは外して、少し奥でターン、Vの字に近い感じ
<2:51~ アドバイスを受けて試したラップ(44.012秒)>
3:13 怖くて奥まで行く前に早くブレーキ&ターンインしてしまう。
3:16 インストラクターほどではないが、インフィールドの入り口のCPは外す。テールは流れて少し修正したが、入り口のCPを外した分、出口のCPはインカットしないで済む。
<3:37~ インフィールドの出口でアクセルを戻さず、カウンターステアに挑戦も今一つ>
<3:57~ 高速コーナー(2コーナー)で、テール流れも慌ててアクセルも戻して修正(怖かった)>
テールが流れても、タイムを失わない程度にきれいに、かつ安全に修正できるようにならないと、これ以上の改善は難しいかも。