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F1最終戦アブダビGPが終わり
タイトル&ランキングのすべてが決しました!
ご存知のとおり途中まで5人で争われていた
ドライバーズタイトルはベッテルが逆転して
獲得しました!
わたし予想屋のつもりはないのですが、韓国GP後
時点でアロンソorウェバー以外ないと考えていました。
それがこの結果になり、驚きと感動を覚えてます。
もともとアブダビGPでもブラジルGP同等のパフォーマンス差になると考えたうえで、どのような展開と結果が
ありうるのかを考えていました。
ベッテル>ウェバー>アロンソ>ハミルトンの順ありき、レッドブルのチームオーダーがらみありき、でしたが、
むしろタイトル争いドライバー同士のからみはまったくといってもいいほどありませんでした。
さまざまな要因があったとは思いますが、結果は私なりに下記のように受け止めています。
-予選でほぼ決まったウェバーの脱落-
予選ではベッテルに次ぐ2位が順当、チャンピオンのふさわしさを示すうえでポール狙いといきたかった
ところでしたが、5位となってしまいました。
8ポイント差を追うアロンソは3位に、頼みの綱のチームオーダー策のためのベッテルはポール、とこの時点での
逆転は苦しくなった、というよりレッドブルチームにとってはここ数週間取りざたされていたチームオーダーやるか
やらないか問題をある意味解決させてしまったため、チームがベッテルに注力する理由を作ってしまいました。
決勝でも早めのタイヤ交換策に打って出たのも、ベッテル他スタンダードな策では逆転不可能と
考えたためだと思われます。
結果的には不発でしたが、チャンピオン争いを意識しての施策だったのだと思います。
-ウェバーを意識しすぎたフェラーリ策-
こちらも結果論で言えば作戦的に不発となってしまいました。
アロンソは予選3位、スタートで遅れて4位でしたが、このままポジションキープで十分であったところ、
ウェバーの早めのタイヤ交換により、ウェバーに抜かれるのを嫌って、抜かれないタイミングで交換
しましたが、セーフティーカー時にタイヤ交換を済ませたルノーペトロフにふさがれ7位となってしまいました。
タラレバですが4位キープ狙いであれば、勝てたことはもちろんですが、少なくとも逃げるベッテル、追うウェバー、対処を取るレッドブルチームにプレッシャーをかけ続けることができたでしょう。
でもアロンソは悲観することはないとも思っています。劣勢フェラーリでここまでやれたという賞賛もありますが、
それより数十年の歴史を振り返ると、接戦のチャンピオン争いはおおよそ2回に1回しか獲得できないものです。
アロンソは05、06年を制し07、10年を僅差で落としました。ある意味チャンピオンドライバーのキャリア順当です。
これからもチャンスあっては勝利と惜敗とその間で繰りなすドラマを見せてくれることでしょう。
-失うものがなかったベッテルとハミルトン-
自力チャンピオンがなく最低条件が最終戦優勝のこの2名はフロントロウからスタートしレース周回を重ねます。
ベッテルはパフォーマンス力で上回り、さらにハミルトンがタイヤ交換先延ばし走行のルノークビサにふさがれ
レースを決しました。
-チャンピオン争いに割り込んだルノー-
結果的にハミルトン、アロンソ、さらにその後ろのウェバーと、ベッテルのライバルをことごとく阻む形と
なり、同じルノーエンジンを載せるレッドブル車の味方をしてたとか、韓国GPでのブローの帳尻あわせ
とか、そんな言い回しでなじられがちな存在感を発揮したルノーチームでしたが、
ルノーがというわけではなくタイトル争いに加われなくとも戦っているチーム・ドライバーがあってのF1
なんだと改めて思いました。
F1はチャンピオンを争う4人のレースではなく24人が1番を争うレースだということ、
ベッテルは最終戦でつまづいてしまったライバルより楽をして勝った結果チャンピオンになったではなく、
レースで1番になるということを貫いた結果であるのだと思います。韓国GPでブローはありましたが
終盤4戦でのベッテルのパフォーマンスは力でも一貫性でも他を圧倒していました。
それが実を結んだのだと思います。
数年前のシューマッハ独走時代をいくらか見慣れてしまっているせいか、シューマッハが引退したここ数年はF1ってこんな複雑だったっけと感じますが、本来こういうものなんですよね、これからもそうあってほしいです。
ていうかシューマッハ復活してるんだった。
韓国GP後から突然始めさせてもらいました、私の勝手にF1シリーズもここでとりあえず閉めにしようと思います。
また突然始めるかもしれませんが、そのときはよろしくです。
その前に自分が走れるようがんばらねば・・・
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F1 | 日記
Posted at
2010/11/16 02:05:38