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2025年04月06日

【悲報】最寄りのスバルディーラー閉店・統合へ

2024年7月11日 株式会社SUBARU プレスリリースから↓


SUBARU 国内出資特約店を地域ごとに経営統合

SUBARUは、国内市場における自動車の販売およびアフターサービス事業の持続的成長に向け、2025年4月より順次、出資特約店を地域ごとに統合し、当該地域における販売会社を一社化することを発表しました。

当社は、国内出資特約店の経営体制を2008年より順次、統括会社体制へ移行し、国内自動車事業における市場環境変化に対応するとともに、合理的な特約店の経営体制を確立してきました。この度、出資特約店を統括地区ごとに統合することにより、経営体制の更なる強化を図るとともに、地域ごとの人材不足への対応やより充実したサービスの提供を目指します。尚、現状33社の出資特約店は、本統合により2026年4月時点で統合後の7社に北海道スバル株式会社、神奈川スバル株式会社、千葉スバル株式会社を加えた10社となります。

SUBARUグループは、今後も「笑顔をつくる会社」を目指し、商品とサービスを通じてお客様に「安心と愉しさ」を提供し続けます。


*************************


私もちょっとばかり中に居た人間なのでまぁいつかはそうなるのだと思っておりましたが遂にこの4月から各地域のスバル特約店は統合されました。お客さん目線ではサービス面で大きく変わる点は少ないと思いますが、技術料や手数料の改定、担当してくれていたスタッフが県外のグループ会社の店舗へ転勤…だとか県を跨いでの相見積もりは無意味…なんてことがあるかもしれません。ディーラー従業員にとっても、地元志向の強い人が多い業種なのでザワつく出来事であったことは容易に想像できます。


さらに悲しいことに6月には私の住む岩手県本州最東端のスバル特約店ディーラーは閉店し近隣店舗へ統合されてしまいます。そうなると北海道の次に広い県土、近隣のスバルディーラーは県庁所在地の約90km先の2店舗と製鉄とラグビーの街の約60km先の1店舗があり、この60km先の店舗に統合される形になることになるのですが、これらの店舗はその顧客を受け入れられるだけのサービスのキャパシティに疑問が残り、地元には有力なスバルショップなども無く当該地域の顧客、特に高齢の方は難民化してしまいそうな様相です。(とは言っても、運転免許の更新には皆んなこの街に出向くんですけどね(^^;))


また地元の民間整備工場や板金塗装工場への純正補修部品の流通経路もディーラーが中継基地となっていますので今後は不便な方向に大きく変わるでしょう。輸入車ディーラーだったらまぁ納得できますが、国産車ディーラーの撤退は残念なこと。かつては南北約220kmに及ぶ岩手県の沿岸部にスバルディーラーは3店舗ありましたがとうとう1店舗のみとなってしまいます。先日には同じく地元の日産ディーラーも一つ閉店となったばかり。他の地域でもあり得ることかと思います。


人口や運転免許保有者の減少、さらには自動車販売業に従事する人も減少している中、同業メーカーの例に倣いスバルは得意の「選択と集中」で特約店ディーラーの統合へと舵を切ったわけですが、一方でユーザー数は多くはないけれど広大なサービス空白地域を作ってしまう店舗の閉鎖は「安心と愉しさ」を掲げている企業の姿勢としては上のプレスリリースの内容と矛盾を感じてしまう部分もあるわけです。「笑顔」にもなれやしない。店舗の立地が社有地か借地かの違いで決まったとの噂もありますが、品質を保証し保全するアフターサービスという点で完成車メーカーとしての社会的責任は特約店ディーラーの配置においても考えるべきだと思います。


スバルという自動車メーカーは、かつて礎を築いた軽自動車の生産をあっさり止めましたし、アイサイトの普及でユーザーが激増しても生産規模の増強は大きくやりませんでしたし、闇雲に販売店を増やすこともしてきませんでした。今や車両の開発の主眼は北米市場に置かれています。日本市場の縮小はわかりきっていることであって、例え生産能力が逼迫して新車の納期がかかる状況でも一時的なものだとして敢えて大風呂敷を拡げるようなことはやりません。経営の観点としては堅実なので驚くことでもないですが、合理的判断が過ぎてユーザーを置いてけぼりにするところがあるのですよねぇ…。


愚痴や嘆きが入ってしまいましたが、今日はその閉店間近の店舗に新型フォレスターのカタログを貰いに行ってきました。世話になっているスタッフともお別れが近いし。まだ諸元表や装備比較表も無いプレカタログしか配布していませんでした。実車も置いてあって見てきました。写真やウェブ上で見るより実物はかなり良いと思います。車両本体は税込400万からのスタート。インパネ周りは見飽きたパーツばかりでしたが…。先行受注は好調な出だしらしく、特にS:HEV車の納期はかなりかかる模様。

ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2025/04/06 20:39:29

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この記事へのコメント

2025年4月7日 6:41
同じ東北スバルグループにお世話になっている者です。店舗の統廃合、昨年でしたがこちらでもありました。
アイサイト2が出たあたりから街中でもスバル車は本当に増えたとかんじていて、直近10年で大きくスバルの顧客は増えたと思っています。最寄りの店舗は顧客が増えて整備の人や場所のキャパが足りているのか心配になります。
フォレスターも他社SUV並みの値段になりましたが、相当気合が入っていそうで今後の売れ行きも気になるところです。街中に溢れるぐらい売れるのかな?と。
コメントへの返答
2025年4月7日 19:43
なべふくさん、コメントありがとうございます。

そうでしたか、店舗の統廃合による戸惑いと不安、不便があったとお察しします。ご指摘の通り、どこの地域も銘柄もそうですがキャパは足りていませんね。整備士の不足は深刻な問題です。結果サービスの質の低下は必然で、新型フォレスターのように500万円クラスのクルマを扱う資質を伴っているかどうか私も心配なところです。

新型フォレスター、先行受注は順調な滑り出しだと聞きましたが、SK型が最後までコンスタントに売れていたのは新型がより高額になってしまうことと搭載されるエンジンが予め判明していたことなので、コスパに優れジャストサイズのSK型を選んだユーザーが多かったと推察します。セールスもそれを売り文句にしていたかもしれません。SKはリセールも中古車相場も相変わらず高値安定ですし確かに良いクルマです。ですので初動の勢いだけでその後は落ち着くのではないかと見ています。新型はメカニズムの面で目新しい点は多くなく、S:HEVの燃費も他と比べてしまえばそれほど良いわけではないですしね。

それでもかつてトライベッカやアセントの国内導入を断念した過去を知る身としては、ここまで大きく立派になったフォレスターには密かに期待をしております。

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