1/3夜、福島市で温泉、福島県南部から南会津町の山岳地帯へ進入。

何もない田舎の夜、こんなのが目に入るとかえって怖さを感じさせられる
眠くなり、午前1時前に路肩のチェーン装着所的Pで就寝。
1/4
7:30に起きて走り出す。
今日の行き先は、会津高原たかつえスキー場だ。
福島県南部にいくつかあるスキー場のうち大きめなところらしい。全く土地勘がないし、そもそも関東以北のスキー場に詳しくないので、ほぼ初耳。

宇都宮とか尾瀬の表示
尾瀬ってね、関西人からすれば「それどこ?」なんですよ。
群馬と福島の境ですか?え、栃木?
そんな感じ。

気温マイナス7度、かなり寒い
かなり長い凍結した山道、しかし整備された走りやすい道だった。

AIZUKOGEN-TAKATSUE
今日の板も、やや幅広のオールラウンダーだ。
新雪が多少降ってるはずだからね。

たかつえのマップ
かなりごちゃごちゃした見た目だが、上から順に3つのゾーンに分けて考えたらいいだろうか。
・トップヒルとマウンテンコースの未圧雪ハードバーンな最上部
・ロマンスコースになだれ込むスラロームやジャイアントなどの急斜面コース
・パラダイスコースやチャレンジコースより下の平易なコース群

センターハウスからゲレンデに出ると、黄色いゾウさんのいるチビちゃん用ベルトコンベアゾーンがある
大人用リフトに乗るためにも、このベルトコンベアに乗った方が楽みたい。

下部は、パッと見で超初心者でも大丈夫なくらいの広くて緩いコースが延々と続く感じ。
そうだな、野沢温泉の上の平みたいな。
あらゆるコースは、最終的にこの幅広い大河へと流れ込む。

左スラロームコース、右ジャイアントコースがY字型に合流
30度クラスの短いバーンが、こうやって大河に流れ込むんだ。

そして、たかつえの最奥が見えてきた
最上部で標高1600mを超える。
野沢温泉とかと同等だが、日本海から既に山々を越えた乾いた雪が降るのが特徴な気がする。

最上部へ向かう第6シングルリフト
長く急峻なこのリフト、200mの高さを持ち上げてくれる。

山頂部には、スノーモンスターこそ見られないが、凍てつく寒さ

ほら、グローブに落ちた雪もこんなに綺麗!

最上部から見下ろすと、このスキー場が縦長というのがよく分かる。
さあ、マウンテンコース、飛び降りるぞ!
36度だそうだが、新雪が柔らかく受け止めてくれるのでなんとかなる。

途中で止まって上側を振り向いたところ、自分の蹴った雪がコロコロと大きく育ちながら追いかけて追い越していった。

こちらはトップヒルコース
やはり35度クラスの未圧雪。
最近練習している左足荷重時の
「足首を曲げて」
「膝というか腿を内側に入れる感覚でコントロール」
「足の裏の全体、特に親指と踵を結んだ内側で板を押さえる」
「腰が遅れると台無し」
「内脚(右脚)が雪面に引っかかることがあるので、より引き上げる意識を持つ」
という要素がやや定着しつつある気がする。
すぐに分かるのは、高速ターンで安定感が増すとか、スケーティングで加速が得られるとか。
そしてこんな急斜面でも後傾からの発射(破綻)が少なくなってきて、コブ的ターンが続くようになってきたんだ。先生、ありがとう!
今日も、この広いたかつえスキー場の全面ぬり絵チャレンジをするわけだが、先に書いたY字型合流のジャイアントコース上にかかった第4ペアリフトからの光景。

おお!モーグル縦コブ、しかもジャンプ台が上下に1つずつ!
しかも上手いぞ!
あれ、まだ子どもじゃないか?
早速コース脇に降りて行き、観察させてもらう。

小学生だよね?頑張るなぁ
あんなの怖すぎてできないよ。

次々と飛んでる!

こいつは、空飛ぶオッサンだ!

たかつえスキー場公式サイトにも紹介してあった
トップクラス選手も練習してるんだ。
この方は、ちょっと群を抜いていたな。

すごい!
本気の選手なのかも。高校生か大学生くらいか。
下の段では斜め捻り宙返りをしっかりと成功させていた。
そういうのを見ていたら、自分も上手くなった気がしてきてね。
このモーグルコースの横をえっちらおっちら滑っていき、下3分の1くらいの斜度が25度よりなだらかになってきた辺りなんか、あれ、今オレモーグル滑り出来てる??となった。
柔らかモサモサコブなので、斜面から滑りを完全に規制されることがない自由さがあるにせよ、上手い皆さんの滑りを見てイメージトレーニングになった部分もあるだろうし、この10日間ほど練習を積んできたことが少し身についてきたということもあるだろう。
こうなってくると、あとは体力、筋力、肺活量の辺りか。コツコツトレーニングは苦手だなぁ。
でも、俄然面白くなってきやがった!
モーグルコースの他にも、

ハーフパイプ(ただし整備中)

パーク類も豊富
長い中急斜面が少ない分、上手い人用にその他アトラクションをしっかりと用意している、そんなたかつえスキー場だった。

平和なコースを降りて、終了

5時間滑りっぱなし!

よく滑りました
そして、よくぬりました⭐︎
1.5時間ほど走って、那須を抜け、宇都宮の北にある矢板市へ。

城の湯やすらぎの里でサッパリ!
夕食は、ラーメンの気分。
食べログで3.58という店を見つけたので行ってみよう。
竹末食堂。

え、ちょっと暑苦しい感じの店ですか?

店外に待ち席が用意されている
夜7時、7人待ってた。

ラーメン以外に「本日の飯」を頼むのが流儀らしい

「あけましてお魚天国」
工夫と変化を途切れさせないのは大切だと思う。

石油ストーブに当たりながらメニューを決める

店内に、お通し〜!

こちらが店主だ!
熱いぜ、ロックだぜ!

チャーシューの乱切り?

こってりしょうゆをいただいた
天下一品的な鳥ガラこってりにしょうゆを合わせたふくらみのある味わいに細麺。
なるほど、二切れあるチャーシューのうち1つは普通のスライス。もう一つが先の乱切り。
食感の変化を味わえるのか。

こちら、本気(マジ)カレーとローストポーク(ビーフではなく!)の合いがけ丼

カレーも、チャーシューがホロホロと繊維になるまで煮込んである
味の好みはあるものの、どれもよく考えられ、努力を注入された作品になっていると思う。
最近、とみに濃い食べ物がしんどくなり始めているからか、個人的にはぜひリピート!とは思わないか。
ただ、知人に「おもしろい店があるよ、行ってみる?」と誘って自分も行くのは全く問題ない気がする。
そして、この隠し扉!

赤いぜ!
VIP席でもあるんか?

まさにYAZAWAワンダーランド!
すごいな、愛だろ?愛!

実はトイレの前室なのだった

お会計まで、ロックだぜ!

お会計後までも、魂⭐︎Soul❣️