
26日の後編です。(前編は
こちら)
←の写真は前車(W202)のメーターです。シンプルで非常に見やすかったです。
針の色もイエローでメーターに視線を当てなくても視界の中にあれば感覚的におおよその速度は把握できました。
話が前後して恐縮ですが、一通り車を見てから試乗の申し込みをして、地下の展示会場から地上の試乗会場へ移動したところ、地上では(地下にも1台展示がありましたが)歴代のミディアムクラスが展示されていました。
そのうちの1台に見入るにー太さん(笑)

(その他の車の写真は
フォトギャラリーに…)
試乗の際に気になったことは前回書いてしまいましたが、シフトの問題以外はとても好印象でした♪
試乗コースは平日の都心部ですので、普段運転する環境とあまり変わりません(^^;
ノロノロと緩やかな加減速が続き、停止・発進を繰り返し、たまに前が空いて速度を上げられてもすぐに信号にひっかかり強めにブレーキという感じ。
そういう良くある運転パターンの中で、自分の予測と異なる車の挙動は一切感じられませんでした。(試乗車は現時点でのベースグレードであるE300)
アクセル操作と速度の関係はリニアでストレスフリーですし、ブレーキも踏んだ分だけきくいわゆるMB流のブレーキ。
停車中は外界から遮断されたように静かで無粋な微振動とも無縁です。
可変ダンピングサスのおかげか、乗り心地も極上でした。
FRゆえにステアフィールも良く、リラックスして同乗者とおしゃべりを楽しみながら穏やかな時間を過ごせそうです。
この点は、車からの刺激(エンジンの音など)ゆえに自然と気持ちが高まり、おしゃべりよりも運転を楽しみたくなる5シリーズとの違いでしょうか。
家族でおしゃべりしながら楽しい時間と居心地の良い空間を共有するならEクラスの方が良いかもしれません。
試乗を終えて展示会場に戻ると17時をまわったせいか、会場は車も見えないほど人であふれていました。休憩テーブルもほぼ満席です。
帝国ホテルの出張サービスによる飲み物とホテルオリジナルチョコレートで一息入れてから、今度はいろいろな企画展示を見て回りました。
まずはアテンションアシスト体感コーナーを見学。
続いてアクティブボンネットの実演を見学。
(↓左)こちらは通常時のボンネット。車両前方の3つのセンサーのうち2つが衝撃を検知すると
(↓右)このようにボンネットの後端が約5センチ上昇し、ボンネットに倒れこむ歩行者との関係でのクラッシャブルゾーンを確保します。


アクティブボンネットが作動したものの、歩行者がボンネットに倒れこまなかった場合には、ボンネットは元に戻すことができます。
そしてそのままでもアクティブボンネットとしての機能は失われません。
跳ね上げの動力が火薬(使い捨て)ではなく、バネを使っているために、「使い捨て」機能ではなくリセット可能になっているとのこと。
でも一度も使わないに越したことはないですよね(笑)


(↑左)一度ボンネットを垂直に近い状態まで立ててから閉めるとボンネットは通常時の位置に戻ります。
(↑右)ここがこの機能の肝のヒンジ部分。

まとめると↑こんな感じです(笑)
次に紹介するアダプティブハイビームアシストには正直驚きました。
概要は次の通りです(手抜き爆)
単純にハイビームとロービームを使い分けるんだろうと思っていたのですが、実際にはもっときめ細かい制御をするんです。「連続的に」というのがポイントでした。
その機能説明のためだけにこんなミニチュアセットを本国から持ち込んできたようです!
(右側走行のセットですから、きっと世界中をこのセットは旅しているのでは…)
(↓左)アダプティブハイビームをオンにして走行中、前方に他車がいない場合にはハイビーム(壁の照射面積が大きいです)前方左側に鹿がいますね(^^)
(↓右)照射範囲に自車を追い越してきた他車が入った瞬間、すでにヘッドライトは下を向き始めています(壁の照射面積が若干小さくなっています)

(↓左)自車直前に他車が入ってきたときにはすでにロービームの状態です。鹿は見えなくなりました。
(↓右)前の車が遠ざかっていくと照射範囲もそれに従って遠くに延びているのがお分かりになると思います。



(↑左)さらに遠ざかると照射範囲はさらに大きくなり、鹿も見えるようになってきます。
(↑右)Uターンして今度は反対車線から近づいてきますが、近づくに従い照射範囲は再び狭まってきています。
そして照射範囲から他車が外れた瞬間、さっと最初の写真ようなハイビーム状態に戻ります。
このシステムは気に入りました♪
照明のない夜の高速道路の走行が楽になりますね♪
これ、OPじゃなくて全車標準です。


トランクが大きい(フルセットのゴルフバッグ4本積んでありました)のと、室内のこのオレンジの間接照明も個人的にはお気に入りポイントです♪
逆に…


(↑左)ヘッドライトは分割にせず、赤線で囲ったくらいの大きさで一つになっていれば…
(↑右)この分割線(赤線部)のゴチャゴチャした感じはどうしても好きになれないのと、ミラーのウインカーは単純にデザイン(矢のイメージ)だということでしたが、こちらもどうしてもETの指にしか見えず好きではありません…
もうちょっとディテール部分のデザインをシンプルにしてほしかったです。
そうそう展示会恒例のホイールキャップチェックとオミヤはこんな感じでした(笑)


ホイールは全車きっちりと天地を合わせてました。「MERCEDES BENZ」のロゴもばっちりでした。
オミヤはまたまたUSBメモリでした。最近流行りのオミヤですね~(^^)
以上、長文失礼しました。
にー太さん、夕食までお付き合いいただきドモでした(^^;
ちなみにですが、今後の追加モデルについて
ここから転記しておきますね。
≪追加モデル導入予定時期≫
・E250 CGIブルーエフェンシー(1.8L・直4ガソリン直噴、右ハンドル)…2009年冬
・E350 4MATICアバンギャルド(3.5L・V6、左ハンドル)…2009年冬
・E350 ブルーテック・アバンギャルド(3.0L・V6ディーゼル、右ハンドル)…2010年春
・E63 AMG(6.3L・V8、左/右ハンドル)…2009年秋
・E350クーペ(左/右ハンドル)…2009年7月下旬
・E550クーペ(左ハンドル)…2009年7月下旬
ステーションワゴンの情報が…(^^;