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今日はままぁぁさん風に書かせていただきます。

予選では軽タンをし2ストップを選んだLH、AS（セナみたい・・・）、KRがトップ3に並び、それ以降は1ストップ勢が続きます。
Bra勢はスタートでのKERS勢との争いを嫌い重タンの1ストップを選択し、2ストップ勢とのストラテージの違いが注目されます。

スタートではKRが好スタートを決めLHまでは抜けませんがASを抜き、またペースの上がらないHKをBra勢がかわして4,5位の位置につけました。
一方チャンピオン争いをしているMWが第2シケインでRKと接触し痛いリタイア。事実上の終戦です。

その後15周目にトップのLHが予想より早くピットイン。
続いて18周目にAS、19周目にKRがピットインし、RB,JBのBra勢が1-2体制を築き軽くなってきた車体で自己ベストを更新しながら2ストップ勢を引き離していきます。

29周目2位のJB、30周目1位のRBが相次いでピットイン。
これで一旦スタート直後の隊列に戻り、トップ5はLH、KR、AS、RB、JBの順。
LHはBraに対しての25秒リードが必要で、ファステストを記録しながら逃げていきますがなかなかギャップを広げられません。

34周目、意外に早くLHが2回目のピットイン。7.7秒の素早い作業でピットアウトしますが、JBの後ろでコースに復帰。
これでBra勢が事実上の1-2体制になりました。

38周目、前戦ベルギーGPを思い出させるかのようにKRとASが同時ピットイン。お互いに少しずつミスをしながらそのままの隊列でコース復帰します。

この後、2位JBとの差をLHが徐々に縮めていき、4,5位のKRとASが接近戦を繰り広げますが、全体的にはレースは膠着状態。
(ビリっけつのTエンジン軍団同士の醜い争いは面白かったですが・・・)

そして迎えたファイナルラップにドラマが起こります。
セクター1で全体のベストを記録しJBに1秒まで迫ったLHがレズモコーナーで外側の縁石でバランスを崩しインに巻き込む単独クラッシュ！
ここでSCが出動しイエローフラッグのままのゴールとなりました。

Braは第6戦モナコ以来今季4度目の1-2フィニッシュ。
ちなみにRB-JBの順の1-2は初めてです。
3位には地元ティフォシの声援を受けASの猛攻をかわしきったKRが入りました。

これでチャンプ争いはBraの2台にほぼ絞られました。

写真©Brawn GP