3月26日の営業を最後に宇高航路からの撤退を表明したフェリー2社のうち、国道フェリー(高松市)は18日までに、全従業員109人を3月末で解雇する方針を決めた。国や自治体、労組などの協力を得ながら再就職先の確保に努める方針。
国道フェリーによると、船員51人を含めた従業員109人を3月31日付で解雇する。同社が運航するフェリー航路は宇高航路だけ。発着場に併設するコンビニエンスストアなども航路撤退後に営業を終了する見込みで、事実上、廃業となる可能性が高いという。
一方、四国フェリー(同)の従業員数は船員65人を含め97人。航路撤退に伴う人員削減は避けられないが、同社は宇高航路のほかに土庄―岡山間でフェリーを運航。グループ会社の小豆島急行フェリーも小豆島発着のフェリーと高速艇を運航しており、「関係会社で可能な限り雇用したい」としている。ただ、同社などによると、グループ内で雇用確保できるのは一部にとどまりそうだという。
2社は今後、全日本海員組合などと連携して、他のフェリー会社に再就職支援を求める予定。国に対しては「高速道路政策の影響で事業を断念した。赤字補てんが無理でも、せめて従業員の雇用確保は支援してほしい」と訴えている。
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先週末宇高航路に就航しているフェリー会社2社が3月26日での撤退を発表しました。
四国フェリーと宇高国道フェリーの2社です。
四国フェリーは他にも航路があるので多少は従業員もそちらで吸収できるようですが、国道フェリーは航路はここだけですので、全員解雇になるようです。
料金の値下げ、減便、リストラ、休日は玉野市のコンビニなどで使える商品券を発行し、普通車片道実質980円にするなどの努力をしていました。(片道2480円かかりますが、商品券を1500円分くれます)
橋の1千円等は来年までしか続きません。トラックなどはフェリーのほうが安いです。通勤・通学の人もいます。この辺りは多少税金を使っても何とかして欲しいものです。多分本州の方には、分からない感覚だと思います。四国にとって本州との交通網を一つでも多く確保するというのは、全ての面において最重要なことだと思います。
私が遠征時にいつも利用していたのは、四国フェリーの方です。長男も自宅は香川ですが、岡山で競輪選手となるべく、玉野競輪場で練習する為に週二回は四国フェリーに乗っていました。
女房か私の父に送ってもらい、トラックレーサーを抱えて、着替えなどを詰めたバッグを背負って、おまけに坊主頭・・・・・・・目立ちます(^^)
地元の元支部長等は、素人の私が練習を見て、香川在住なのに岡山に所属するというのは面白くなかったようで、かなり嫌がらせもありました。実名を晒してケンカを売ってもいいのですが、まあ大人なので(^^ゞ
(すでに引退して過去の人ですが、香川の人間はセコイ・・・・・自分もそうですが(笑 )
雨が降ったら休んでも良いと言われていますが、フェリー欠航の日以外は通っていました。
愛想が良かった為か、はたまたわざわざ県外に出て練習する姿に賛同してくれたのかは知りませんが、本来輪行バックに詰めなければ別料金がかかる自転車ですが、フロントホイールを外して担げば人だけの料金で載せてくれていたようです。乗り場の受付の人からは「頑張れよ」、「デビューはいつや」と声をかけられ、フェリーの売店のおばちゃんからはうどんの具をおまけしてくれたり、色々話もしてくれていたようで、厳しい練習の中での憩いのひと時だったようです。
競輪学校に入る時には、お世話になったあいさつをしてきたようです。その時に「デビューするときには、絶対1着をとるので見に来て下さい」と言ってきたそうです。現在はそれを実現すべく5つに分かれた練習の班の中で一番上のエリート班でがんばっています。
しかし3月26日でフェリーは廃止、競輪学校の卒業は10月、デビューは来年の1月予定です。
フェリー廃止になるともう会えません。競輪学校から電話がかかってきた時に、長男はそのことを非常に残念がっていました。お世話になった人が見に来てくれたら、その目の前で勝って、車券で恩返しをしようと思っていたようです。(負けた場合は、恩をあだで返すことになりますが・・・・・(ーー;) )
今度の日曜日には、長男に代ってお世話になったお礼がてら、あいさつに伺おうと思います。
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徒然なるままに | 日記
Posted at
2010/02/19 10:32:44