福知山十景、そういうのがあるのか。
ちょっと気になって。
梅雨の晴れ間だ、アバルト695で散策しに行ってみよう。
まずは、小倉の玄武岩。
国道9号の夜久野辺りから少し外れたところにある。
ね、いいでしょ?こんな道。
田園に迫る山際わをなぞるようなワインディングは、低速で走っても気持ちいいものだ。
近畿北部で玄武岩と言えば圧倒的に豊岡の玄武洞が有名だが、ここも全く引けを取らない。
太い六角六面を誇るように見せつける柱状節理が壁面にも地面にもなっている。久々だなぁ、こんなに立派な玄武岩は。
しばし見惚れて、次へと向かう。
少し北へと走り、鬼の哭く山カサンドラじゃない、大江山へ。
気持ちのいい山間部の中速ステージだ。
中でも、新童子橋とその下を流れる二瀬川渓谷がお目当てだ。
流れる水は、もちろん渓谷ではなくて単なる水路。昨日まで降った雨のせいで、なかなかの水量をみせている。一旦山肌に染みた雨水が湧き出して集まっただけに、もしかしたらそのまま飲めるのでは?とも思える透明度だ。
画像の端に、赤鬼青鬼が見えているのにお気づきか?
散策路のやや急な坂を登って振り返る。
棚田の若緑と、水鏡に映える青空と雲。ああ、ジメッとした空気感を忘れさせられる爽やかさだ。
鬼の棲む山里というのは、本当らしい。
ほうら、こんな足あとまで残されているじゃないか。自分の靴で踏み込んでみるが、そのまますっぽりと包み込まれてしまった。鬼の足のサイズは、多分40cmだな。
15分ほど歩き、いくつかの見どころを経て、ようやくたどり着いた新童子橋。
こんな撮影ができるのなら、水たまりも恨めしくない。
さあ、渡るぞ!
先ほどアバルトを走らせた道が見える。水面から何メートルあるだろうか。少し足がすくんだ。
特に、雨のあとの、この豪流だしね。
さて、戻りましょうか。
再び山道を引き返す。
すると、行きには気づかなかったこんな物が!
ほ、ほね!!
まさかの人骨か??
いや、長すぎるよね。
鹿とかかな。
アスファルトの橋を見ると、なんかおる!
おお、小さなサワガニちゃんが、気合十分の威嚇!
かわいいなぁ。
でもね、こっちは違うよ。湿原に戻りなさい。
摘んで帰してやりました。
ボクも帰ろ。
クルマのシートに座ってエンジンをかけて、ふと目を下にやると・・・。
シャツになんか付いとる。
え、ダニ?
5mm 程度のダニ。マダニやん!
草むら歩いたらこんなのが乗り移って来るんか!
近年、マダニが媒介する病気で死亡例が報道されていることを思い出し、ゾッとする。
爪で思いっきり弾き飛ばしたけど、1匹付いてたということは、2匹3匹いてもおかしくない気もして、とっても落ち着かない。やだなぁ。
帰ってすぐに風呂に入るまで、気が抜けなかったよ。
そうそう、帰り道にはこんなのもいた。
おいしそう(^^)
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Posted at
2023/06/17 02:15:49