成瀬川 ゆうきのブログ一覧

こんにちは、成瀬川ですっ

第二回の欲しい車紹介をしていますが、その中で重視している点があります。
それは、オーディオの扱い。
具体的に言えば、オーディオレスが選べたら最高です、何故なら、

Beat-Sonic HCT-3を入れることを前提にしているからです。
勿論買う時期は先に申し上げた通りなのでかなり後になりますので車のモデルチェンジ同様このデッキもモデルチェンジしている事を前提にしています。

で、このHCT-3とは何者なのかと申しますと、

カセットテープ用のカーステレオが他にもありましたっ！
でカセットデッキを紹介しましたが、この記事を書いて数年後にここで紹介したカロッツェリアの2モデルは勿論、ケンウッドも、そしてそのあとも暫く残っていたクラリオンのも無くなってしまいました。

終わった……

と思いました。

しかし、2015年に入り少し世の中の様子が変わります。
アナログレコードは10年くらい前からじわじわと復活していましたが、まさかのカセットテープです。

私は、
｢再生専用メディアのレコードが復活しても、録音メディアであるカセットテープが復活してくることは恐らく無い｣
と思っていましたので……。ランダムアクセスに劣り、磁性体も劣化する訳ですから、半永久的に保存が効く(←確かにデータはそうですがそれを入れるメディアが半永久なんて無理なんですけどね)という点ではデジタル音源に敵うわけも有りません。

だからアナログレコードにしたってそれを聴いて、USBとかに録音して終わり、だと思っていました。

しかし、その中で出てきたカセットデッキが有りました。何となく中古を調べていたら、です。

Beat-Sonic HCT-2
でした。
さてと、どんなデッキかなあ、と。しかし10分後に激怒。

7W モノラル ラジオプリセット無 イコライザ無(mp3以外) 音場調整無
へへへ❤ (ニーズに)当たってる？

このクサレキットメーカーが オレをナメてんのかッ！
社外品やっておきながら
なんで純正より(性能が)減るんだ
この……　　　　ド低能がァーーッ
(※文字どおりこのデッキの能力は低い………)

という魂の叫びが聞こえたのかどうかはわかりませんが、
このデッキは生産終了し、今年2016年9月に

Beat-Sonic HCT-3

が登場しましたっ！

出力40W
ステレオ出力
FM 18局 AM 12局プリセット
トーンコントロール搭載 bass treble 各±8dB
USB AUX microSD 対応
等々。ただ、
メタルテープ再生対応は？
ドルビーNRは無？

という点は残っていますが純正置き換えとして闘えるレベルに達しましたっ！
ドルビーNRはチップ生産が終了してるから仕方ないね。
それに、車の中という音場的に劣悪な環境の中でヒスノイズがうるさい、気になるなんて事にはならないでしょう。

デザイン的にも直感で使えるデザインには好感持てますし、普段は時計表示させておけばいいでしょう。
しかしなぜHCT-2は時計も不可だったのだろうかw？

てなわけで以前紹介したカロッツェリアやケンウッドのデッキ程は期待できませんが、この時代にカセットテープを再生できる新品のデッキということで期待したいと思いますっ！


※ ただ、最近のカセットテープを語る論調はHi-Fi audio というより、音悪いけどレトロで懐かしい、という面ばかりが異常に強調されてる気がして、如何なものかなと思っています。
テープの実力を引き出し、それをデッキで再生し、ソース直と変わらない内容で聴かせることが醍醐味だと思ってるので、カセットテープの潜在能力の高さを改めて広めて貰えると嬉しいですね。