
今回ブログ上で事故注意を喚起する上で、自分のところで起こった事故を載せましたが、沢山の方にご心配をおかけしました。
色々とありがとうございました
後で詳しく書きますが、疑われたヒビもなく痛みはまだまだあるもののすでに練習再開、保険の方も物損の金額も出て、後は病院の医療費と通院その他が片付けばわずらわしい処理も終わりです。
推定40km程度の速度で斜めに車とぶつかった長男ですが、月曜日に行った病院では整形がメインにもかかわらずCTが無く、水曜日に別の病院でCTを撮って本日持参、その後診断書を書いてもらうために、最初の病院へ再度行くことになりました。
中学2年の時に6名で練習中に車に当てられ入院、高校1年にも右折車に当てられ、競輪場では賭けに来ていた自転車に乗ったお年寄りが飛び出してきて運悪く真横に喰らい吹っ飛び、何故か集団で走っているのに狙い済ましたように車が寄ってくるようです。
本人曰く「ゲームなどでサイドワインダーに追いかけられた気分」らしいです。
月曜日の病院の評価はA~Dを付けるとしたら「D」になります。
診察終了後お互いに「大丈夫かな~」とか「わかっとんかな?」と話し合いました。元看護婦の私の母の話では「あそこはダメ」と言っていましたが、自分の子ども以外でも事故や怪我で色々病院に行っているので、その辺りは見えてきます。
最初の先生は若かったですが医大から来られているだけあって、明確にこちらにもわかりやすく話してくれました・・・がっ・・・・ここでは「ん~・・・」「はぁ~・・・」言葉になりません。結局「CTの予約をしておきますから行ってきてください。空いている日は水曜日です。」
二人そろって「?????」でした。
長く入院したり通院したりして保険金を獲る病院がまた一つ増えました~。
逆に言うなら本気で治したいのなら行ってはいけない病院です。
結局火曜日に、小学5年の時から見ていただいている整体の先生にお願いしました。空手の指導員をされており、私の師匠でもあります。もうすぐ40歳になりますが開業当初は私がお世話になり、その後定期的に息子たちを診てもらっています。正直ヒビが入っていたらとか、靭帯などの損傷があったらと少し不安な所もありましたが、長男の強い希望でお願いしました。
開業から2~3年は触診で悪い部分を探していましたが、それ以後は仙骨に手を当てていると相手の悪い所が自分の体に移ってくるそうです。5分ほど仙骨に手を当ててから、今回は肩が外れかかっていると言うことでズレを取って、超音波で固まった筋肉をほぐし、伸びている所とのバランスを取りました。後は首と腰をほぐして終了です。
不思議なもので不安そうな元気の無かった顔が、明るくなってきました。
整体の先生と長男との信頼関係は私の理解を超えているようです。
その後は仕事で見ていなかったのですが、食事をして夕方には自転車屋さんへ行って、予備のロードレーサーの用意を始めたようです。
自転車屋さん曰く「前より気合がはいっていましたね~。いい表情していましたよ」元BMXの全日本チャンピオンの言葉でした。
CT・MRIを撮る前に7割がた回復したようです。
二日間何もできず、ひょっとしたら手術ということになったら、とか不安を抱えて過ごした事が、回復したことにより練習できる喜びに大きく変わって、モチベーションもアップしたようです。また、師匠ではありませんが、火曜日の全日本選抜で
三宅選手と石丸選手の岡山勢がワンツーを決めたことが更にいい刺激になったようです。特に優勝した三宅選手は練習に行きだした初対面の時に、挨拶をしなかったために説教を喰らったようですが、以降は道具を貸していただいたりマンツーマンで見ていただいたりと色々お世話になっているようです。お世話になっている選手が40歳を目前にしての初のGⅠレース制覇を映像で見たことは、長男のやる気に更に火をつけたようです。
水曜日から練習再開です。室内練習だけかと思いきや、5時起床の朝練から開始です。朝は体が固まっているのでハンドルを持つのもかなり苦しそうですが、走り出し体が温まるとスムーズに動き出しました。往復50kmの復路は全てハイペースでのペーサーです。
9時に二部目開始、今度は短距離のインターバルです。HRモニターを見ながら、脈拍が110以下で次のスタートをする設定にしました。
