Florian Heidenreich MP3tag  

今はクルマで音楽を聴くとなればスマホやipodなど音楽プレーヤーに入っている音源をBluetoothや有線接続で再生するのが多数派らしいです。私はスマホのバッテリー消費を嫌い1200曲以上入ったmicroSDカードをサイバーナビに差してMSV（ミュージックサーバー）で聴いています。昔のHDDナビの時はCDを一枚一枚ナビに突っ込んで録音させていたこともありました。現在は持っていたCDはすべてデータにしてCD自体は全て売却してしまいました。

このMSVにもアートワーク（ジャケット画像）を表示する機能があるのですが、600×600ピクセルを超えるサイズのものは表示できません。iTunes Storeで購入した曲などで時々表示できないものがあります。さらにそれらのデータサイズが大きいと媒体に収録する曲数が多くなるほど塵も積もればでストレージを圧迫してしまいます。

また、ファイル名がオンラインで購入した曲と自分でCDからリッピングした曲で統一性が無かったりするので、MSVで曲を検索する際に順不同になり面倒だったりします。

そこで役に立つのがこちらのフリーソフトになります。ご存知の方も多いかもしれません。所謂「タグエディタ」と呼ばれるものです。様々なフォーマットと言語に対応し、アップデートも頻繁に実施されていて常に機能・品質向上が図られています。

まずアートワークについては、検索エンジンから画像をドラッグ＆ドロップで引っ張ってこれますので、簡単に好きな画像を差し込むことができます。大概のCDのジャケット画像は探せばあります。アルバムやコンピレーションで入手したものについては、その中のシングル曲をシングル盤のジャケット画像に差し替えるなんてこともできるわけです。実際に表示される画像は自動調整されるので気にする必要は無く、10KB前後のもので十分です。

ファイル名についても、曲を全選択して一括でファイル名の規則性を変更することができます。ファイル名と実際に表示されるタイトルは別モノで、曲検索においてファイル名で並べられる場合がほとんどですのでこの作業を行なうことで整理することができるわけです。サイバーナビのMSVにおける曲検索の順不同は、ファイル名の先頭にトラック№が付いていたことが原因です。

以上のように効率的に手持ちの音楽ファイルを管理でき、暇潰しにも最適なので重宝しております。