息子とメシ食いに行くか。
どこ行く?
三原焼きと尾道ラーメンにしよう。
三原焼きってのは、広島(風お好み)焼きの亜流だな。
タコとか鶏とそのレバーが入っているんだって。

トンネルを抜けると、瀬戸の島々!
新幹線三原駅のすぐ裏手、城址の石垣と濠の目の前にある、つぼみ。

昭和レトロな喫茶店風のお店。
「壺味」らしい。へぇ。

とても丁寧な仕上げ
モダン焼きとしてのソバ麺は、「カラメン」というやや赤みがかったピリ辛を選ぶことができる。
無口で職人気質なおじいちゃんが焼き上げ、看板娘なかわいらしい女の子(バイトJKか?)が持ってきてくれた。

オーダー時、息子、デレる
てきとーに散策し、夜。

尾道駅前

数ある尾道ラーメン屋さんの中から選んだのは、丸ぼし
先日の、久留米の丸星(まるほし)を思い出す。

読売新聞の記事に触発されて行ってみよう!

尾道ねぎラーメン950円を選んだ。
ガツンと来ない、落ち着いた昔懐かしいしょうゆラーメンに丁寧にとって主張し過ぎない煮干しが感じられ、豚の背脂が甘い風味を口の奥に残す。
女の子を連れていくならこういう味がいいね。
さて、帰途。
ボク同様クレイジーに育った息子は、寒波の知らせを受けて雪道を選ぶ。
わざわざ遠回りをして日本海側へ出たいという。
尾道自動車道ってのが松江方向に伸びていて、尾道北ICから三刀屋木次ICまでの100 km以上を無料で通行できる。すごいな。実勢速度は80〜90キロで流れている印象。

山間部にある途中の道の駅、すっかり雪国だ
ところで、本線を走っていたところ、案内表示板にて「冬用タイヤ確認中」とある。
時々出くわすやつだな。
一旦停止して係員が目視でチェック。
小さな用紙をもらって、次以降はこれを見せてくれ、というヤツ。
ところが、現場が近づくと、「冬用タイヤ 自動判別システム稼働中」とか書いてある。
え、なにそれ?

強烈な光で足回りを照射。
多分、ハイスピードカメラとかで撮影してAIで判別といったところか。
調べてみた。
なるほど、よく分かりました。
鳥取の日本海沿いは気温が6〜7度もあり、ライトウェット。
鳥取から神戸へは、戸倉峠を越える29号線で。

本格的な雪道運転が初めてとなる息子にハンドルを代わる
20〜30キロでゆっくりゆっくり。
途中の誰もいないチェーン装着所で、ハンドルを切ったままアクセルオンなどの経験をさせる。
はじめのうちは、そのままアクセルオンオフ。
それからアクセルをやや長めに踏み続けたり、ハンドル操作を変化させたり。
最後には滑り始めてから逆ハンでカウンターステアの初歩を教えたり。
どうしても思っている以上に車体を回し過ぎてしまう様子。カウンターって車体が横向き始めてからではなく、その素振りを腰で感じたらすぐに当てるもんだよなどを伝えた。
ま、フィットのAWDだから、そこまで良い教材とは言えないかな。でも感覚は理解できたかも知れない。

鳥取県から兵庫県に抜けた途端、路面にクルマの跡が無い。
なんでや?

峠から数キロ下ったら、スキー場がある。
コンパクトながら振子沢ゲレンデという最大斜度38度のすり鉢状コースが威嚇する。
ファミリー向けスキー場なので、少し上手くなった子たちがここを滑り降りてくる姿がギャップ萌え。
という、思い付きの700km日帰りツアーでした。
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Posted at
2024/12/23 11:01:08