体がエネルギーを使いきり、筋肉がパワーを出せなくなると心拍数は逆に下がりだします。手を抜いても上がらないので、その辺りを見極めながらギリギリまで追い込みました。
昼寝後午後4時から三部目の室内練習開始です。
主に補強運動とローラーでのインターバルを行いました。
午前中に保険会社から物損に出せるお金の連絡がありました。フレームや使えないパーツを書き出し、合計すると56万の見積もり・・・・・自転車やさんも「こんなにおりる訳は無いから・・・」と笑いながら電話してきていましたし、私も「バラで計算すると高いな~」「まあ良い所30万前後じゃないですか」と言っていました。
が・・・・50万出ることになったようです。
保険会社の担当者もかなり頑張ったようです。頑張った人に対してこれ以上無理を言うのもアレなんで、「よく頑張ってくれました。」ねぎらいの言葉をかけました。担当者の方の「ありがとうございます!」喜んだ元気の良い声が返ってきたときは驚きました。
本人曰く、月曜日に電話で怒られ、病院に行った時は「正直言って怖かったです。青ゾリの坊主頭の息子さんと髭を生やされたお父さんとに睨まれた時は・・・・・」
私「別にやくざじゃないんですが・・・・・」(笑
担当者「病院の待合室(その時は30人位いた)を見たときにすぐわかりました」
道理で人相風体を何も言わずに声をかけてきたわけです(爆
そういえば込み合っている待合室の自分たちが座っている一角だけが空いています。長男はいいのですが、私はサービス業という仕事柄そのような雰囲気を辺りに撒き散らしてはいけません。
担当者「すぐ注文して練習にかかれるように、お金のほうは即振り込みます」
「対人の方もすぐしますので後の対応もよろしくお願いします」
日曜日の事故で水曜日に金額が決まることはまず無いそうです。お世話になっている自転車屋さんにも、2ヶ月放置状態の自転車が一台ありました。仕事柄事故の対応はよく目にするそうですが、ここまで早く金額が高かったのは初めてだそうです。
三部目の練習のときに事故の相手がお見舞いに来ました。本心はどう思ったかわかりませんが、痛みを堪えて追い込んでいる姿を見て、少し涙ぐみながら謝罪されました。独立して設備関係の仕事をされているようですが、本当にお金が無いのだろうと思います。「これだけしかないんです」恥ずかしそうに商品券を出した姿にちょっとこれ以上は攻められないなと・・・・・・。
保険会社の対応、加害者の対応が良かったので(あくまで自分の考えの中ですが)今日の診断書を書くときに、一つだけこちらもしてあげたことがあります。事故なので病院側はとにかく検査をしたがります。レントゲンなんて最初撮っているのにもかかわらず月曜日にまた撮ります。それも最初のレントゲンを持参しているのに・・・・(ーー;)
療養期間も3週間にしようか、4週間にしようか聞いてきます。そこで「かなり回復しているので2週間にして下さい」(15日を越えると免許の減点が増えます)
これ以上ゴネ得したところで悪銭身につかず、自分の運気も落としそうなのと、そうでなくてもあまり印象の良くない競輪が更に悪くなりそうです。
病院はどうもあの雰囲気が耐えられません。事実病院から帰ると肩や首周りが必ずコリます。長男も同じ気持ちです。
こんな会話も・・・・「検査室の周りの雰囲気何か変やろ・・・」「感じた?」
結局三つ病院にいきましたが、そのうちの一つはどうも気になる雰囲気があります。
今回は、後に響きそうな怪我も無かったし、長男の更なるモチベーションアップに繋がったと良い方向で考えて行こうと思っています。
ただ今まで頑張ってくれたロードレーサーは全く使い物にならなくなりました。前輪を外して車に積んでいる間に一気に金属のたわみが出たようでハンドルは固まり、ホイールもかなり振れていました。前輪を外した時に一気に出たようです。ワイヤー類もアウターが事故のショックで何ヶ所か裂けていました。
クロモリなら歪みを修正することも可能ですが、アルミの場合はどうしようもありません。
できれば整備して、固定ローラー専用車として余生を送らせてやろうと思っているのですが・・・・・。練習終了後、長男は乗れなくなったロードレーサーの汚れをふき取りに自転車屋へ出かけていきました。
Posted at 2008/12/11 18:51:08 | |
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