
自分は、今まで芸術というものに全く感動したことが無い。
小学校の時は、書道・絵画で市や県レベルまで作品は出たことはあるが、それは親や教師が誉めてくれるからやっていただけのこと。
ここ10年は、世界的なアスリートの活躍(車・バイクのレースも含め)や、自分の子どものレースに対して心動くことはあっても、音楽、絵画、書道などには一切無かった。
(まあアスリートの体もそれ自体がアートだが・・・・・・デブは除く)
少し前の話になるが、生まれて初めて音楽に感動したというより心を揺さぶられた。
2週間経つが、まだそうなのだからあえてブログに残しておこう。
友人から「
板橋文夫のライブがあるから来てくれん?」と言われ、板橋文夫????という感じで正直乗り気では無かった。なんせ、今までお付き合いで色々行ったが、自分には音楽を楽しむセンスが無いせいか、退屈以外の何者でもなかったからだ。
おまけに今回はお寺でするらしい。お寺でライブ?????
そこの住職さんは気さくな方で、本来お寺は人が集まるところと考えているようだ。
「うちの女房が行くなら行ってもいいよ」と返事をしてチケットを預かる。
(1人3500円なり)
女房は中・高校と吹奏楽なので、気に入れば行くと思うが、この話をすると、「ライブ・・・行く行く」と二つ返事で答えが返ってきた。自分は休みだが、女房は仕事が終わるのが17時、ライブが始まるのは18時、結局時間年休をとって15時で業務終了。待ち合わせしてステラでお出かけ。
(後で分かったことだが、3500円もするなら行かなかったらしい^_^;)
行き先は、山裾せまる東かがわ市の外れの宝光寺。

この辺りの道は、ロードの練習コースにしていたので、知っていたが、まさかあそこまで山の方に登っていくとは・・・・・・・・・。
練習コースから外れて上っていく。当然道はすれ違いができない。左右は田んぼか偶によその家・・・・・・・キャラバンでなくて良かった、と思う道。
(もし道が間違えてても、ステラなら家の庭で余裕で回せるが、キャラバンだと、まず怪しまれる)
そんな道の突き当たりにあるのが宝光寺。そこから先は墓場と山・・・・ええ雰囲気でてるわ~。
早い時間に到着して、こんなとこ来る人いるんかな・・・・・・・・いた~
本堂に入ると、既に10代の若者3人と自分と同年代が4、5名、さらに両親くらいの方が5、6名、中には車椅子の脚の不自由な方まで・・・・・・・・・・めちゃ年齢層が幅広い(@_@。
いったい、どんなコンサートが始まるんやろ?
事前に調べることも無く、JAZZが何かも知らず、集まっている人は近所の寄り合い見たいな感じで・・・・・自分の服装は下はジャージに上は寒そうだから、練習で着ていた冬用のバイクジャージ・・・・・・・・場所は古びたお寺の本堂、確かにピアノと、ベースとドラムはあるが・・・・・・・・その横には和太鼓が?????
まあお酒も飲めるらしいから、飲めるだけ、飲んでそのまま酔いつぶれてもいいかなっと、思っていた。
Posted at 2012/11/19 21:49:01 | |
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