MT・前後LSD・ダンパーOH、クラッチ交換

７月に車検なのでインプを買い替えるか悩んだのですが、車のセッティングをあれこれ変更してサーキットで走るのが楽しいのでもうしばらく乗ることにしました。
今回はMTの保護を考慮してカーボンクラッチに変更、LSDはリアを1.5Wayにしてイニシャルを変更し、より曲がる方向にセットしました。
前回(2018)のOHから約2万kmで交換したのですが、クラッチ板はぎりぎりアウトな状況でダンパーもかなりへたっていたようです。経年劣化もあると思うので、サーキットオンリーの使用だと走行距離少なめでも早めにOHした方がいいようです。
初めてカーボンクラッチを使うのですが、慎重に慣らし運転、半クラ操作をしないと長持ちしないようです（注）。しばらくはインプでドライブを楽しみなさいということですかねｗ

・MTのオーバーホール
・クラッチ交換(ATSカーボン)
・前後LSD仕様変更オーバーホール
・ダンパーのオーバーホール
・パワステホースの交換

走行距離：93,400km

（注）備忘録
（１）
慣らし運転方法は、市街地走行300km走行後、フル加速を行い滑った場合はアクセルをすぐ戻し、さらに300kmの慣らし運転を継続してください。その後、再びフル加速を行い、再度滑った場合には、もう一度300kmの慣らし運転を行う、というように滑らなくなるまで慎重に実施してください。

（２）
切れ不良、滑り、長寿命を保つために注意すべき事が１つだけあります。それは、長い半クラッチは使わないことです。アイドリング付近の回転数なら１～２秒の半クラッチは問題になりませんが、２０００ｒｐｍ以上では半クラッチ操作は０．５秒以内でお願いします。
長い半クラッチや短時間で半クラッチを繰り返すような操作をするとカーボンディスがすぐに１０００℃以上に加熱され、カーボンと接しているスチール製部品（フライ、センタープレート、プレッシャープレート）を瞬時に歪ませてしまいます。

（３）
ATSがお薦めするカーボンクラッチの点検方法
https://www.youtube.com/watch?v=0jMVovwzFWY