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2013年12月26日 イイね!

VEZEL HYBRID Z 試乗記

VEZEL HYBRID Z 試乗記いつものディーラーで今日からVEZELの試乗ができると聞いていたので、昼休みに試乗しに行って来ました。

経験上、平日の昼間は空いていますしランチタイムで営業担当が手薄なこともあって、一人で試乗できることが多いです。

そして、案の定一人で乗ることができました。

今回の試乗車は先日まで展示されていた、HYBRID Zです。



真正面から見ると結構な迫力があります。



サイドから見るとハッチバックとクーペの融合したような感じで、タイヤの大きさを見なければSUVを感じさせません。




フィットベースとはいえ、それはプラットフォームだけと言ってもいいくらいのボリューム感で、質感からもフィットよりはワンクラス上と感じさせます。




ドアを開けてみると結構高級感があります。
シートはハーフレザーですし、様々なところがステッチ付きのソフトパッドで覆われています。



ドアトリム自体もアームレストの部分にソフトパッドが使われていてなかなか良いです。



コックピットはあまり生活臭の無いクーペライクな感じです。
それでも我が家の次期ファミリーカー候補ですが(笑)。


さて、この試乗車ですが今日おろしたてということで走行距離はわずかに6km!

どうやら私が一番乗りだったようです!!


SPORT HYBRID i-DCD
注目のSPORT HYBRID i-DCDですが、アトキンソンサイクルのFIT HYBRIDとは異なり直噴1.5Lのハイパワー版エンジンを搭載していて、FIT RSと同等に132psあります。
さらにシステム最高出力152psでシステム最大トルク190Nmと2リッター並です。
さてその走りはどうでしょうか。


POWERスイッチを押すと起動します。

メーターの演出がスポーティです。

基本的には発進はモーターだけでスピードが乗ってくるとエンジンがかかります。FIT3よりも重い分、割とすぐエンジンがかかるような気がします。
2リッター並のパワートルクとはよく言ったもので、ほぼそんな感じの加速感があります。これはFIT HYBRIDよりも強力です。
ちょっとした追い越し加速を想定して走ってみましたが、これは思った以上でした。
そして、DCTの恩恵のためか切れ間なくスムーズな加速をします。

走行モード

この車はECON ONでもOFFのときと遜色なく十分に加速して、ありがちなもっさり感はあまり感じさせません。
ただし、アクセルペダルに「リアクティブフォースペダル」という機能が付いているため、急にアクセルを踏み込もうとするとペダルが重くなって右足を躾けてきます(笑)。ECON ONでは特にジェントルに走れと強要されている感があります。


そして、SPORTモードにするとメーターリングが赤くなって、タコメーター表示になり走りの気分が高まります。
パワーベストなセッティングになるので加速感もさらに良くなり、前述の右足矯正ギブスが外れてグッとアクセルを踏み込みやすくなります。さらにパドルシフトを使うとギヤが固定モードになるので、トルクバンドを維持して走るのが可能です。

ただし、思ったよりもギヤを下げさせてくれない印象で、シフトダウンもそこまで反応が速くないかと思います。

まあ、それでもCVTのパドルよりはダイレクト感がありますし、背の高い車なのでそこまで目を三角にして走る必要はないのでしょうけどね。

それと、不思議なのはECONとSPORTモードが共存することです。
どっちやねんという感じなのですが、それぞれのON/OFFを組み合わせると4通りのパターンができます。試乗の間にその違いを細かく試すには至っていません。
(↑2014年1月21日追記:取説を見ましたが、どうやらECON ONでSPORTモードにするとSPORTが優先されるそうです。というわけでECON ON/OFFとSPORTの3つのパターンのみのようです。)

燃費はおとなしく市街地を走行している分には20km/L前後をキープできるのですが、活発に加速を繰り返すと落ちてしまいますね。


14kmほど走行しましたが、いつもの山坂道にも行って、SPORTモード+パドルで遊んだこともあって燃費はこんな感じでした。アップダウンがきついコースですし、まあ上出来でしょう。
それに、Zグレードは17インチタイヤでしかもDUNLOP SPORT MAXX050というスポーツよりのタイヤを履いているので多少燃費が落ちるのは仕方ないです。
HYBRIDでもベースグレードやXグレードは16インチでもっとエコ寄りのタイヤだからもっと燃費がいいはず。

それなのに、今回のeco評価は驚くべき成績でした。


総合評価が5段階評価の5とか・・・


アクセル操作が最高評価とか冗談きついな~(笑)。


ブレーキも最高評価ってどういうこと?
スムーズに速く走っていたということにしておいてください(爆)。

フットワーク
215/55R17と車格の割りに大きなタイヤを履いていますが、思った以上にドタドタせず、バンプを軽くいなす感じです。
ザックス製の振幅感応型ダンパーを採用していることも効いているのでしょう。
私のユーロRよりも14インチタイヤを履く我が家のエアウェイブよりも乗り心地は良いです。

FIT3ではハンドルの軽さが気になりましたが、この車は結構どっしりしていて手応えが良いです。これは意外でしたし、それだけでもFITよりVEZELを選ぶ理由になります。

そして、1605mmとそこそこ背が高いのにそれを感じさせないキビキビしたハンドリングで、意外とロールが少なくフラットに感じさせるのが良かったです。
もう少し低い車を運転している感じといったところですか。
狭めのきついワインディングだったので、速度域が低かったですが、もう少し高速よりのコースだとそこそこ楽しめそうな気がしました。

総評
FITと同じプラットフォームを使っているとは思えないくらいの質感で、ハイブリッドを燃費よりもパワーのために使っている印象でした。
これが本来シビックのポジションでしょうし、欧州シビックを感じさせる部分もありました。

さて、我が家のエアウェイブの代替の最有力候補ですが、これはちょうど良いなと思いました。近いうちに妻に試乗させたいところですが、土日は用事があるし来年に持ち越しか?
Posted at 2013/12/26 23:28:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ

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