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釧路のホテルを出て、地場のスーパーに。

なんだこの価格は!?
カニもさることながら、昨晩食べたつぶ貝、5個で1000円だったぞ!
まあ、それが商売ってやつだな。

もうね、どこにでもいるね、二次元キャラ。
鬼霧シアンちゃんでした。

市内の歩道橋が異常に立派なのは、暴風雪から歩行者を守るためでしょうな。
この日は、釧路から知床半島へ。
国道272号線をひた走っていると、すぐ近くに

中標津空港があるとのことで、ちょっとだけ寄ってみた。
北海道ローカルの小さな空港、主に新千歳や丘珠(札幌)からのコミューター機を受け入れるが、東京便も1往復稼働しているらしい。
15分ほど待てば千歳からの到着便がくるということで、待ってみることにした。

おー、デハビランドカナダだ!流麗なプロペラ機。
伊丹ー新潟の往復で使ったことがあるよ。
空港から11キロの距離に開陽台があることに気づき、寄ってみることに。

ここもバイク乗りが訪れたいなんかスポットらしい。
なんでも、小高い丘から全周にわたって草原が広がるため、「地球が丸いことを実感できるスポット」と呼ばれることもある。
その展望スポットとして、この円筒形な建物があるわけだが、店内は営業してなかった。定休日ですか。売店や食堂があるみたいなので、ちょっと覗いてみたかったが、仕方ない。
定休日でも、屋上には上がれるということだ。

地球の丸さを感じられたかと問われれば、そんな気もするね、といったところだが、雲の陰影も合わさって立体的空間的な広がりはなかなかのものだった気がする。

それと、東の果てには海の向こうに国後島が見えていたことに少し驚いた。
改めてマップを見てみたところ、

なるほど、国後ってこんなに近かったんだと再認識。
あのロシアの施政下なんだなぁ。
とても不思議な気分だ。
それから16キロほど走り、「天空への道」に。
この地域では、延々と続く直線道路は珍しくないが、そこにアップダウンが加わると、にわかに見応えのある景色になる。

さて、その天空への道の行き止まりの様子だ。
まさに、行き止まり。
そして、振り返ってみる。

実際には、今立っている場所の標高が高く、向こう側は低いのだが、
こうやってトリミングすると、

登り坂に見える感じだね。
ゆらぎ感が味わいというヤツではないか。
自分のバイクでこう撮ってみたいなぁ。
ここからさらに14キロ離れたところに、標津町メロディーロードがある。
アスファルトに刻まれた凹凸をタイヤが拾って出るノイズが音程となり、メロディーを奏でるという、アレだ。
ここでは、知床旅情が奏でられる。
速度が安定しないと、かなり音痴なことになり、笑える。
そんな小ネタ観光を重ね、いよいよ知床半島沿岸に。

見事なしっぽと痩せた毛並みが対照的なキツネ。
それから、海岸線を横目に走っていたら、あれ?

あの鳥、あの凛とした佇まいは、もしかして??

ワシだよね。
オオワシというよりはオジロワシっぽいか。それもまだ白い羽根が散見される幼鳥かな。国の天然記念物。
今回は望遠レンズを持ってきていないのが悔やまれた。120mmでこの程度。
残念。
なお背景の島は、まさに国後島だ。

知床横断道路の東の入口、道の駅知床・らうすに到着。
ここでは昼食の予定だが、海側に煙?
いや、湯気?
近づいてみよう。

テトラポットの間からこんな状態に。
明らかに硫黄臭の強い湯気、すなわち温泉だ。
こんなところから湧いてるの?
もしかしたら近隣の温泉からの排水かも?
よく分からない。
道の駅の2階、知床食堂に向かう。
階段の途中、

おー、クマ、クマ!
いよいよ熊ゾーンに入ったということだな。
この店ではなんでも適当においしいらしいが、ウニ丼を食べたい気もしながら、気になったのが黒ハモ丼というヤツだった。
ウニはもう、予想のつく味。
そうでない、ここだけの味に惹かれたワケだ。

黒ハモ、見た目はウナギの蒲焼きに近いが、やはり淡白な味わい。
冷静に考えたら、これはこれで有りだとは思う味わい。
ただ、見た目から予想されるウナギのパンチが欠けている違和感に、頭がついて行かない不思議さもあったかな。
知床横断道路に入ってすぐ、

知床羅臼ビジターセンターという環境省の啓蒙施設がある。
その裏庭に間歇泉があるというので、見に行ってきた。

40〜120分ごとに噴出するというアバウトさが悩ましい。
結局、1時間あまり待ったかな。
長くなったな、続く!
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Posted at
2024/06/24 17:55:43