エンジン抱き付き…またまたやってしまいました(汗)。

前回と同じ症状が出ました…。しかもたった100km/h出したぐらいで(汗)。前回は、無理に加速し過ぎたなって感じでしたが、今回はゆっくり速度上げて、少しの間速度維持して、それでスロットル閉じたのですが、その後「カチャカチャカチャ…」いや、むしろ「チチチチチチ…」というような金属音っていう表現のほうが近いかもしれません(よく考えると前回もこんな感じ、わりと大きな異音です)。
でも、こんなのですぐにピストンやシリンダーが不具合を起こすということは、このパーツ自体の造りがあまり良くないのかもしれません。まぁ、海外製の安物なので…。
以前、シリンダーが抱き付きを起こしてたのも、燃調が原因だと思っていましたが、もしかすると違うかもしれません。
とりあえず、また同じように交換です…。

今回は国産？KN企画で販売しているUma Racingの182ccのシリンダーにすることにしました。今度は大丈夫かな(^^;

そういえば、前回使用していた海外製ボアアップキットは、ピストンが2種類あったのを思い出しました。
「good ピストン」と
「verygood ピストン」…。
私はgood ピストンの方を使用していましたが、verygood ピストンにすれば違ったのでしょうかね？(笑)

………ま、このキットでいいです。

リアショックを切ったり、エンジンをフレームから切り離したりなどと面倒なので、今回は、エンジンを車体に載せたままフレームから切り離さずにシリンダー・ピストン類を交換したいと思います。
腰上だけなら、たぶんこの方法でもいけるはずです。
これをする場合に気を付けたいことは、どこのボルトを何本外せば、どこが取り外せるかが頭に入っている必要があると思います。
なぜなら、作業するスペースが狭く、全体像が見えづらい場所などがあるからです。
矢印で示しているウォーターポンプの部分は、非常に狭く、工具によってはトルクをかけられないかもしれないです。
事前に自分の持っている工具でボルトを緩めたり締めたりできるかどうか確認したほうがいいです。
一度エンジンを降ろしたことがないと、この方法はなかなか難しいと思います。

ちなみに、シリンダー交換の細かい作業については、以前の記事をご覧いただければと思います。

最初は、写真のようにシリンダーヘッドカバーから外しましたが、やりにくいです。ウォーターポンプを残したままにすると、取付時ここのヘッドカバーのガスケットがうまく装着できない可能性もありそうです。その後、手持ちの工具でシリンダーヘッドカバーを外さなくても、先にウォーターポンプが外せることがわかったので、手順を変更しています。

…はい、やっぱりこれです。傷が入っています。今回、気になったのは上側の小さな矢印のところの傷です。つぶれてる？何かが当たってこすれてる？みたいな感じになってしまっています。
ピストンの素材がよくないのかな？！

ちなみに、シリンダーです。矢印の部分に傷が入っています。比較的小さな傷かなって感じです。
いずれにしても、やっぱり原因はこれです。
トリシティは、横型のエンジンですが、前回と同様、上側にこの傷ができています。

新しいボアアップキットを装着。
前回交換から、そんなに走っていなかったので、今回は長持ちしてほしいものです(汗)。というか、もう交換したくありません…。
このあと、一応バルブクリアランスもみておきました(異常なし)。
元通り組み上げて終わり。
エンジン降ろさなかったので、わりと作業時間は短縮できました。

【追記】
その後ですが、2,000kmほど走り高速道路も普通に気にせず加速もできました。異音もなし。やはりあの177cc安物ボアアップキットは、やめといたほうがよさそうです。安物買いの銭失い…というよりは、陸運局への排気量変更の届け出などもあったので、時間と労力のほうが多く失った気がします(笑)。

ちなみに、点火プラグの色は…
182ccのエンジンで今の燃費がだいたい
33〜34km/Lくらいで、ノーマル155ccと比べると燃費は低めだと思います。
ただそのわりにはまだちょっと薄いかなって感じです。155cc純正のECUを付けているだけなので、微調整レベルで燃料補正が入っているだけなのかもですね。
ただ、前におかしな？燃調の機器を噛ませていたときよりは、あのときは本当にプラグが真っ白だったので、このほうがまだマシな感じです。
ま、エンジンにそこまで悪影響出してなさそうですし、これで様子見ておきます。